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対面で仕事をすることに必死な人

対面で仕事をすることに必死な人
この記事で分かること

・オミクロン株のまん延で変わる仕事風景
・ハイブリッド型の会議で良くあること
・対面での仕事にこだわる人の特徴

おはーん、ペーパー先生です。

感染力が強いオミクロン株のまん延で、新規コロナ感染者が急増しています。

音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

まん延防止等重点措置により飲食店への時短要請などが再度始まり、

岸田政権の支持率もいよいよ初の下落。

株式市場でも景気楽観論に冷や水を浴びせている状況になっています。

先生はIT企業に勤務していますが、在宅率を引き上げて対応している上、

お子さんがいらっしゃるご家庭では、学級閉鎖や濃厚接触者判定によって、

強制的に在宅勤務に移行した人も増えてきました。

社内で行う会議でも、個室で実施せざるを得ないものは、

参加メンバーを最小に絞り、残りはオンラインとハイブリッドで実施しています。

そうした温度感の中で目に付くのは、

・会議の主要メンバーではない
・会議中の発言がない

いわゆるオブザーバーにも関わらず、

なぜか対面参加をし続ける人が一定数存在することです。

なぜなのか。

あくまでリモートでも仕事が成り立つIT企業であることを前提に、

このような推察を立ててみました。

①対面ではないと仕事をやっている感が出ないため。
②自分自身の良し悪しで物事を判断しているため。
③自分はいなきゃいけないという謎の使命感。

大きくはこの3つになるのだと思います。

まず①の「やっている感」については、ベテランに多い傾向ですが、

在宅だと業務量が極端に減る人が現実として多い実態があります。

普段から、人に指示を出すだけ、意見を言うだけ、という人にありがちです。

オフィスという空間はそこにいるだけで仕事をしている気にさせられますから、

在宅勤務というのは、その幻を無情にも一瞬にして消し去るわけです。

「働きアリの法則」というものがあります。

「よく働くアリ」、「普通に働くアリ」、「サボっているアリ」の割合が

常に2:6:2になるという法則です。

この法則が面白いのは、 「よく働くアリ」2割を間引くと、

残りのアリの2割が「よく働くアリ」になり、逆にサボっているアリ2割を間引くと、

やはり「残りのアリ」の2割がサボっているアリになり、比率は常に2:6:2になることです。

在宅勤務というのはこの2割の「サボっているアリ」があぶり出され、

それを焦るような人が、対面での仕事を望む、という考察ができます。

②の「自分視点」というのも厄介です。

会議を分散でやるという趣旨は、仮に経営幹部が複数含まれる数十人出席の会議で、

1人でも陽性者が出ればその場に居た人は濃厚接触者となります。

場合によっては感染してしまうリスクだってあります。

そうしたリスクマネジメントからハイブリッド開催しているにも関わらず、

自分は感染を気にしないから対面で出席する、

という思考に陥っており、サービスを生業とする企業においてアウトです。

自分がどう思うかではなく、相手がどう思うか。

会議の場に限らず、あらゆることに通じますね。

③の「謎の使命感」については、ビジネス”あるある”なのではないでしょうか。

そもそも会社なんていうものは、トップダウンのオーナー型か、

合議制による集団指導型かに分かれます。

いづれに場合でも、社員はいくらでも替えの利く労働力という単位に過ぎません。

「自分がいなければ何も動かない」と考えている人ほど、いなくても何とでもなるものですし、

その考え自体が「自身に後進を育てる力がない」「リスクヘッジの組織作りができていない」、

ということを露呈しているだけで、非常に傍から見ていて滑稽です。

このようなドラマやマンガでかませ犬キャラとして出てきそうな人が、

現代の会社組織にも実在するというのが驚きですが、

あまりに残念すぎるため、先生はそういう人を見かけたら

「これはドラマなんだ…」と思うことにしています(笑)

皆さんの周りにはこんな方々、いらっしゃいますか?

では、ごきげんよう。

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