・先生の家計収支。
・先生の運用状況。
・先生の相場展望。
おはーん、ペーパー先生です。
ゴールデンウィークを終えていよいよ梅雨の時期に入りましたね。
通常は支出が増える5月ですが、昨年に続き各地で緊急事態宣言が発出されており、
近所への散歩を除けば、ほとんど外出することもなくホテルで過ごしました。
アメリカ株式市場のアノマリーとしてもっとも有名なもののひとつ「セルインメイ」。
“Sell in May, and go away. Don’t come back until St Leger day.”
セントレジャーデーはアメリカで9月に行われる競馬のレース。
つまり、株式市場が5月を高値に9月まで下落する傾向にあるため、5月に株を売ってまた9月に戻ってこい。
そんな意味があります。
蓋を開ければ、月中にビットコインを始めとする暗号資産市場が大きく崩れ、
それに足を引っ張られる形で3指数ともに下落していましたが、月末にかけて値を戻しました。
月間では、
ダウ平均→1.94%高📈
S&P500→0.55%高📈
ナスダック指数→1.53%安📉ダウが4カ月連続上昇しているのに対し、ナスダックは実に7カ月ぶりの下落。 https://t.co/Yy9DZu0c7V
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) May 29, 2021
グロース株には引き続き逆風が吹いていますが、主要企業の決算は軒並み良かったですから、
もうじき息を吹き返すのではないでしょうか。
そんなわけで、本日は5月終了時点の単月収支と運用状況をやわらか紹介していきます。
2021年5月の主な出来事
まずは、どのような1ヶ月だったかを振り返りましょう。
・3日 🇺🇸米投資会社バークシャーの後継者候補にグレッグ・アベル氏内定。
・3日 🇺🇸ビル・ゲイツ氏と妻メリンダ氏が離婚するとの共同声明を発表。
・7日 🇯🇵緊急事態宣言の対象地域を拡大し、期間も31日まで延長。
・11日 🇨🇳中国が、香港・マカオ・台湾を除く総人口を14億1177万8724人と発表。
・12日 🇯🇵ソフトバンクグループが2020年度決算で4.9兆円の純利益。
・12日 🇺🇸テスラがビットコイン決済の停止を発表し、暗号資産市場が崩れる。
・14日 🇯🇵緊急事態宣言の対象に北海道、岡山、広島の3道県を追加。
・17日 🇺🇸米AT&T傘下のワーナーメディアとディスカバリーの統合発表。
・19日 🇨🇳中国での規制強化の動きなどを引き金に暗号資産市場が再度急落。
・19日 🇯🇵俳優の星野源さんと新垣結衣さんが結婚することを発表。
・20日 🇺🇸パウエルFRB議長が今夏にCBDCの報告書を公表すると発言。
・21日 🇺🇸ゲーム『フォートナイト』訴訟でアップルのティム・クックCEOが出廷。
・26日 🇺🇸アマゾンが映画会社MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)買収を発表。
・27日 🇯🇵スクエニが最新作『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』を発表。
・27日 🇯🇵日銀が3月末時点の保有ETFで約15兆4000億円が含み益と公表。
・28日 🇯🇵東京や大阪など9都道府県の緊急事態宣言を6月20日まで再延長。
・🌏日米欧の主要企業の四半期決算はコロナ禍からの回復が顕著。
・🌏インド型の新型コロナ変異ウイルスが各地で猛威を振るう。
幅広めに抽出してみましたが、何か1つ挙げるとすれば先ほども触れた暗号資産ですかね。
「ビットコイン相場は投資家心理の目安になる」なんていう専門家のコメントがありました。昔は株式相場とは逆相関だった印象もありますが、最近は一蓮托生な感じがありますね。S&P500やNIKKEI225でインデックス運用していても、テスラやネクソンを通じて間接保有みたいになってますし仕方ないのかな。 https://t.co/dx6JUnWrlW
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) May 21, 2021
資産運用でアセットクラスを分ける意味はリスク分散なわけですが、
最近は何を持っていても下がるときは一斉に下がる、その逆もしかり。
ぜんぜん分散されていないことが悩ましいところです。
あとは、動画配信市場で、生き残りをかけた椅子取り最終戦争が始まりました。
<📺動画配信サービスの会員数>
ネットフリックス 2億764万会員
ディズニー+ 1億360万
HBO Max(ワーナー) 4420万
ピーコック 4200万
ディスカバリー+ 1300万
※21年3月末時点米国ではケーブルテレビ契約の流出をどのサービスが受け皿になるのかの競争となっています。 https://t.co/Zj5a0e4L59
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) May 17, 2021
こうなってくると資金力がモノをものを言うので、加速度的に大手へコンテンツが集約していくと思われます。
2021年5月の収支状況
まずは収支です。
収入:477,146円
支出:250,588円
ー
差引:226,558円
今月から家賃収入が計上されていますが、
初月のため各種手数料が引かれているほか、家賃収入も日割り計算のため、5万円ほどの入金に留まっています。
支出は冒頭にも書いた通り、ホテル宿泊費と食費のほかは、かなり抑えられており、貯蓄率は5割に迫りました。
次月からは家賃収入がフル寄与しますので、もう少し貯蓄のベースアップが図れそうです。
2021年5月の運用状況
次は運用状況です。
資産運用額は前月末比で3,487,852円減(10.6%減)となりました。
暗号資産の急落を皮切りに、グロース株もかなり売り込まれましたので、
ポートフォリオ全体へ大きく影響しました。
今後の米国株式市場のポイントは以下です。
🥇「暗号資産」がひとまず落ち着いた
💵「米長期金利」が1.5%台半ばに下げた
💉「ワクチン」の有効性が若年層でも確認されたこの3要素は今後も株式市場を動かしていくでしょうけども、明日はどんな結果になるか分かりませんので、情報は追うけど気にしない。このぐらいの付き合い方が適温かな。 https://t.co/q7UQjC7FUF
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) May 25, 2021
秋口までは一進一退のこんな状況が続くのかなと思っています。
続いては積み立て状況です。
<米国株投信>
買付:33,000円
<新興国株投信>
買付:33,000円
<日本株投信>
買付:33,000円(つみたてNISA)
<暗号資産>
買付:33,000円
各資産の割合であるアセットアロケーションは以下の通りです。
まとめ
昨年のコロナショックを乗り切ったこともあり、今月の下げにも動じていません。
振り返ると月間ベースでもっともコロナ影響が大きかった2020年3月の評価損益率(前月末対比)は9%減でした。
インデックスが総崩れした昨年とは中身も質も違いますが、今回は10.6%減ですから同程度。
ただ、扱っている額が昨年と比べると倍ぐらい違うので、金額の動きがまぁデカい(笑)
普段は「率(%)」でしか追っかけてないんで気付かないんですけど、
こうやって月一で運用状況をまとめると改めてそれを実感します。
いづれにしても、投資をやり続けながら、しっかり稼いで、きちんと支出を抑える。
この基本を忠実に今後もやってまいります。
皆さんはどんな5月だったでしょうか?
こちらの記事もよろしければご覧ください。
では、ごきげんよう。
最近、周囲によく言われること。「仙人みたいな生活ですね」