・会社の制度に不満がある方。
・会社の上司に不満がある方。
・会社の決定に不満がある方。
おはーん、ペーパー先生です。
ほとんどの方は、お勤めの会社に何らかの不満をお持ちなのではと思います。
特に会社が大きくなればなるほど、その傾向は高まります。
以前にこんな記事を紹介したこともありましたね。
フリーランスから社員数名のベンチャー企業、数千名の上場企業まで、
幅広く経験をしてきた先生からすると、
・意思決定が見えない組織ほど不満が多い。
・意思決定が見える組織ほど不満が少ない。
こんなことが言えるんじゃないかなと考えてます。
自分の会社でない限りは、自身の意向に反した決定が多くあるのは当然として、
意に反した決定も、その過程が見えている場合と、まったく見えない場合では、
受け取り方や、腹落ちの度合が変わるからです。
本日は、「会社に期待してはダメ」というテーマでやわらか解説していきます。
ルールだと割り切る
マネジメントの鉄則に、
「変えられるもの・変えられないもの」
という言葉があります。
自分を変えることはできるが、他人は変えられない、
この考え方を前提に物事を進めていこう、
というものです。
これを踏まえると、一個人が不満に思っていることを、
会社が解消するよう動いてくれることはほぼありません。
ビジネスは経済戦争にも準えることがありますが、
戦争とビジネスの大きな違いは”ルールがあるか否か”。
つまり会社内で不満に思うことがあったとしても、
それもまたルールであると割り切る方が、筋が通ります。
では会社に期待せずに、与えられたルールの中で強くたくましく戦い抜くにはどうしたらよいのでしょうか?
大企業で戦い抜くメンタル
先生が現在勤めているIT企業も、組織が大きいですから
それはもう常に不満や違和感を抱いています。
退職による欠員を埋めるため、全然畑違いの職種をしていた先生は、ある日突然
100名超の部下を抱える開発現場の責任者になりました。
組織を預かっている以上、社内とはいえ
「違うものは違う」「おかしいものはおかしい」
と戦うべきところでは刀を抜く必要もあります。
その一方で、基本姿勢は「ルールの中で成功を掴む」です。
納得がいかないものであったとしてもルール。
途中で頻繁に変わるようなことがあってもルール。
大企業では、そういう中で戦い抜くメンタルも必要なわけです。
プロフェッサーハルクへの進化
映画「アベンジャーズ」シリーズには、天才科学者ブルース・バナー博士が登場します。
彼はアメリカ陸軍から依頼された研究中の事故で大量のガンマ線を浴び、
巨大な緑の身体を持つ超人ハルクに変身する特異体質になってしまいます。
変身をすると記憶がなくなり、本能のまま神々にも匹敵するパワーで破壊を繰り返します。
この変身のきっかけになるのが「怒り」です。
シリーズの最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)では、
頭脳はバナー博士で、身体は超人ハルクという、両者を同居させたプロフェッサーハルクへと進化しました。
怒りを自分の中に押さえ込んで、完全にコントロールできるようになったわけです。
今の先生がまさにこれです笑
頭脳で戦い、理不尽でどうしようもない部分は力でねじ伏せる。
大企業で戦い抜くため、攻守のバランスを取った究極の形が
プロフェッサーハルクなんだと先生は思います。
今年はこんな1年でした。
大企業で戦い続ける企業戦士の皆さん。
少しでも参考なれば幸いです。(なるのか?笑)
では、ごきげんよう。
今年の先生は常に怒っている。