・先生の家計収支。
・先生の運用状況。
・先生の相場展望。
おはーん、ペーパー先生です。
ゴールデンウィークに入りましたが、各地で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出され、
去年に続いておうち時間をどう有意義に過ごすかという悩ましい連休になりました。
先生はこうした生活が数年は続くと考えていましたので、そこに驚きはないのですが、
想定外だったのはワクチンの登場が驚くべき速さだったのに、
それを超えるスピードで変異株が猛威を奮っていることです。
人類と感染症の戦いは紀元前3500年から始まったとされます。
テクノロジーという武器を得た人類。
果たして新型コロナとの戦いはどのような結末を迎えるのでしょうか。
本日は4月終了時点の単月収支と運用状況を紹介していきます。
2021年4月の主な出来事
まずは、どのような1ヶ月だったかを振り返りましょう。
・11日、男子ゴルフの松山英樹氏がマスターズトーナメント日本人制覇。
・14日、米国最大規模の暗号資産(仮想通貨)交換所コインベースが上場。
・20日、米アップルが自社開発チップ「M1」搭載製品を拡大すると発表。
・21日、カナダ銀行(中央銀行)は国債の購入を減額することを決定。
・22日、バイデン米大統領が各国首脳を招いて気候変動サミットを開催。
・22日、バイデン米政権が富裕層に対しキャピタルゲイン課税の増税方針。
・23日、インド政府は新型コロナ新規感染者が24時間で33万人以上と発表。
・25日、東京/大阪/兵庫/京都の4都府県で5月11日まで緊急事態宣言。
・27日、日銀は金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定。
・27日、野村HDはアルケゴスに絡む損失額で約28.7億ドルの計上を発表。
・28日、バイデン米政権が新たな経済政策構想「米国家族計画」を公表。
・28日、FRBはFOMCでゼロ金利政策と量的緩和政策の維持を決定。
・3月の米国消費者物価指数、輸入物価指数それぞれで上昇ペースが加速。
・3月の米国小売売上高(前月比9.8%増)も市場予想を大きく上回る。
・米国株式市場の主要3指数は金利上昇一服もあり最高値圏で推移。
・米10年国債は月末にかけて上昇(利回りは低下)し1.6%台前後。
・国内株式市場は新型コロナ感染再拡大の警戒感が強まり月後半に下落。
・日本10年国債は米長期金利の低下を受けて上昇(利回りは低下)。
・ドル円は約3週間ぶりの水準となる108円台後半まで下落基調。
・ビットコイン価格が1カ月半ぶりに一時5万ドルを割り込む。
4月はこれと言って大きな話題はなかった印象です。
近年、地球環境に対する取り組みが世界各国で目立ち始めていますが、
その象徴が先日バイデン大統領が主催した気候変動サミットでした。
野心的な目標を掲げる先進国と、それどころではない新興国との間で、
取り組む姿勢にかなりの温度差があります。
対立が続く米中両国にとっては、唯一手を握れる分野だと思われていましたが、
ここでもかなり溝がある印象を強く残しました。
詳しくはこちらでまとめていますので、よろしければどうぞ。
2021年4月の収支
まずは収支です。
収入:404,007円
支出:724,090円
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差引:▲320,083円
孫さん風に言うと4月は「真っ赤っかの大赤字」です。
先生は3月からマンションを出て、ホテル暮らしに移行しました。
詳しくはこちらでまとめてあります。
部屋の不用品廃棄費用や、一部荷物を実家へ送る配送費用、
部屋の入居整備工事費用などが発生しており、大幅な単月赤字となっています。
なおマンションは持ち家で、今月から賃貸契約が始まります。
概算ですが月のキャッシュフローは以下の通りです。
収入(賃料):128,000円
支出(委託手数料):6,400円
支出(管理費):13,920円
支出(地震保険):518円
支出(火災保険):63円
支出(税金概算):7,292円
支出(住宅ローン):86,720円
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差引:13,087円
住宅ローン完済までの期間は、年15万円ほどが利益になります。
前述のマンション退去に伴う諸費用で20万程度かかってますから、初年度は赤字ですね。
人生における住居費ってほんとお金がかかります。
これまで自身でマンションに住んでいたときは、住宅ローン+管理費でおよそ月10万円。
現在のホテル宿泊費用はおよそ月12万円。
ここをどの程度抑えていけるかが腕の見せ所になりますね。
なお、今回は投資用物件ではありませんが参考までに利回りを計算してみたところ、実質利回りは3.77%となりました。
しかしまぁ、諸先輩方が常々言われていたことですが、
ハードアセットは契約だ何だでめちゃくちゃ手間がかかります!笑
2021年4月の運用状況
次は運用状況です。
資産運用額は前月末比で2,180,825円増(6.6%増)となりました。
年初から一進一退という感じです。
23日の米国株式市場は、キャピタルゲイン課税の引き上げが、報じられたほどの上げ幅にはならないとの見方が広がったほか、対象投資家の保有株式が市場に占める比率は小さく影響も限定的と考えられることから、買いの勢いが戻りましたね。前日あれだけ緊張感が高まったのにこれ。一喜一憂する必要なし。 https://t.co/RTGK5cAcxY
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) April 23, 2021
細かい動きは気にせず「コツコツ・たんたん・中長期」、いつも冷静でありたいと思います。
続いては積み立て状況です。
<米国株投信>
買付:33,000円
<新興国株投信>
買付:33,000円
<日本株投信>
買付:33,000円(つみたてNISA)
<暗号資産>
買付:33,000円
各資産の割合であるアセットアロケーションは以下の通りです。
まとめ
先月13日、東南アジアの配車アプリ大手グラブさんが、SPAC(特別買収目的会社)の
アルティメーター・グロースとの合併を通じて年内に米国への上場をすると発表しました。
SPACについてはこちらで詳しく解説をしています。
新興企業が地元の証券取引所を通り越して米国を目指す流れは今後も続くのでしょうが、
これは米国外の証券取引所が、存在意義をどう打ち出していくのかを問われている事案とも受け取れます。
今後、淘汰が始まっていくかもしれませんね。
世界主要株式市場について紹介した記事も参考にしていただければと思います。
では、ごきげんよう。
どんな場面でも慌てず驚かず、スマブラ同様ステージにしがみ続けることが大事。