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2021年9月の収支・運用状況

2021年9月の収支・運用状況
この記事で分かること

・先生の家計収支。
・先生の運用状況。
・先生の資産運用観。

おはーん、ペーパー先生です。

10月に入り、今年も残り3か月になりました。

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関東地方では涼しい日と日差しの強い日が交差し、

着るものにかなり悩ましい時期となりました。

季節の変わり目、体調管理には気を付けていきたいですね。

さて、編成の関係でアップが遅れましたが、

9月の収支・運用状況を紹介していきたいと思います。

2021年9月の主な出来事

まずは、9月の主な出来事からです。

01日 🇺🇸アップルが書籍や音楽、動画アプリの決済ルール緩和を発表。
03日 🇯🇵菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明。
05日 🇯🇵全878種目で行われた東京パラリンピックが閉会。
07日 🇦🇫アフガニスタンを掌握したタリバンが暫定政権の主要閣僚を発表。
10日 🇺🇸エピックによるアップルへの訴訟で独占認定をしない一審判決。
11日 🇺🇸米同時多発テロ事件の発生から20年。
13日 🇯🇵東京、大阪など19都道府県で30日まで緊急事態宣言を延長。
13日 🇯🇵新型コロナワクチンを2回打ち終えた人の割合が5割を超える。
14日 🇯🇵日経平均株価が1990年8月以来31年ぶりの高値を付ける。
16日 🇨🇳中国が環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を正式に申請。
17日 🇯🇵自民党総裁選が告示され、河野氏、高市氏、岸田氏、野田氏が立候補。
17日 🇯🇵政府は新型コロナワクチン接種証明書をスマホで即発行すると公表。
20日 🇨🇳中国恒大集団の資金繰り不安から世界の金融市場でリスク回避の動き広まる。
21日 🇯🇵障害が多発するみずほ銀行のシステム管理を金融庁が行うとの報道。
22日 🇹🇼台湾当局がTPPへの加盟を正式に申請したことを明らかに。
25日 🇯🇵🇺🇸🇦🇺🇮🇳日本、米国、オーストラリア、インドによる初の対面での首脳会議。
29日 🇯🇵自民党総裁選が投開票され、新総裁に岸田氏が選出。
30日 🇯🇵世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2021オンライン」開幕。

9月に入って突然飛び込んできた話題は、菅首相の事実上の退陣表明でした。

不出馬を表明した午後から、日経平均株価は上げ幅を拡大、3万円台を回復。

各国の指数と比べて1人負けしていた日本株上昇のきっかけにもなったわけです。

この辺りについてはこちらの記事でも取り上げています。

菅総理がもっとも堪えただろうと思うのは日経平均が急上昇したこと
菅総理がもっとも堪えただろうと思うのは日経平均が急上昇したこと皆さんは他人からの評価って気にしますか?先生は、自分と他人との比較はまったくしないのですが、周囲からの評価についてはそれなりに気にします。特に、好き・嫌いのような定性的なものではなく、定量的に出される評価はやはり気になるものです。例えば、仕事で言うと給与や賞与などがそれにあたります。人によっては、SNSでのフォロワー数、投稿に対する「いいね」の数なども気にしているケースがあるかもしれません。...

あとはTPPを巡る各地域のけん制合戦も興味深いところです。

TPPとは

日本やオーストラリア、ベトナムなど11カ国が参加する多国間の通商協定。2018年12月に発効した。多くの物品で関税を撤廃し、電子商取引や知的財産などの幅広い分野でルールを定める。特にデータを巡っては、流通の透明性や公平性を確保する原則を定めている。多くの自由貿易協定(FTA)が盛り込めなかったもので「TPPスタンダード」と呼ばれる高水準の内容になっている。発足国以外で加盟申請があったのは英国に続き中国が2カ国目。今後、加盟国による閣僚級会合「TPP委員会」を開き、中国の加盟手続き開始の可否を決める。既に加盟交渉中の英国に求めているように、現行のTPPのルールの受け入れを中国にも求める。

【出典】TPPとは データ巡り厳しいルール(日経電子版)
2021年9月18日 2:00

アジア地域で主導権を握りたい中国、それよりも先に滑り込みたい台湾、

加盟はしていないものの中国の動きが気になるアメリカ、

すでに加盟している11の地域それぞれの温度差。

なんだかちょっとした恋愛ドラマのようですよね(笑)

2018年12月の発効当時は、アメリカが離脱して求心力が失われた中、

日本が取りまとめの中心を担いました。

また、今年の議長国がたまたま日本であることなどもあり、

TPP、引いては世界経済の行方を占う上で、日本が重要な立場となっています。

経済的にはかつての輝きや勢いを失った日本。

一方で、クワッド(日本、アメリカ、オーストラリア、インド)もそうですが、

地理的な観点で、世界における重要性はまだまだ健在と言えますね。

2021年9月の収支状況

まずは収支です。

収入:+517,777円
支出:▲338,199円

差引:+179,578円

9月の貯蓄率は34.68%となりました。

65%前後で推移していたこれまでと比べ、かなり下ぶれしており、

支出の内訳を見てみることにします。

収入の内訳

・給与収入(+397,147円)
・家賃収入(+120,630円)

支出の内訳

・食費(▲63,274円)
・宿泊費(▲124,638円)
・住宅ローン返済(▲86,720円)
・管理費(▲13,920円)
・携帯電話(▲1,483円)
・サーバー(▲11,380円)
・交通費(▲500円)
・日経電子版(▲4,277円)
・クリーニング(▲5,570円)
・歯科医院(▲2,656円)
・フロス(▲767円)
・ブラジリアンワックス(▲7,680円)
・FP2級受験(▲8,816円)
・父の日プレゼント(▲3,900円)
・電卓購入(▲2,178円)
・振込手数料(▲440円)

食費が通常より1万円以上多くなっており、これは先生がこのところ食欲旺盛だからです(笑)

また、スポット支出もそれなりに発生していますね。

年間サーバー代や歯のクリーニング、VIO脱毛にプレゼント、

そして資格試験の関連費用などです。

なお、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級(FP2級)受験の話題はこちらで紹介をしています。

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2021年9月の運用状況

次は運用状況です。

2021年9月の運用状況

金融資産額は

前月末比で▲186,621円(▲0.6%)
前年12月末対比で+2,456,845円(+7.9%)

となりました。

買付は以下の通りです。

<全世界株投信>
買付:300,000円(うち3万円はつみたてNISA)

<暗号資産>
買付:4,800,000円

各資産の割合であるアセットアロケーションは以下の通りです。

2021年9月のアセットアロケーション

9月は相場全体が軟調に推移した影響で、金融資産額も微減しました。

アメリカ3指数の状況は以下の通りです。

こうやってみると、相場がパッとしない中でも

先生のポートフォリオは底堅く耐え凌いだという見方もできます。

先月までは金融資産の1/4を現金保有し暴落時に備えていましたが、

その一部をビットコインの直接保有に充てました。

先ほどの運用状況にもある通り、全世界株投信1本で運用はかなり安定しています。

そのため月30万円の積立を継続しつつ、

株式以外のアセットクラスでリスクも取りに行くことにしました。

ではなぜこの時期かというと、ビットコインは9月に弱いからです。

これは過去6年間の状況からも有名なアノマリーですが、

今年の9月相場も例に漏れず▲10.3%となっています。

一転、10月・12月と年末にかけて強い傾向があるんですね。

通過としての普及はイメージしずらい部分がありますが、

デジタルゴールドとしての位置付けは、今後も揺るがないだろうということで、

先生は1BTCを握りしめたまま、買い増しはせず保有を続けようと思います。

供給不足に陥っているビットコインの今後
供給不足に陥っているビットコインの今後代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)価格が400万円台前半まで下落後、金利上昇に伴うグロース株の急落で失速した株式市場を横目に、3月に入ってから息を吹き返していますね。今年に入ってからの上昇相場を作ったのは紛れもなくイーロン・マスク氏だったと言えますが、今日は、需給状況をおさらいしながら、今後ビットコインの購入や活用に動きそうな企業をやわらか紹介します。...

まとめ

先日このようなツイートをしました。

10月以降の相場は、ここの記載している点などを飲み込みながら

どう動いていくのかは、なかなか予想がつきません。

バブルというのは、日本のバブル崩壊やリーマンショックでも不動産がトリガーになりました。

中国恒大集団が33兆円にものぼる巨額な負債を抱えている問題について、

FRBや日銀はそれぞれ、「あくまで個社、中国国内での問題」という認識を示していますが、

前例のない金融緩和が生み出した1つの事象が、高騰する不動産ですから、

その歪みを上手く抑え込んで落ち着かせられるのかどうか、中国当局の手腕にも注目ですね。

もちろん、我々個人投資家も、対岸の火事ではないという認識をしっかり持っておきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

何かとアジアが騒がしい今年の9月。

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