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どうなる?2021年の忘年会:コスパ重視はオンライン派

どうなる?2021年の忘年会:コスパ重視はオンライン派
この記事で分かること

・コスパ重視はオンライン派
・忘年会意識調査から見えること
・忘年会文化の行き着く先は

おはーん、ペーパー先生です。

今年も残すところあと1ヶ月ほどになりました。

音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

新型コロナの新規感染者数は全国でも100人強と

かなり落ち着いてきており、飲食店も少しずつ活気を取り戻しつつあります。

そうした中で、忘年会シーズンへ突入しますが、

すでに予定が入ってきた人もいるのではないでしょうか。

対面では実に2年ぶりとなりますが、

これを「楽しみにしている方」「憂鬱な方」と

世の中は二分されているようです。

今日は「どうなる?2021年の忘年会」について取り上げます。

コスパ重視はオンライン派

マネーポストWEBにこのような記事が掲出されていました。

忘年会に誘われたことをきっかけにちょっとしたトラブルに発展した方の話です。

 実家で両親と同居する都内在住の会社員、拓也さん(仮名・33歳)は、忘年会に誘われたことがきっかけで、友人たちとトラブルになったことを話してくれた。

(中略)

 拓也さんはSNSを通じてオンライン飲み友作りをするほど、オンライン飲み会にハマっているという。様々な地域の仲間とオンライン上で交流したことで、視野も広がったそうだ。実母が作った料理をつまみ、ネット通販で安く購入した缶ビールを飲む生活の甲斐もあり、「貯金額は過去最高額に達した」と、拓也さんは鼻高々に語っていた。

 東京で緊急事態宣言が解除となった頃、学生時代の友人たちから「久しぶりに居酒屋で忘年会しよう!」とグループチャットで誘われたそうだ。しかし、拓也さんは嬉しいよりも気が重いほうが大きかったという。

「自宅で飲むほうがコスパ良いことに気づいてから、正直、居酒屋で飲む魅力を感じなくなってしまいました。缶ビールなら300円も出せば買えますが、居酒屋なら1杯500円はしますよね? 会話したければオンラインで良いと思っています。それと、我が家には身体の弱い両親もいますので、密になりやすい環境は心配になります……」

【出典】友人からは「お金に困ってるの?」コスパ重視の生活を否定された30代男性の憤慨(マネーポストWEB)
2021年11月20日 19:00

先生自身は、オンライン朝活・夜活を頻繁に行っています。

以前にこちらの回でも取り上げたことがありました。

家計の見える化は転職活動でも役に立つ
家計の見える化は転職活動でも役に立つ以前に職場で同僚だった知人が転職活動を進めています。新しいチャレンジをするためには条件もあります。それはご家族の将来資産が成り立つ前提であるということ。独り身でかつ若ければそんな計算なくどんどんチャレンジするのも良いかもしれませんが、扶養家族がいる方はそうもいきませんね。...

一方で、オンライン飲み会は結局1度もやりませんでした。

世の中的にも、そこまで流行らなかった印象があります。

おうち時間は、家族や自分自身のために使う。

結果的にそうした結論に落ち着いたということなのでしょう。

さて、忘年会。

皆さんはどちら側でしょうか?

・久しぶりに対面で盛り上がりたい!
・面倒くさいから声をかけないでほしい。

コロナのあるなしに関わらず、

飲み会は好き嫌いが分かれるイベントですよね。

メンバーにもよる、ということもあるかもしれませんし、

割り勘の不公平感が拭えないなんて声があるのも事実です。

コロナ禍を経て分かったことと言えば、

「飲み会はコスパが悪い」

という事実が表面化したことなんだと思います。

忘年会はすでにお付き合いのあるメンバー、例えば職場の同僚などが

参加者の中心であり、人脈を広げるような用途にはなりません。

どういった職業・職種・役職のレイヤーかによりコストはまちまちですが、

一般的な飲み会の費用は2時間で5,000円前後といったところでしょう。

この5,000円分の価値を忘年会に見出せるのかどうかがポイントになりそうです。

忘年会意識調査から見えること

Job総研は15日、「2021年 忘年会意識調査」の結果を公開しました。

全国の社会人男女575人を対象に、忘年会の実施率や開催に対する

賛否などについて尋ね、結果をまとめたものです。

<調査概要>
調査対象者:全国 / 男女 / 20〜69歳
調査条件:1年以内〜10年以上勤務している社会人 / 20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2021年11月5日~11月9日
サンプル数:575人
調査方法:インターネット調査

<調査サマリー>
・全体の87.1%が現勤務先で今年の忘年会は実施なしと回答
・2019年の忘年会実施率65.5%と比較して2021年は53.4%減少し2020年からはほぼ横ばい
・勤務先以外での忘年会実施の有無については68.0%が実施なしと回答
・全体の49.2%が今年の忘年会実施について反対派を回答し、年代が上がるほど反対派が多い
・反対派の理由として最多回答は「コロナ感染を警戒」、賛成派は社内コミュニケーション重視

<今年勤務先で忘年会が開催されますか?>
はい 12.9%
いいえ 87.1%

<今年の忘年会実施の賛否>
賛成 8.5%
やや賛成 22.2%
反対 22.4%
やや反対 26.8%
どちらでもない 20.0%

<今年何回忘年会に参加予定ですか?>
1回 46.0%
2〜3回 44.0%
4〜5回 8.0%
5回以上 2%

<今年の忘年会の開催規模は?>
10人未満 38%
10〜20人 30%
20〜40人 16%
40〜60人 4%
60〜80人 6%
100人以上 4%

<今年の忘年会はどこで開催されますか?>
オンライン 40%
飲食店 50%
オフィス 6%
家 2%

【出典】Job総研 「2021年 忘年会意識調査」報告資料(Laibo)
公開日:2021/11/15

さいごに

おじさん世代が忘年会を待望しているのかと思いきや、

若者世代の方が支持が高いというのは興味深いですね。

いづれにしても、職場での忘年会文化は未だ根強いことが分かります。

先生は、この3年ほどお酒を飲んでいませんし、

コロナ禍以降、飲食店での食事も控えてきましたから、

今更ながら忘年会へは行く気になれませんね😅

5,000円も払って、2時間以上拘束されるんだったら、

自宅(というかホテルの部屋)でゆっくり本や映画を見て過ごしたいです。

あと、食事に行くのであれば、行く相手は自分で選びたいし、

多くても3人ぐらいで、ゆっくりした時間を過ごしたいかな。

この辺りは年齢や価値観が大いに影響しそうですが、

皆さんはどうお考えでしょうか?

では、ごきげんよう。

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今日のまとめ

激変した世の中に対して、忘年会はそこまで変化せず。

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