・「自己投資」と「株式投資」
・ぼくの過去の自己投資
・すべては繋がっている
おはーん、ペーパー先生です。
若いうちからの「自己投資」と「株式投資」。
どちらを優先すべきかは、議論が尽きないところです。
メリット:外部からの刺激により感性や人格が磨かれる。
デメリット:消費中心の生活となるため資金確保に課題。
メリット:長期に渡って複利効果を享受することができる。
デメリット:原資が投資以外にほぼ回らなくなる。
一番の落としどころは、「バランスを取る」ことになるわけですが、
とは言え”どちらかに軸足を決めた上で”という前置きも付け加える必要があります。
自分自身を振り返ると、資産形成を意識した株式投資は2017年からでした。
つまり、それ以前は自己投資が中心だったわけです。
主要な自己投資を書き出しました。
・社会人大学院でMBA取得
・トレーナーを付けてトレーニング
・トライズで英会話学習
これらは数百万単位で、意識的に自己投資をしたものです。
それに該当しない、いわゆる「消費型の遊び」ではこんな感じです。
・業界内外の方との懇親会
・合コンやマッチングアプリなどの出会い
・ゲームや映画などの娯楽
ごくごく一部ですが、こうしたものが山のように積み重なって、
2014年の貯蓄率はきれいにゼロ!という結果でした(笑)
こちらの記事でも詳しく紹介をしています。
「若いときから自己投資を中心とした生活だったが無駄も多分に含まれる」
サマリーとしてこれがぼくの半生となります。
世の中一般的には、社会人なりたての20代が、
貯蓄ばかりに意識を向けていた場合、
「若いんだからもっと色々なことにお金を使ってインプット増やしたほうがいいよ」
というようなアドバイスをもらうことが多いはずです。
これは古い考え方というわけでもなく、現代においても概ねその通りだとも思います。
こうした自己投資から得た知識や経験にも、
お金同様の複利効果が働いていくことを踏まえると、
その人自身の稼ぐ力をダイレクトに育てると言えるからです。
ただ、20代前半で自分が打ち込みたいことがある人なんてそれこそ一握りです。
なんとなく会社勤めを開始して、そのままダラダラと社会にもまれていく。
こちらの方がマジョリティ。
そうした人には圧倒的に株式投資をすることをオススメできます。
自己投資の選択肢には正解がない一方、
株式投資であれば、限りなく正解だと思われる選択肢が提示されているからです。
それが、「長期」+「分散」+「低コスト」の投資三原則を踏まえた、
全世界株式インデックスファンドによる積立投資です。
では、株式投資をはじめた若い者が、自己投資になるようなインプットを
何もできないのかというと、実はそんなことはありません。
先日、このようなツイートを目にしました。
おはです☀
「若い時は株式投資するな」「スキルアップの自己投資しろ」そんな方に知ってほしい「株式投資で自己投資のやる気が上がるポイント💡①投資は入金力勝負(稼ぎたくなる
②経済 政治 歴史に興味がわく
③財務諸表で数字に強くなる株式投資も自己投資の一つ!
一緒に投資がんばりましょ🔥— たいか@1日1成長(資産形成×ブログ) (@Taica_sheep) April 18, 2022
まさにこの通りで、実際に身銭を切って株式投資をするということは、
資本主義社会にオーナーとして参加をすることとイコールです。
そうなれば、自ずと関連する事象に関心が向かいます。
例えば、全世界株式を購入すれば、アメリカ株式の比率が高いことに気付きます。
・どのようにインデックスの構成順位が決まるのか?
・なぜアメリカ株式は多く組み入れられているのか?
・どの個別銘柄がもっとも多く組み入れられているのか?
こんな疑問がどんどん湧いてきますね。
そうすると、日々のニュースで流れている情報に意識が向くようになります。
このサイクルができ始めると、人は不思議なもので、
「もっと知りたい、もっと欲しい」
という風になっていきます。
ぼく自身もそうでした。
「エネルギー高」「ウクライナ情勢」「円安」「アメリカの利上げ」…
これらの事象が、実は裏では全部繋がっている。
そんなことまで分かってくると、知りたい欲求はもっと高まります。
興味で調べていったことが、最終的に自己投資になる。
つまりは株式投資と自己投資は同じ皿の上。
そんなことが言えると思います。
では、ごきげんよう。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
すべては自分に繋がっていく。