・先生の家計収支を知りたい方。
・先生の運用状況を知りたい方。
・先生の展望を聞いてみたい方。
おはーん、ペーパー先生です。
11月が終わりました。
記事の編集タイミングの関係で、営業日を1日残して数字を締めていますが、
30日(月)の市場が大きく荒れない限りは大勢に影響がないのでご了承ください笑
それでは早速、11月終了時点での先生の単月収支と、運用状況を紹介していきます。
2020年11月の主な出来事
まずは、どのような1ヶ月だったかを振り返ります。
2020年11月の主な出来事:
・米大統領選挙で民主党候補のバイデン前副大統領が勝利宣言。
・米国連邦議会選挙は下院で民主党優勢、上院では接戦が続く。
・10月の米消費者物価指数は予想を下回り、前月から伸びが鈍化。
・米製薬大手が開発中の新型コロナワクチンで9割以上に予防効果。
・全世界の新型コロナウイルス新規感染者数の再拡大に歯止めがかからず。
・ダウ工業株30種平均が2月に付けた史上最高値を塗り替え3万ドル突破。
・日経平均株価が約29年ぶりの2万6,000円台を付ける。
・米10年国債は景気回復が早まるとの期待で月前半に売りが先行。
・ドル円はリスク選好で103円台前半から105円台後半に急進後に一服。
・ゴールド相場は1トロイオンス1,800ドルを切るなど調整色を強める。
・中国金融大手アントグループの上場が中国当局により突然延期。
・米テスラ株がS&P500種株価指数に新規採用されることが決定。
・米決済大手ペイパルが4種の暗号資産を決済手段とすることを発表。
・ビットコイン価格が急伸し2017年12月以来の水準を回復。
・アップルが自社設計チップ「M1」を搭載した3機種のMacを発売。
この1ヶ月間は米大統領選挙と新型コロナウイルスワクチンが市場を揺さぶりました。
当初、バイデン前副大統領の勝利は法人増税懸念などから株安になると言われ続けてきましたが、
蓋を開けると連邦議会選挙で上下院のねじれが解消されず難しい議会運営を迫られる可能性が高まったことで結果的に株高に。
また、米ファイザーと独ビオンテック、英アストラゼネカと英オックスフォード大学が、
それぞれ開発する新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で9割以上の免疫効果があるとする暫定結果を発表。
思っていたより経済回復が早く訪れるのではないかという期待感を受けて、
市況を牽引してきたグロース株から、調整局面が続いていたバリュー株へ大きく資金が流れ込みました。
11月を振り返ると、日経平均もダウもナスダックも、高値圏を走り続ける状態となりました。
またサプライズとしては、9月に採用が見送られていた米テスラ株がS&P500に採用されたことと、
過去最大のIPOとして注目を集めていたアント・グループが、上海と香港の両証券取引所での新規上場を急遽延期したことです。
特に後者は中国当局による新たな規制案が提示されたとされ、今後銀行業と同様の厳しい管理下に置かれる公算が強くなりました。
あとは何と言っても暗号資産(仮想通貨)のビットコインです。
25日から調整局面に入っているものの、発行枚数に価格を掛けあわせた時価総額は08年の登場以来、過去最大を記録しました。
17年のバブル相場と比べて大きく違うのは、ペイパルでの採用でも分かる通り、
「価値保存」への注目に加えて「決済手段」としての魅力がプラスされたことです。
後ほどの運用状況でも触れますが、先生も今月ビットコインをポートフォリオに組み入れました。
2020年11月の収支
まずは収支です。
収入:441,953円
支出:-323,916円
ー
差引:118,037円
今月も個別銘柄の買い増しや積立などの投資を除くと、ホテル宿泊している以外で大きな出費はありませんでした。
2020年11月の運用状況
次は運用状況です。
<11月の積立>
世界株投信:27,000円
米国株投信:27,000円
世界分散投信:27,000円(つみたてNISA)
ゴールド:30,533円
(※ゴールド以外は毎営業日1,500円の積立)
国内株式を売却し、
<11月の売却>
購入:2,930,000円
売却:5,250,000円
ー
差引:2,320,000円
(税引き後:1,848,692円)
米国株、東南アジア株の保有銘柄を買い増しました。
<11月の購入>
購入:32,636.97ドル
また、ビットコインをポートフォリオに組み入れました。
こちらは現物ではなく日本円を源泉としたCFD(差金決済取引)です。
<11月の購入>
購入:700,000円
最後に配当。
<11月の配当>
日本株:22,500円
(税引き後:17,929円)
米国株:5.90ドル
(税引き後:およそ488円)
資産運用額は10月末比で¥1,364,724円増(5.1%増)です。
111,533円の積立による増加を除くと、保有している中国株・ゴールドを除いた全アセットの値上がりとなります。
日本市場も好調な中、思い切って実施した日本株から米国・東南アジア株へのアセット変更も功を奏しました。
2020年11月のアセットアロケーション
今月からポートフォリオ内の各資産の割合であるアセットアロケーションを紹介します。
記載地域は上場市場ではなく、対象企業の本店所在地別となっています。
株式は、国内株式を売却したことで、為替リスクと成長リターンを大きく取りに行った構成になりました。
株式以外では、つみたてNISAで世界分散投信(国内債券・国内株式・先進国債券・先進国株式・新興国株式・先進国リート)を、
そして為替変動のリスクヘッジとして、ゴールド・暗号資産をそれぞれ2.5%強入れています。
まとめ
毎月書いてるような気もしますが、年末にかけて新型コロナウイルス感染症の動向次第で市場概況も大きく変わりそうです。
1つハッキリしていることは、FRB(米連邦準備制度理事会)も日本銀行も当面はゼロ金利政策で経済を下支えするということ。
そうなるとお金の向かう先は限られますから、結局株高につながっていくように思います。
この状況がバブル相場かどうかは、弾けてみないと分からない訳ですが、
先生はこういう風に考えていますので、いつ何時も慌てず騒がずの姿勢です。
「バブルとは何か?」は心理学の側面もありますね。17世紀と比べ現代は人々が得る情報の量や速度が飛躍的に高まっており、バブルの量や速度も比例している印象。学者のニュートン氏が南海泡沫事件で2万ポンドの大損をした際「天体の動きは計算できるが、人々の狂気は計算できなかった」と言ったとか。 https://t.co/VGURWoQDK1
— ペーパー先生 (@papercapinfo) November 21, 2020
バブルについての詳しい解説は、ツイート内にある日経新聞 高井さんが動画で分かりやすく解説してくれてますので、ぜひご覧ください。
投資は自己責任で!
では、ごきげんよう。
今年はお金を使う先が株買うくらいしかない。