・先生の家計収支。
・先生の運用状況。
・先生の相場展望。
おはーん、ペーパー先生です。
関東地方では梅雨入りをして、毎日湿度の高い日々が続いています。
会社勤めの先生としては、平日の雨は正直鬱陶しさを感じますが、
ホテルでブログ書いたり、YouTube見たりと、ゆっくりしてる時は、
外が雨の方がなんだかリラックスできる感じがあるんですよね。
雨音がそうさせるのか、もしくは世の中をシャワーのようにきれいに洗い流してくれているような印象を持つからなのか。
皆さんは梅雨の時期をどうお過ごしでしょうか。
さて、本日は6月終了時点の単月収支と運用状況をやわらか紹介していきます。
このブログの内容はこちらの動画でも解説しています。
2021年6月の主な出来事
まずは、どのような1ヶ月だったかを振り返りましょう。
・1日 トヨタ自動車の株価が30兆7472億円に達し約14年3カ月ぶりに最高。
・2日 任天堂が宇治小倉工場を改装し資料館を23年度に開業と発表。
・4日 G7財務相会合が開幕しデジタル人民元へのけん制を強める。
・4日 ディズニーランド・リゾートに「アベンジャーズ・キャンパス」開業。
・6日 陸上の布勢スプリントの男子100メートル決勝で山県亮太が9秒95の日本新。
・7日 FDAがエーザイと米バイオジェンが共同開発するアルツハイマー治療薬を承認。
・8日 コンテンツ配信網ファストリーの障害で世界規模のシステム障害が発生。
・8日 中米エルサルバドルの議会でビットコインを法定通貨にする法案を可決。
・9日 料理宅配で米最大手のドアダッシュが日本市場に参入し仙台市からスタート。
・11日 G7サミットが対面では2年ぶりにイギリス南西部のコーンウォールで開幕。
・11日 日産自動車が「スカイライン」などセダン新型車の開発中止を明らかに。
・12日 世界最大級のゲームの見本市「E3」がオンラインで開幕。
・13日 G7閉幕。首脳の共同宣言で台湾海峡に関する文言が史上初めて盛り込まれる。
・16日 FRBはFOMCで経済回復と物価上昇を受け23年中にゼロ金利政策解除の方針。
・18日 日銀は金融政策決定会合で新型コロナ対応の支援策期限を延長決定。
・18日 尾身茂氏ら専門家有志が新型コロナ対応に関し五輪組織委に提言。
・18日 長期金利の上昇懸念が一服したことで高成長株に再び資金が流入。
・21日 ビットコイン価格下落に伴い東京株式市場でネクソン株が年初来安値を更新。
・23日 トウモロコシの国際価格が一時小麦価格を7年10カ月ぶりに上回る。
・24日 ナスダック総合指数とS&P500種指数が最高値を更新しハイテク株に資金回帰。
・24日 マイクロソフトの時価総額が終値ベースで初めて2兆ドルを突破。
今回はいつもよりもさらに幅広に拾ってみましたが、
資産運用の観点でいくと、
先日のFOMCでは利上げ前倒しのネガティブサプライズで市場が揺れましたが、そうした中ナスダックは連日の高値更新。正直どちらもまったく予測できませんでした。毎回FOMCや雇用統計を正座して待つような神経質な展開が今後も続くわけですから、短期売買されている方の精神力は本当凄いなと思います。 https://t.co/6oLzNmttKR
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) June 23, 2021
これが率直な感想です。
コロナ禍でダメージを受けた経済を下支えするため、
市中に大量に流れたお金によって形成されてきたいわゆる「金融相場」から、
企業の好業績を背景とした「業績相場」へ転換する時期に入ったと言えます。
そうした端境期にある中で、ご覧のような金融イベントが組まれています。
<今後の主な日程>
7/2 雇用統計
7/27- FOMC
8/6 雇用統計
8/26 ジャクソンホール
9/2 雇用統計
9/21- FOMC
10/8 雇用統計
秋 次期FRB議長指名
11/2- FOMC
11/5 雇用統計
12/3 雇用統計
12/14- FOMC
1/25- FOMC
2/5 パウエル議長任期神経質な展開はずっと続くので気にしなくて良し https://t.co/LI7Evwd1Rt
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) June 21, 2021
今後も相場は一喜一憂しながら揺れ続けるとは思いますが、
企業業績でそんなもやもやを振り切っていけるのかどうか。
この辺りが注目点になりますね。
2021年6月の収支状況
まずは収支です。
収入:517,077円
支出:177,952円
ー
差引:339,125円
今回から家賃収入がフル寄与しています。
貯蓄率は65.6%。なかなか7割まで引き上げていくのは難しいですね。
2021年6月の運用状況
次は運用状況です。

資産運用額は前月末比で602,232円増(2.0%増)となりました。
ご覧の通り、ポートフォリオの見直しをさらに進めました。詳しくは後述します。
売却は以下の通りです。
<米国株>
買付:48,734.00ドル
売却:50,227.74ドル
—
損益:+1493.74ドル
(税引き後:およそ130,527円)
<東南アジア株>
買付:56,356.00ドル
売却:81,472.58ドル
—
損益:+25,116.58ドル
(税引き後:およそ2,194,751円)
<中国株>
買付:49,088.70ドル
売却:40,177.79ドル
—
損益:▲8910.91ドル
(およそ▲977,170円)
<米国株投信>
買付:2,137,057円
売却:2,486,951円
—
損益:+349,894円
(税引き後:およそ278,813円)
<新興国株投信>
買付:2,132,094円
売却:2,391,989円
—
損益:+259,895円
(税引き後:およそ207,097円)
<暗号資産>
買付:5,231,000円
売却:4,721,740円
—
損益:▲509,260円
トータルで+1,324,758円の損益となりました。
いままで、ありがとうございました。
買付は以下の通りです。
<全世界株投信>
買付:25,000,000円
各資産の割合であるアセットアロケーションは以下の通りです。

まとめ
これ以上ない形にポートフォリオをシンプルにしました。
いくつか理由があります。
①分散
株式の中だけで、業種・業界・地域などのバランスを意識してもさほど意味がないことをこの1年で実感しました。急落する時も一緒、急騰する時も一緒。また、暗号資産についても企業保有が増えたことで指数との連動性も強まり、個人が直接保有することの意義が薄れてきていると感じます。
②選択
米中対立やテーパリングの行方、法定通貨のあり方など、いろいろなものが過渡期にあります。株式については投資判断することを極力排除し「選ばない」ことを選びました。他の部分に時間や労力を裂く方が賢明だという考えに行きついたからです。
③キャッシュフロー(CF)
株式投資のシンプル化のより空いた時間や労力は、労働収入や家賃収入などのCFをどれだけ拡大させることができるかに注ぎ込んでいきます。これこそが真の意味での分散になるのだと思います。
④再現性
もし転生してスライムになったとしても、一から同じ手順を踏んでいけば同じ資産形成の成果が得られる。極論ですが、これを重視していきたいです。長年、個別株をやってきましたが、どれだけ経験を積んでいっても再現性を高めることには限度があります。
以上、これらを踏まえて、運用は全世界株投信のみ!という形にしました。
具体的には三菱UFJ国際投信の『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』1本。
市場に居続けることが大事、という観点から2500万円分を一括で購入し、
今月以降は、つみたてNISA枠と合わせ毎日購入で月30万円を積立していきます。
今後、先生が資産運用で考えることは、法定通貨をどの割合で保有していくかだけ。
キャリーケース1つで生活をしている価値観を、そのまま資産運用にも持ち込んだ形ですね。
今回、2017年に米国・中国株投資を始めて以降、始めて全ポジションを売却して現金にしました。
それぞれ違う出稼ぎ場所から、お金が一堂に集まってくるこの感じはまさに映画「サマーウォーズ」の食卓!
「よぉ、久しぶりー!」
みたいな声が聞こえてきそうです。(笑)
よろしければ、こちらの記事もよろしければご覧ください。



では、ごきげんよう。
稼いだお金をただひたすらに全世界株投信に送り出す簡単なお仕事。