・「資産」と「負債」の定義
・住宅で考える「資産」
・「負債」を「資産」に変える
おはーん、ペーパー先生です。
「資産」と「負債」という言葉があります。
会計的に言えば、
<✨資産>
「現金そのもの」=現金や預金
「売ればお金になるもの」=商品や建物、機械設備、土地など
「将来的にお金となるもの」=売掛金など
<🗑負債>
「借金そのもの」=買掛金や未払金、借入金など
【出典】資産、負債、純資産とは?知らなきゃ恥ずかしい会計の基礎(bizSPA!フレッシュ)
2019.04.24
それをもう少し誰でも分かりやすい言葉に置き換えるとどうなるのでしょうか。
実業家で投資家のロバート・キヨサキ氏 著書『金持ち父さん貧乏父さん』では、
このような定義付けがされています。
<✨資産>
あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
<🗑負債>
あなたのポケットからお金を奪っていくもの
つまり、金持ち父さんを目指すのであれば、
「資産」を増やし、「負債」を持たないようにすることが大切である、ということです。
「会計」の話と、『金持ち父さん貧乏父さん』での話。
同じ「資産」という言葉でも、状況によってその姿が変化することがポイントです。
例えば住宅。
会計上では土地や建物はすべて「資産」となります。
現在価値に置き換えた際の数字を資産計上していくわけです。
しかし、これは『金持ち父さん貧乏父さん』になると2面性を持ちます。
持ち家の場合。
多くの方が住宅ローンを組んで購入をしますが、
毎月ローン返済を行いますし、固定資産税の支払いもあります。
マンションであれば管理費があり、長年住んでいれば修繕費用も発生します。
つまりお金が出ていくばかりなので「負債」になるわけです。
これが賃貸、誰かに貸し出している物件の場合はどうでしょうか。
毎月ローン支払いは発生しますし、管理費や修繕費用も発生します。
しかし、家賃収入というお金を毎月生み出してくれます。
これらがプラスのキャッシュフローであればようやく「資産」となるわけです。
この考え方は凄く大事ですね。
将来的にお金に換えることができるモノはすべて「資産」と思い込んでいると、
実は資産の顔をした「負債」だらけだった、というケースもあるわけです。
先生がホテル暮らしを開始した理由の一つにも、
持ち家(マンション)を『金持ち父さん貧乏父さん』における「負債」から「資産」に
替えるための一手でもありました。
現在は、着実に毎月12万円ほどを生み出してくれていますし、
実質利回りも3.77%ほどとなっています。
改めて、
<✨資産>
あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
<🗑負債>
あなたのポケットからお金を奪っていくもの
お金をどうやって「資産」に置き換えていくべきか、
この発想を大事にしながら、常に考えるようにしたいですね。
では、ごきげんよう。
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「負債」を「資産」にジョブチェンジすることもできる。(FF風)