・予算策定の際に参考にするもの
・現実は色々なシチュエーションが立ちはだかる
・健康に勝る節約はなし
おはーん、ペーパー先生です。
資産運用をされている方は、年間の貯蓄率や支出などを
目標設定した上で、日々の生活をしていると思います。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
一定の目的のために計画を立てた費用のことを予算と言いますが、
この予算策定の際、参考にするのが前年実績です。
どんな収入、支出になりそうなのか?
直近の実績がもっとも未来予測をする際に精度が高いからです。
ただしあくまで”可能性”でしかなく、
食費や住居費、雑費など、昨年実績でだいたいこのぐらいだろう、
と予算組みしたものの、実際は食欲が旺盛になったとか、
急に自宅の修繕が必要になったとか、使用しているパソコンが壊れたとか。
想像の先に現実は色々なシチュエーションを用意してきます。
つまり、予算を立てる際には
「こういうことが起こるかもしれない」という
“必要になるかも予算”
を持っておく必要があります。
先生の事例でいきますと、昨年末に受けた健康診断で
高血圧を指摘されまして、結果として今年の初め、
自宅での数値計測のために2万円ほどで血圧計を購入しています。
これはすでに計画外の支出。
食事改善と運動継続をしばらく行い、
その上で数値改善されない場合は、薬の処方に移る。
再検診で、このような流れとすることを担当医と決めました。
推測できることは、2、3カ月に1度の割合で
通院する必要があると言うこと。
そして食事改善にあたって食費に変動がありそうだということ。
日の運動時間を延ばすということは、他の何らかの時間を削減する必要があること。
薬の処方が始まれば、医療費も増えるということ。
こんなことが見えてきます。
健康に勝る節約はなし。
年を取ると身体は経年劣化していきますから、メンテナンス費用も上がっていくわけです。
先生は、健康前提で今年の金融資産額や貯蓄率の目標設定をしましたから、
年明け早々、かなりビハインドな状態から挑むことになりました。
不安定な株式相場よりも、こっちの方が重要です。
まぁ、独身の場合は自分一人のことを考えればよいからシンプルですが、
ご家族がいる場合にはそうもいきません。
パートナーやお子さん、マイホームやマイカーなどの資産など、
シミュレーションをする範囲が爆発的に増えていくからです。
“必要になるかも予算”
これを念頭に、しっかり計画を立てていくようにしたいですね。
自分自身に言い聞かせています(笑)
では、ごきげんよう。
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