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年収1,000万円を達成できた5つの理由

年収1,000万円を達成できた5つの理由
この記事で分かること

・人生50年計画について
・1,000万円プレイヤーを目指す
・運を引き寄せる嗅覚

おはーん、ペーパー先生です。

ソフトバンクグループの孫正義さんが19歳の時に立てた

人生50年計画をご存じでしょうか。

・20代で名乗りを上げる。
・30代で軍資金を最低で1,000億円貯める。
・40代でひと勝負する。
・50代で事業を完成させる。
・60代で事業を後継者に引き継ぐ。

有名ですので記事などで目にされたことがある方も多いかもしれません。

では、これ。実際にどうだったかというと、

・20代で名乗りを上げる。
→シャープに自動翻訳機を売り込み資金1億円を得る。福岡県で日本ソフトバンクを設立。

30代で軍資金を最低で1,000億円貯める。
→株式を店頭公開。創業間もない米ヤフーに出資。

・40代でひと勝負する。
→東証1部上場。ヤフーBB開始。日本テレコム買収。ボーダフォン買収。プロ野球参入。

・50代で事業を完成させる。
→日本での「iPhone」発売権をアップルから獲得。スプリントやアームを買収。

60代で事業を後継者に引き継ぐ。
→いまココ。

孫さんは1957年8月11日生まれで現在64歳。

まさに総仕上げの真っただ中というわけです。

ここまで壮大な計画ではありませんが、

ぼくも40代までの計画というのを社会人になった頃に立てたことがありました。

・20代でデザイナーとして一旗揚げる。
・30代で1,000万円プレイヤーになる。
・40代で大学教授として後進を育てる。

結果どうだったかというと、

・20代でデザイナーとして一旗揚げる。
→27歳で世界累計販売本数400万本超の製品に参加する。

・30代で1,000万円プレイヤーになる。
→38歳で年収1,000万円となる。

・40代で大学教授として後進を育てる。
→いまココ。

なぜ40代までだったかというと、

・人生80年だと捉えた時に40代というのは折り返しにあたるため。
・孫さんほど視座が高くなかったから。

純粋にこの2点です。

つまり第二の人生を大学教授として歩もう!とまでは考えたのに、

その先は人を育てる以外未定、というあたりが、

なんともぼくという人物の器の狭さを感じさせます。

さて、そんな今日は年収1,000万円を達成できた5つの理由について

紹介していこうと思います。

年収1,000万円を達成できた5つの理由

国税庁の民間給与実態調査統計では、

2020年の平均年収は433万円となっていることもあり、

1,000万円達成というのは、高収入会社員の1つの基準でもあります。

ちなみに「業界動向サーチ」によるとぼくが所属するIT業界の平均年収は624万円。

190業界中87位ということで、そこそこ恵まれた環境であることも分かります。

なお、一般的に「年収」とは、社会保険料や源泉所得税、

その他の控除(住民税や積立金など)が引かれる前の「総支給額」を指します。

源泉徴収票では「支給額」欄に書かれた金額が総支給額ですね。

ぼくは2016年に初めて年収が1,094万円となり、

ギリギリ30代のうちに1,000万円プレイヤーを達成したわけです。

では、「年収1,000万円を達成できた5つの理由こと」を紹介していきましょう。

①仕事での成果

入り口としてはまず成果ですね。会社での成果というのは大きく2種類あると思います。1つは明確に担当した製品が業績貢献すること。2つめは組織力を向上する取り組みで貢献をすること。つまり直接か間接か、ということです。どちらが良い悪いではありませんが、直接貢献の場合は一過性になりがちですが、間接貢献の場合はその効果が継続的です。時間が経てば経つほどジワジワと業績インパクトが広がることになります。ぼくの場合はたまたま両方を行うことができたことで年収額を前年比で200万円ほどアップすることに成功しました。

②業界選びの目利き

就職活動を開始した段階から、年収1,000万円までの戦いは始まっています。当たり前ですが、斜陽産業であれば年収を上げていくことは難しいですから、しっかり業界が儲かる、会社も好業績、社員も高待遇。こういうサイクルに飛び込む方が年収アップの近道です。もちろん、いまは業種として立ち上がる前だが、将来的には大きく成長が見込まれる。そういうところに早期から飛び込むと、大きな果実を得ることができます。この考え方は株式投資における銘柄選びとも通じる部分があります。ぼくは2000年前後から携帯電話を活用したサービスに目をつけてきましたので、結果オーライというわけです。

③ユニークなスキルセット

デザイナーがぼくの社会人最初の職種でした。ただ、最初に入社したのが社員5名程度のベンチャー企業だったこともあり、それはお茶汲みからポスター作成、イベント企画や企業取材など、あらゆることをやらされました。当時はただのアップル信者でMacさえいじれればそれで良い、みたいな内向きな自分のスキルセットを、その後格段と広げていくきっかけになったわけです。「若いうちの苦労は買ってでもしろ」というのは本当にその通り。Googleの検索窓に保有スキルを複数入力していくと、当たり前ですがワード数が増えれば検索結果も少なくなります。まさにこれが需給を表しており、ユニーク人材の希少性の縮図というわけです。

④周囲の人のおかげ

ここまで紹介したものは、比較的自分自身でコントロールができる部分でもあります。ただ、会社員をしていれば、結局一緒に働く仲間がいて、自分を評価する上司もいる。こういう環境にも恵まれなければ年収アップには繋がりません。ぼくは「このあたりのビジネスが盛り上がりそうだな」というアンテナはありましたので、以前にその取り組みが行える部署への異動を自ら申し出たことがありました。この異動がいまの自分のステップアップの大きな原動力となりました。上司にも周囲にも恵まれたということです。組織で結果を出すというのは1人だけでは限界があります。そういう意味では周囲に日々感謝です。

⑤目標設定されていた

最後はやはりここに行き着きます。先ほど触れた通り、「ぼくは1,000万円プレイヤーになる!」と、海賊王を目指すルフィのごとく声高に周囲にも話をしていました。このように設定を意識する、宣言することは、確実のその後の歩みに影響を及ぼします。日々の取捨選択で、無意識のうちに1,000万円に近づく選択をしようとするからです。ぼくの場合は、部署異動を願い出たのも、業界・会社選びも、その前提があって動いてきました。まぁ、今となればなぜ「年収1億円」という設定にしなかったのかが悔やまれるところですが、これもまた人生(笑)

さいごに

今日は「年収1,000万円を達成できた5つの理由」を

紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

人によっていろいろな達成プロセスがあると思いますが、

一方で、紹介した5つというのは、高年収会社員の共通項とも言えます。

ぼくの場合は「たまたま」の部分もあるかもしれませんが、

運を引き寄せる嗅覚のようなものも、実力のうちであるならば、

やはり実力でもぎ取った年収1,000万円、と胸を張っても良いのかもしれません。

いま就職活動をされている方、もしくは年収アップのために転職活動をされている方、

そうした皆さんの参考に少しでもなれば嬉しいです。

では、ごきげんよう。

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なお年収1,000万円ではそこまで裕福にはなれない。

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