・高血圧の改善に取り組む
・食事改善の結果は…?
・なぜ真剣に取り組むのか?
おはーん、ペーパー先生です。
先日、健康診断で高血圧について指摘をされました。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
「食事」と「運動」の改善をし、
それでも数値に変化がなければ薬での治療を開始する。
こんな方針を担当医と決めたわけです。
詳しくはこちらでまとめています。
先生の血圧ですが、
最高血圧:135前後
最低血圧:85前後
となっています。
なお、計測にはオムロンの上腕式血圧計『HEM-7600T』を使用し、
アプリは『OMRON connect』を使用しています。
厚生労働省が示す「成人における血圧値の分類」によると、
自宅で計測する場合の「家庭血圧」の正常値は
最高血圧:115未満
最低血圧:75未満
とされています。
つまり、先生は上も下も基準値よりやや高め。
治療が必要になる境目の数値となっているわけです。
運動について
毎朝続けているスイッチ『リングフィットアドベンチャー』の
実施時間を従来よりも5分〜10分伸ばしていく方針です。
担当医からは1週間で2時間30分の運動が目安、と言われています。
つまり1日20分を毎日続ければ良いわけですが、
現在は日に10分前後ですので、これを倍増させる必要があります。
いきなり倍増は難しいため、少しづつ継続時間を伸ばしていくようにしています。
食事について
もう一方の食事。
こちらは何をどう改善して良いのかが全くわからず、
次回の通院時、栄養士との面談も設定してもらっています。
それまでの間、自分自身で改善に向けてたアプローチを模索していまして、
まずは毎日の食事の栄養バランスを「見える化」することにしました。
導入したのは『FiNC(フィンク)』。
健康管理に必要なカラダ記録をまとめて管理できるアプリです。
体重・歩数・睡眠・食事・生理などをまとめて記録できる、
いわゆるライフログサポートツールとなっており、
AIによる美容・健康のアドバイスも受けることができます。
食事については、朝昼晩で摂取したメニューを写真もしくはテキスト入力することで、
摂取した栄養素と、1日に必要な栄養素の値をグラフ化してくれます。
こちらは従来の食事の結果。
ランダムに3日分をピックアップしています。
(グレーが不足、ピンクが適性、レッドが過剰)
ご覧のように、バランスが悪いこともさることながら、
毎日、塩分の摂取量が超過しているという事実が分かりました。
おにぎりやお蕎麦、サラダという
一見、塩分はそれほど含まれていなそうな食べ物を中心に摂取していたのですが、
実は1日で積み重ねていくと過多になるということがハッキリしました。
担当医にも「しょっぱいものお好きですか?」と聞かれていましたので、
高血圧の理由の1つとして、塩分過多は十分あり得るということが見えてきました。
食事・運動・睡眠に気をつけろ
心不全など循環器系の疾患による死亡者数は、40代から徐々に増加しているということで、
何に気をつけるべきかを東京大学大学院医学系研究科循環器内科特任准教授の
原田睦生(はらだ・むつお)さんが寄稿しているプレジデントオンラインの記事を紹介します。
心不全は一方通行で、前のステージには戻れません。
原田さんは心不全のステージ分類をこのように示されています。
先生はステージAですから、まさに担当医の指摘はごもっともなわけです。
原田さんは具体的な予防策として以下を挙げています。
■🍚食事
特に気をつけたいのは、高血圧の原因にもなる塩分。日本人の平均摂取量は10gだが、6gに抑えるようにしたい。積極的に摂取すべきは「フルーツ」「野菜」、「玄米」や「オートミール」などの全粒穀物(ぜんりゅうこくもつ)、「魚」「低脂肪乳」「赤身肉」「鶏肉」などの良質なタンパク源と「植物性油脂」(しょくぶつせいゆし)。逆に砂糖の入った飲み物や食べ物、加工肉、スナック菓子やカップ麺などの加工食品、動物性油脂は減らそう。アルコールはビールなら500cc1本、ワインなら200mlが1日の目安(女性はその半分が適量)だ。
■🏃♂️運動
早足のウォーキング、自転車、動きのあるヨガ、水泳など中強度の運動を週に150分、またはジョギングやテニスなど高強度の運動を週に75分行うと、循環器病の死亡リスクは55%下がることがわかっている。ただし、隠れ心臓病の人は、負荷の大きい運動は死亡リスクが高まるので、主治医と相談のうえ実行を。
■🛌睡眠
睡眠不足や睡眠障害はホルモンや自律神経のバランスをくずし、肥満や生活習慣病の原因に。質の良い睡眠をしっかりと取るようにしよう。
【出典】40代からジワジワ増える「心不全」で突然死しやすい人の共通点(プレジデントオンライン)
2022/02/03 11:00
ここでもやはり塩分!!
先生の場合、酒もタバコもやらず、
運動と睡眠は概ねクリアできていますから、
あとは塩分量との戦いです。
完全栄養食にトライ
一人で摂る食事は正直”作業”に近い感覚を持っていますから、
常に栄養素を見ながら献立を組み合わせていくような手間はとても無理。
そこで見つけたのが完全栄養食として注目を集めている『ベースフード』です。
厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」に基づき、1食あたりに必要な栄養素をすべて摂取できることを目標に開発された食品のこと。
『ベースフード』には調理が必要な「パスタ」のほか、
袋から空けてそのまま食べれる「ブレッド」「クッキー」がラインナップされており、
オンラインストアのほか、一部のファミリーマートでも取り扱っています。
「ブレッド」は2袋で1食分となっており、
26種のビタミンやミネラル、たんぱく質、食物繊維など、
身体に必要な栄養素がぎゅっと詰まっています。
と、いうことで従来はコンビニ飯ばかりだったところから、
このように食生活をガラッと変えてみたわけです。
「ブレッド」は3つの味(チョコレート・メープル・シナモン)があり、1つ170円前後。
朝昼晩で、1回1〜2袋。
味はいたって普通のパンといった感じです。
変化をつけるために、「野菜生活」や「トロピカーナ」を加え、
栄養素をさらに補完しながらおよそ5日間続けてみました。
食事改善の結果は…?
『FiNC(フィンク)』の結果はどうなったのか。
以下が結果です。
3日分をピックアップしています。
(グレーが不足、ピンクが適性)
見事な改善ぶりとなりました。
こうやって数値化すると人間、すべての栄養素を「適性」にコンプリートしたくなるものです。
その都度、不足している栄養素を補おうと食事を考えるようになってきています。
さて、塩分どころか全体の栄養が行き渡るようになったんですが、
そもそもこの取り組みの発端となった血圧はどう変化したのか。
従来はこのような結果でした。
そして食事改善後の血圧。
目に見える形で下がっています。
ここまで分かりやすいと面白いですね。
最高血圧:125前後
最低血圧:85前後
下はそこまで低下していませんが、
上は10ポイントほど改善されました。
しばらくこの食事を続けてみて様子を見ていこうと思います。
さいごに
さて、最後になりますが、ここまで食事改善に力を入れている目的は
血圧を下げるためでも、健康になるためでも、長生きするためでもありません。
無駄な支出を抑えるためです。
血圧も、健康も、節制をするための手段でしかありません。
もし、今後も数値が改善されなければ、通院をする必要があるでしょう。
それには電車賃も診療代もかかりますし、何より時間を拘束されます。
そして薬の処方が始まれば、継続的な支出が確定します。
いわゆるサブスクと同様です。
もし、高血圧が原因で脳卒中などの病気が発症すれば、
入院やその治療費なども発生する可能性があります。
仕事を従来通りできなくなり、収入も減るかもしれません。
つまり、健康であることは、史上最強の節約なのです。
今年は年初に掲げた目標に「金融資産5,000万円」というものがあります。
1月末時点で3,613万円でしたから、残り1,387万円。
仮に今年の収入が昨年と同様だとして1,114万円。
貯蓄率70%を達成したとして+780万円。
差額の607万円は、現在の金融資産を年17%で運用しないと到達しません。
つまり、開始1ヶ月の段階で早くも難しい挑戦となっているわけです。
そんな状況の中、想定外の支出を増やすわけにはいきませんから、
血圧値を安定させることは、収支を安定させることにつながります。
だから必死なのです。
「お金のためかよ!」と、
動機を不純に思われる方も多いかもしれませんが、
結果として健康に暮らしたいというところは同じ。
無駄な支出を増やさないために、先生は今日も『ベースブレッド』をかじり続けます。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
健康は最強の節約。