・何をするにしても得をしたい方。
・チーム行動するときに控えめな方。
・自分に情報が集まってくるようにしたい方。
おは一ん、ペーパー先生です。
皆さん、学生生活の中で何係をしていましたか?
音楽グループの「いきものがかり」は、学生時代に「生き物係」をしていたことが名前の由来になっているそうです。
ペーパー少年はタイトルにある通り、中学校時代は新聞係でした。
バンド組むなら「しんぶんがかり」しか考えられませんね。
今回は、チームで進めるプロジェクト。
どうすれば一番得をすることができるのか。
これについて紹介をしていきます。
皆んながやりたくないことをやろう
中学生当時、クラスの班ごとに「係」が割り振られていくという仕組みでした。
黒板のメンテナンスをする「黒板係」
プリントなどを配布する「配布係」
落し物を一時受けする「落し物係」
先生からの連絡をクラスに伝える「連絡係」
電気のON/OFFを管理する「電気係」など
もはやうろ覚えですが、こういうような係です。
皆さんも何かしら、やられていたと思います。
ペーパー少年は、中学2年生の時に、くじ引きで新聞係になりました。
新聞係は、クラスであった話題などをA3用紙に記事としてまとめ、不定期に廊下の壁に掲示をする、というのが役割でした。
そう、「生き物係」に匹敵するぐらい手間も時間もかかるので、めちゃくちゃ不人気の係です。
そんな中、ペーパー少年は小学校時代から、自分で「ウルトラマン」シリーズを模したマンガを描いて、お手製のコミックを作っていた経験もあって、半ば強制的に新聞係の編集長となりました。
編集長は、
・発行タイミング
・コーナー編成
・ページ割
・担当決め
・スケジュール管理
など、工程の素案を組み、5人ほどのメンバーに落とし込んでいきます。
どんなコーナーがあったかははっきり覚えていませんが、「クラスの行事紹介」や「各教科のトピックス」、「最近面白かったエンタメ情報」などで構成をしていた記憶があります。
ペーパー編集長は、このコーナー担当割も、メンバーの得意分野を踏まえたアサインをしていました。
こんな幼少期からマネージャーの片鱗を見せつけてやったわけです。
また、自分自身でも得意のマンガをコーナー担当として持ちました。
当時は、生徒が使えるパソコンどころか、ワープロすら学校にはない時代でしたから、ページ割を決めた後は、メンバーに回覧し、すべて手書きしていく、まさにお手製の学級新聞でした。
ちなみに、ペーパー少年が担当したマンガは、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観をベースに、学校内の先生が勇者や魔王として登場する作品。
これが、めちゃくちゃ流行りまして、新聞の最新号が張り出されるとすぐに生徒が集まってくるほどの人気に。
他のメンバーのコーナーも注目を集め、クラスを超え同学年で一躍人気新聞となりました。
最終的には2年間、新聞係を続けまして、さらには卒業時にクラス単位で配られた記念品の湯飲みには、連載していたマンガのキャラクターがプリントされるという域まで到達。
マンガ家人生としては、中学生でピークを迎えました笑
人をまとめる役割には、その役割に伴った情報が付いてくる。
今回のポイントは、ペーパー少年が他薦ではありましたが、リーダー(編集長)になったことです。
チーム制作でプロジェクトを進める場合、一番大変なのはリーダーです。
ミッションの目的設定をし、制作方針を決め、タスクを割り振り、進捗を把握し、意思決定をする。
ー担当者であれば、自分のタスクに集中をすれば良いわけですから、それと比べると遥かに複雑で高負荷な役割です。
当時、野球部にも所属していたペーパー少年にとって、どっちが本業なのか分からなくなるぐらい忙しかったので、正直ありがた迷惑な案件だったわけです。
しかし、ここからがポイント。
リーダーにはとにかく情報が集まります。
班のメンバーからだけではなく、読者である生徒からの感想や要望、先生方からの評価や依頼。
それはもう実に色々です。
ー担当者として活動するのとでは、雲泥の差が出るわけです。
この情報が集まる状況を作り出せること自体が、リーダーになる一番の価値になります。
情報は上手く使えばあらゆる面で稼ぐ力を高めます。
面倒な分、価値もついてくる。
と、いったところでしょうか。
これは合コンでも同じですね。
友人に招待されていくよりも、自分で幹事をやった方が、参加者全ての連絡先を苦労せずにGETできますし、次の開催にも繋がっていきます。
ただ、先生は合コンで付き合えたことがないので、こちらに関しては見合った価値がなかったです。
得た情報も結局は使いよう。
では、ごきげんよう。
合コンの幹事をやっても付き合えるとは限らない。