・米国株インデックスの年間上昇率
・考え得る億り人への一番の近道
・「コツコツたんたん中長期」の姿勢
おはーん、ペーパー先生です。
資産運用で純資産1億円を目指す。
資産運用にはその人自身のステージや目的に応じて様々。
必ずしも1億円にこだわる必要はありませんが、
個人投資家の通過点として、何故なのか魅力のある数字ですよね。
先生自身もまだ3合目を過ぎたあたりです。
今日はそんな億り人になるための近道があるのかをやわらか解説します。
米国株インデックスの年間上昇率
2020年の米国株インデックスの年間上昇率は、
・ダウ平均株価 → 約7%高
・S&P 500 → 16%高
・ナスダック総合指数 → 43%高
ETFや投資信託で人気の高いS&P 500は、
3月下旬に付けた安値からみると実に66%強上昇しており、とにかく力強い伸びを見せました。
仮にS&P 500インデックスファンドを年初から運用していた場合、
<1万円の運用なら>
+1,600円
<100万円の運用なら>
+160,000円
<1億円の運用なら>
+16,000,000円
含み益はこのようになります。
投資原資の大きさが運用額を伸ばしていくのに重要だということが良く分かります。
考え得る億り人への一番の近道
会社員をしている先生が考える億り人への一番の近道は、
①支出を減らす。
②収入を増やす。
③投資原資を増やす。
このステップだと考えます。
ここまではサラリーマン投資家だろうと専業投資家だろうとあまり変わらないのではないでしょうか。
「①支出を減らす」についてはこちらが参考になると思います。
「②収入を増やす」ためには、
(A)稼ぐ先を広げる。(=副業・兼業をする。)
(B)稼ぐ力を高める。(=給料を上げる。)
のいづれかです。
まず「(A)稼ぐ先を広げる」についてですが、
副業している人の割合はその人の本業の業種ごとに異なるという興味深い結果を厚生労働省が公表しています。
【出典】みずほ、副業で武者修行 リスクと利点てんびんに(日経電子版)
2021年1月4日 5:00 [有料会員限定]
金融機関や情報通信でその割合が低いのは、
業務で扱うセキュリティなどのリスク観点から、副業が解禁されていないケースが多いためだそうです。
先生の勤める会社も同様で、副業は認められていません。
つまりそういう方々は今いる会社で年収を上げていくことが、
一番手っ取り早く投資原資を作れるわけです。
では「(B)稼ぐ力を高める」にはどうすればよいか。
それは自己投資です。
「コツコツ・たんたん・中長期」の姿勢
手軽に始める自己投資についてはこちらが参考になると思います。
先生も昨年増えたおうち時間を使って、マネーリテラシーやマネジメントなど、
幅広い分野でインプットを増やしてきました。
優良な学習教材はYouTubeやブログなどから手軽に入手できる良い時代です。
一方、仕事で給料を上げていく場合1つ注意が必要です。
コロナ禍で業界の明暗が分かれているからです。
身を置かれている業界によっては、そもそも給料の上昇が望めず、
思い切って転職を検討した方が良い場合も考えられるわけです。
その場合、まずは転職エージェントに市場概況などをヒアリングするというのがオススメです。
こちらが参考になると思います。
さいごに
色々と考察を進めて参りましたが、
投資原資を増やし堅実な投資をしていれば、複利効果で資産は必然的に増えていきます。
先生の資産運用額は昨年12月末比で67.7%増加しましたが、
年間の運用利回りは15%ほど。
増加の多くは生活防衛資金を除く給料のほぼ全額を投資原資に回したことによるものです。
もちろん年間を通じてこの原資を増やしていなければ利回りも下がっていました。
このことからも億り人を目指すには、稼ぐ力をフル活用する方が運用だけで資産を伸ばすよりも
確実性が高いことがお分かりいただけると思います。
先生のモットーは「コツコツたんたん中長期」。
焦らず腰を据えて粘り強く取り組んでいく姿勢が大事になってきますね。
投資は自己責任でね。
では、ごきげんよう。
近道はないが確度を高める道ならあった。