・中華料理屋さんを「チャーハン」で見極める
・人を「挨拶」で見極める
・投資判断でも挨拶は重要
1を見て10を理解するってことありますよね。
仮面ライダーディケイドの口癖ではありませんが「大体分かった」というやつです。
むしろ10まで説明して3しか理解できない、なんてこともざらにあるわけで、
それに比べると物分かりが良いどころの話ではありません。
今日は物事の実力をもっとも効率的に知るためのコツをやわらか紹介します。
中華料理屋さんを「チャーハン」で見極める
1つの例を出しましょう。
中華料理屋さんでそのお店の実力を一番手っ取り早く知るための手段は何か分かりますか?
それはチャーハンを食べることです。
商店街にあるような、いわゆる町中華はとにかくメニューが豊富。
もう何を頼んでも作ってくれるんじゃないかと錯覚してしまうほどです。
つまり得意・不得意に波があり、特定のメニューを食べただけだと実力のほどが分からないんですね。
そこでチャーハンの出番。
①もっともオーソドックスなメニュー。
②ごはん・野菜・チャーシュー・スープの基本が凝縮。
③店主の手際の良さが提供時間に表れる。
これらの理由から、そのお店の実力が図りやすいんですね。
つまり、チャーハンが美味しければ他のメニューも美味しい可能性が高く、
不味ければ他のメニューが美味しい可能性は低くなります。
色んなメニューを手当たり次第チャレンジするよりも、効率的に見極められるというわけです。
まさに中華料理屋さんにおける「1を見て10を理解する」です。
まぁ、これはあくまで先生的な判定方法ですので予めご了承ください。(笑)
人を「挨拶」で見極める
では、これが人の場合はどうでしょうか。
効率的にその人の実力を知るためのコツは、
挨拶ができるかどうかです。
①もっともオーソドックスなコミュニケーション。
②その日の体調や気分、互いの関係値の基本が凝縮。
③こうした姿勢は仕事の質に表れる。
チャーハンと同じなんですが、挨拶はその人の実力が測りやすいんですね。
つまり、挨拶ができる人はチーム仕事を円滑に進めることができる可能性が高く、
挨拶ができない人は、例え技術があってもチーム仕事が得意な可能性が低くなります。
先生は社会人20年間で、2名から500名規模まで色々なチーム仕事をやってきましたが、
挨拶の法則は大体当たってますね。
時間をかけて人選をすることができない場合には、
その人が挨拶をできる人かどうかで判断してみてはいかがでしょうか。
投資判断でも挨拶は重要視
昨年の人気ドラマ、日曜劇場『半沢直樹』でも、
主人公の半沢さんが再建を託された帝国航空の社員。
彼らが外部の人間に対してもしっかり挨拶をしていたことが、再建計画の足掛かりとなっていました。
投資信託「ひふみ」シリーズでおなじみのファンドマネージャー藤野英人さんも、
投資先の会社を見るポイントの一つとして、社員が挨拶をする会社かどうか、
というのを挙げられています。
「チャーハン」と「挨拶」。
全く関係なさそうな両者ですが、それぞれの分野の「基本」なんですね。
いきなり応用から手を付けて、やり切ってしまうようなスーパーパーソンも中にはいるでしょう。
ただし、先生も含め凡人であるほとんどの方々は基本を丁寧にしていきたいですね。
こちらの記事もよろしければどうぞ。
では、ごきげんよう。
猛烈にチャーハンが食べたくなりました。