・FIRE達成に必要なのは大きな投資原資
・職種別モデル年収平均ランキング
・投資原資を大きくするために選ぶべき職種
おはーん、ペーパー先生です。
以前に、 経済的に自立した早期退職「FIRE」(Financial Independence, Retire Early)について紹介しました。
この数年でSNS上でもFIRE達成を報告し、その後は悠々自適に暮らしている方が
少しずつ出始めていますね。
ついに、ついに、7年半毎日思い描いていたセミリタイアを実現しました。振り返れば、労苦ありとも実り多きサラリーマン人生でした。愛すべき豚舎を含め、全てに感謝です。
【念願】30歳で本当にセミリタイアしました。【FIRE】 https://t.co/uvR6aKuC8C
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) October 18, 2019
30歳で7,000万円を貯められてFIREを達成した
三菱サラリーマンこと穂高唯希さん。
30代男性の既婚者で、慶応大学卒。
三菱系企業に就職し年収1,000万円越え。
年間200万円ほどの倹約生活を送り、給与の8割を貯蓄。
高配当株で運用を続け、見事入社から7年半後の2019年10月19日にFIRE宣言されました。
これはたまたまそうなったのではなく、
①高年収企業に就職する。
②倹約生活を送る。
③投資を続ける。
簡単に言うとこれらをやり切って達成しており、
最初からゴールが明確だったんですね。
以前、このブログでも紹介した通り、
③を効果的に回していくためには、より大きい原資が必要です。
そのため会社員がFIREにたどり着くためには①が大事になるわけです。
逆に言えばここを達成できれば、FIREへの道はぐぐっと近くなるということで、
今日は、目指せ1,000万円プレイヤーへの道ということで、業種別平均年収ランキングをやわらか紹介します。
職種別モデル年収平均ランキング
マイナビさんが運営する転職者向けの求人情報サイト「マイナビ転職」が
職種別モデル年収平均ランキングを発表しています。
調査データ全体の平均年収額は約534万円となっていますが、
果たして1,000万円プレイヤーへの道はどの程度あるのでしょうか。
<調査内容>
期間:2019年4月1日〜2020年3月31日
概要:「マイナビ転職」に掲載された求人のモデル年収例から平均値を算出し、営業や事務、エンジニアなどの全312職種をランキング化。
<2020年版 職種別モデル年収平均ランキング>
※職種横の記載は「マイナビ転職」上の分類
1位
システムアナリスト/ITエンジニア
1,609万円
2位
コンサルタント(経営戦略)/コンサルタント・金融・不動産専門職
1,444万円
3位
アセットマネジャー/コンサルタント・金融・不動産専門職
1,100万円
4位
情報アーキテクト・UI/UXデザイナー/WEB・インターネット・ゲーム
1,000万円
5位
ITアーキテクト/ITエンジニア
975万円
6位
不動産営業/コンサルタント・金融・不動産専門職
952万円
7位
システムコンサルタント(業務系)/ITエンジニア
932万円
8位
金融営業(個人)・リテール・FP/コンサルタント・金融・不動産専門職
918万円
9位
基礎研究/医薬・食品・化学・素材
900万円
10位
用地仕入/コンサルタント・金融・不動産専門職
867万円
さいごに
「システムアナリスト」の1位は4年連続だそうです。
分類でいくと「コンサルタント・金融・不動産専門職」「ITエンジニア」が
ランキングをほぼ独占しています。
本ランキングは1度目の緊急事態宣言前の集計ではありますが、
いづれの職業も大きくビジネス影響を受けていない分野であることから、
投資原資を大きくするために選ぶべき職種は、この辺りだと言えそうですね。
FIREに関するやわらか解説については、こちらをどうぞ。
では、ごきげんよう。
金融・不動産・IT業界は鉄板。