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金融資産3,000万円の達成に役立った「ドラクエ」5つの学び

金融資産3,000万円の達成に役立った「ドラクエ」5つの学び
この記事で分かること

・お金の「かせぐ」「ためる」「つかう」
・「ドラゴンクエスト」シリーズとは
・お金を築く「ドラクエ」での学び

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

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音声解説

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お金の話題をお届けしている「やわらか中学校」。日頃からブログやYouTubeなどでは「かせぐ」「ためる」「つかう」という3つのポイントを中心に情報発信しています。

例えばぼくの場合はこのような形で実践しています。

💪かせぐ:
IT企業勤務での本業収入で1,000万円を超えるほか、所有マンションの家賃収入もあります。

🐷ためる:
2014年の貯蓄率ゼロから2020年には貯蓄率6割を達成しました。

💸つかう:
友人や家族との「会食」「プレゼント」、自身の「健康」には出し惜しみしません。

この3つのポイントを改善しながらも、ひたすらやり続けた結果が金融資産3,000万円になったといっても過言ではありません。では、こうした行動の源泉はどこにあったのか?その1つがテレビゲーム「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)シリーズです。

ゲームをやらない方のために簡単に「ドラクエ」についてご紹介しましょう。

「ドラゴンクエスト」シリーズとは

プレイヤー自身が主人公となり、世界を脅かす魔王を倒すために壮大な冒険物語を紐解いていくという、日本を代表するロールプレイングゲーム(RPG)です。1986年に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『ドラゴンクエスト』から、2017年に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』まで、一貫した王道のRPGの世界観を守っていく一方で、3Dマップの採用、ワイヤレス通信を使った「すれちがい通信」の活用、オンライン対応、クラウドプレイの対応など、それぞれのタイトルで時代に即した技術を用いた新しい遊びの創造に挑戦をしているタイトルでもあります。

【出典】ドラクエパラダイス(スクウェア・エニックス)

なお、ナンバリングタイトルの他にも、モンスター育成・対戦要素に特化をした作品や、リアル表現でのアクションRPGなど、80を超えるタイトルが発売されており、全世界でシリーズ累計販売本数が8,400万本以上(2021年9月末時点)となっています。

今回は、ドラクエで学び、その後金融資産3,000万円を築くために役に立ったことを中心にお話ししていきます。対象作品はぺいぱ少年が当時プレイしていた初期5作がベースとなっています。

『ドラゴンクエスト』(FC:1986年5月27日)
『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(FC:1987年1月26日)
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(FC:1988年2月10日)
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(FC:1990年2月11日)
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(SFC:1992年9月27日)
※FCはファミコン、SFCはスーパーファミコン、日付は発売日。

「ドラクエ」を知っている方も知らない方も、金融資産を築くための学びがある内容にまとめていきますので、ぜひお楽しみください!

金融資産3,000万円の達成に役立った「ドラクエ」5つの学び

では、さっそく行ってみましょう!

①遊び人はレベル20で賢者になれる。

🎮ゲーム解説:
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、冒険パーティーメンバーの職業を選択・変更することができますが、攻撃魔法も回復魔法も操れる上級職「賢者」には、特殊アイテム「さとりのしょ(悟りの書)」がなければ転職ができません。しかし、冒険ではほぼ役に立たない「遊び人」を最初の職業に選び、頑張ってレベル20まで上げると、なんと特殊アイテムなく「賢者」に転職することが可能です。

✏️ここからの学び:
どんなジャンルの仕事でも、例えそれがニッチな分野だったとしても、徹底的に突き抜ければその道のプロになることができる。「遊び人」でも研鑽を続ければ「賢者」になれるという設定は、そんな可能性を示してくれました。よく、「天才」と「変態」は紙一重、なんて言うことがありますが、それとも通じる部分があります。ぼく自身は、黎明期からずっと携帯電話向けのITサービスを色々な形で携わってきて早20年。業界では生き字引的なポジションになりました。黎明期は「こんなものが仕事になるか」とずいぶん下に見られていた時代を懐かしく思います。資産を大きくしていくためには何か1つお金を生み出す軸、つまりエンジンが必要です。ぼく自身も稼ぐ力を高めて投資原資を生んだことが金融資産3,000万円に繋がっています。多くの人もぼくと同様、勤務先からの収入が軸だったりしますが、できるだけ「その会社だから」ではなく「その職種だから」「その人だから」という理由で稼ぐことができるようにしていきたいものですね。自分の力で稼いでいると思っていたものが、実は環境の力で稼いでいただけだった、なんて勘違いがよくあるからです。

②転職しても覚えた呪文はそのまま使える。

🎮ゲーム解説:
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で冒険パーティーメンバーの職業を転職することができる、というのは先ほどの説明の通りです。でもこれ、ただ職業が変わってパラメーターが変化するだけじゃありません。例えば「魔法使い」だったメンバーを「戦士」に転職させると、強力な武器・防具を装備できるようになるだけでなく、それまで覚えた攻撃魔法もそのまま使えます。つまり魔法戦士になるわけです。

✏️ここからの学び:
これ、まさに一度得たスキルは失うことがない、ということです。スキルの掛け算については昔ブログでも解説したことがありました。様々な打撃系武器を使いこなす「戦士」、攻撃魔法を操る「魔法使い」、回復魔法で支える「僧侶」。こうした職業は、世の中に山ほど同じような人がいる中の1人になるので超激戦区です。しかし、攻撃魔法も回復魔法も使える「賢者」ともなれば稀少性が高くなります。では、その賢者がさらに「武闘家」の素早さ身につけたら?それはもう、どの勇者御一行からも引く手数多になります。つまりここから、「スキルの掛け算」をどれだけ重ねるかで人材の希少価値が作られる、という学びがあるわけです。ぼく自身も「デザイナー」×「ライター」×「プロデューサー」×「マネージャー」×「ファイナンシャルプランナー」という掛け算を生かして、ブログやYouTubeなどで情報発信をしています。このようにスキルの幅を広げておくことで、「個」が際立つようになりますし、またその幅を生かして複数カテゴリーで稼ぎに繋げていくこともできます。お金を生むキャッシュフローは1つより2つ、2つより3つ。多いに越したことはありません。

③全滅しても今までの経験を活かしてやり直しできる。

🎮ゲーム解説:
「ドラクエ」シリーズ全般のお決まりなのですが、冒険中の戦闘でパーティーが全滅すると、所持金が半分になりますが、全滅した時点で保有しているアイテムや経験値は引き継いだまま冒険を続けることができる仕組みになっています。ゲーム的にはプレイヤーへの救済措置となっており、何度か全滅を繰り返しても、その過程でパーティーメンバーのレベルが上がっていきますから、自ずとクリアまでたどり着くというわけです。

✏️ここからの学び:
多くのゲームって、パーティーが全滅するとセーブデータのある場所からやり直し、という仕組みなんですね。これってつまり全滅したことをなかったことにする、つまりはアナザーワールドなわけです。ただし本当の人生ではそうはいきません。「ドラクエ」の場合は例え全滅したとしても、そこから地続きで旅ができます。初期3作では王様の部屋から再スタートとなり、その際に言われるセリフ「おお!しんでしまうとは なにごとだ!」は有名ですね。厳しい言葉を投げかけられるものの、そこまでにチャレンジしたことが一切無駄になっていない、というのはまさに人生そのものを体現していると思いませんか?なお、唯一のデメリットとして、所持金が半分になるというルールがあります。まぁ、全滅すると洞窟の奥深くから色々の人の力を借りてお城まで担ぎ込まれてくる(想像)わけですから、いわば税金のようなものですね。所得税の最高税率が45%であることを考えると、そこまでひどい数字じゃありません。そのため、全滅覚悟で冒険に臨むときはあらかじめ高い武器・防具を購入し、所持金をなるべく減らした状態にしておく。当時はそんなテクニックを使っていたものです。金融資産を大きく育てるためにも色々な危険から資産を守るための打ち手が必要です。コモディティに分散しておく考え方は、まさに分散投資と同じ発想ですね。

④ルイーダの酒場で冒険パーティーを組む。

🎮ゲーム解説:
魔王バラモスを倒すべく旅立ち、その後行方不明となったアリアハンの勇者オルテガ。その息子が自身の16歳の誕生日をきっかけに父の遺志を継いでバラモス討伐の旅に出るというのが『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のプロローグです。主人公以外のパーティーは「ルイーダの酒場」という場所で募ります。職業や名前、性別をいわゆるキャラメイクして、自分好みのパーティー編成をすることができるわけです。

✏️ここからの学び:
世界平和という「目的」、魔王バラモス討伐という「目標」、そのために必要なメンバー集めという「手段」。これ、何かに似ていませんか?そう仕事です。仕事でも会社の大きな「目的」があり、その指標である「目標」が設定され、その達成のために様々な「手段」を駆使してプロジェクトを進めます。皆さんの中にも何らかのプロジェクトに参画して仕事をされている方がいらっしゃると思いますが、まさに主人公はプロジェクトリーダーと同じ役割です。魔王バラモス討伐のためにはどのような職業とパーティーを組むべきか、組んだ後はどのように成長をさせていくべきか、武器・防具をどのような優先順位で与えていくべきか。こんなことを通じてぼくは、仕事での差配のあり方を幼少期からずっと学んできてるんですよね。現実世界で金融資産を得るために最も効果がデカいのは節約することでも投資をすることでもなく、自らが稼ぐことです。そして稼ぐためには一人だけの力よりも、複数人の力を束ねてより大きな力で推進して結果を出す方が、より大きく稼げます。そうしたことを教えてくれたのがまさにルイーダの酒場でのパーティーメイクなわけです。

⑤実は自分ではなく自分の子どもが勇者。

🎮ゲーム解説:
シリーズ最高傑作との呼び声も多い『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』。3世代に渡る壮大なシナリオのほか、一部モンスターを仲間にして育成できたり、隠しダンジョンや隠しボスが初登場するなども高い評価を得ました。主人公は幼少期、父親と「勇者を探す旅」をしている途中からゲームがスタートします。主人公はその後、結婚をし子どもを授かりますが、その子どもが後に「探し求めていた伝説の勇者」として目覚めます。

✏️ここからの学び:
「ドラクエ」シリーズはどの作品もプレイヤー自身が主人公であり、別の人生を追体験する設計になっています。本作はロゴに3つの輪が描かれていますが、これは「V」のキャッチコピー「愛がある、冒険がある、人生がある」から来ており、物語中盤には結婚相手を選ぶという人生最大の選択を迫られるなどシリーズでも屈指の”人生追体験”ができる作品になっています。ぼくが本作をプレイしたのは中学生でしたので、まさに主人公の視点でしたが、大人になってから再度プレイすると、主人公の父親パパスの視点で物語を見るようになるなど、プレイヤーの年齢によっても作品の受け取り方が変わるというのも見どころの一つです。この作品からは、家族を持つと主人公は自分から子どもに移る、大きなゴールを一人ではなく家族全員で目指して進む、もちろん子どもの意思をしっかり尊重して育てる。そのようなことを学べます。金融資産だけに限りませんが、子どもがやりたいチャレンジを全力で応援できるように、親として道筋をしっかりと作っておく。例えばそれが十分な教育を行うことや、日常生活で困らない程度の資産を残しておいてあげることなど、こうした点は現実世界のそれとも変わらないのではないでしょうか。

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム "ぺいぱ"

さいごに

本日は「金融資産3,000万円の達成に役立った『ドラクエ』5つの学び」をお届けしてきました。ゲームを知らない方でも分かりやすく解説をしたつもりではあるのですがいかがだったでしょうか?

金融資産3,000万円の達成に役立った「ドラクエ」5つの学び

①遊び人はレベル20で賢者になれる。
②転職しても覚えた呪文はそのまま使える。
③全滅しても今までの経験を活かしてやり直しできる。
④ルイーダの酒場で冒険パーティーを組む。
⑤実は自分ではなく自分の子どもが勇者。

本シリーズはシナリオ・ゲームデザインを堀井雄二さん、キャラクターデザインを鳥山明さん、音楽をすぎやまこういちさんが手掛けており、どのシリーズを手にとっても「あぁ、ドラクエやってるな!」と感じさせてくれる、いわば伝統芸能と言える作品です。

堀井さんは2016年12月29日にNHK総合で放送されたシリーズ30周年記念特番「ドラゴンクエスト30th ~そして新たな伝説へ~」の中で、好んで使う言葉”人生はロールプレイング”について、このようなことを述べています。

人生の主人公は あなたなんだから
あなたを幸せにするのは あなたしかいないから
あなたが主人公で 面白い物語をしてください
誰かの人生の脇役じゃないんで
だから人の目を気にしたりとかしなくて
ちゃんと自分で生きればいいんじゃないかと
人と比べたりしなくて というメッセージですよね

💬堀井雄二さん

小説や映画、マンガやドラマなどから生き方を教わった、という方は多いかと思います。ぼくは多感な時期をゲームと共に過ごしてきました。そういう意味ではゲームから学んだことは一番多いですし、そこで学んだことが複利効果として何十年もたった今、指数関数的にお金を育てる力にも繋がっていると強く思います。

なお、「ドラクエ」をテーマにお金にまつわる話をまとめてみようと思ったのには、2つのきっかけがあります。1つはこちら。以前のツイートからです。

2つめはこちら。今年2023年は任天堂から「ファミリーコンピュータ」が発売されてなんと40周年を迎えるんですよね。ファミコンはテレビゲームを文化にまで押し上げるきっかけとなった日本を代表するハードウェアです。

そんな節目であったことから、少し珍しいテーマでお届けしてみたわけです。ただ、今回ご紹介した5つはほんの一握りです。好評のようであればまた続編を作りたいなと思ってますので、ぜひご意見・ご感想をどしどしお寄せください!

なお、今回ご紹介した「ドラクエ」をプレイしてみたい!という方は、スマートフォン向けにも移植されていますので、お時間のある時にぜひどうぞ。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

「ドラクエ」をプレイすると人生のレベルも上がる。

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