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社畜生活がシンドイ時に聞いてもらいたい話

社畜生活がシンドイ時に聞いてもらいたい話
この記事で分かること

・「やわらか中学校」視聴者属性
・そもそも社畜とは何か
・持っておきたい小技

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

お金に関する話題をお届けしている「やわらか中学校」。参考までにYouTubeチャンネルの視聴者属性はこのようになっています。

こう見ていくと「資産形成を頑張っているお仕事世代」が主な視聴者、と言えるかと思います。まさにぼく自身も数字が山になっている「男性で35-44歳」に当てはまっていますし、紹介したチャンネルも普段からよく視聴しているものが多いです。

まぁ、自身で必要としている情報をブログやYouTubeでまとめるようにしていますから、ある意味で当然の結果とも言えますね。

そんなお仕事世代の資産形成。よく3つのカテゴリーでお話をすることが多いです。それが「かせぐ」「ためる」「つかう」です。ぼくの現状をまとめるとこのようになります。

💪かせぐ:
IT企業勤務での本業収入で1,000万円を超えるほか、所有マンションの家賃収入もあります。

🐷ためる:
2014年の貯蓄率ゼロから2020年には貯蓄率6割を達成しました。

💸つかう:
友人や家族との「会食」「プレゼント」、自身の「健康」には出し惜しみしません。

特に資産形成初期で大きな一歩になるのは「ためる」です。無駄を徹底的に減らす取り組みをすればするほど、貯蓄率の向上に直結をしていくからです。1万円を新たに稼ぐことはなかなか難しいですが、1万円を節約するのは工夫次第で何とかなります。

そうしたことから、株式などでいきなり資産運用を始めちゃうよりも先に、家計改善を徹底的に行い貯蓄率を目一杯引き上げる。多くの資産形成で成功されている方は、まず必ずこれをやるわけです。

その上で、出し惜しみをしない支出先に「つかう」一方、新たに生まれた余剰資金はまるっとすべて全世界株式(オルカンなど)や米国株式(S&P500など)にどんどん回していく。ここまでくれば、概ね資産形成のフレームワークは完成です。

そして最後に残るものが「かせぐ」となります。まさに、ぺいぱ自身も今ここに力を入れているフェーズです。

と、言うことは「やわらか中学校」視聴者である「資産形成を頑張っているお仕事世代」の皆さんの多くは、まさに本業での稼ぎを高めていく、もしくは副業を増やしてキャッシュフローを厚くしていく、そんなことに注力をされている最中になっていることが想像できます。

そんなわけで今回は、本業収入を得続けるために日々「社畜」として邁進されているぼくと同じ皆さんに向けて、社畜生活がシンドイ時に聞いてもらいたい話。つまりは気持ちを楽にして乗り換えて行けるコツをまとめてみようと思います。

なお、社畜にはこのような意味があります。

社畜(しゃちく)

主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思と良心を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄、あるいは自嘲する言葉である。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。

【出典】社畜(Wikipedia)

ウィキからの引用ですが、なんかすごく絶妙に言い当てている説明だと思いませんか?笑

今回の話は、直接お金を育てるとか増やすなどのテクニックではありません。本業収入を精神的な負担なく安定的に入ってくるようにすることで、ほっておいてもお金が増える状態にする。そのための心得、気持ちを楽にする考え方。そんなことがテーマとなっています。ぜひ気楽に見てもらえれば嬉しいです。

社畜生活がシンドイ時に聞いてもらいたい話

では、さっそくいってみましょう!

① 1週間の捉え方

土日休みの会社に勤務しているということを前提にお話を進めていきます。こちら、まず以前のツイートをご紹介しましょう。

ぼくはいつもこの考え方をベースにしていますので、火曜日だけを乗り切れば一週間はほぼ終了、ということです(笑)これを念頭にぜひ一週間を過ごしてみてください。普段なら金曜日に感じる「ああ、もうすぐ終わるわー」という感覚を、なんと火曜日に感じることができます!

結局のところ、社畜生活がシンドイというのは=拘束されている時間が長いことに起因しています。そこを発想の展開で取り除いてあげる、というまさかのテクニックです。

② 地球の誕生と比べたら一瞬

「あの会議に出たくない」「あの人と話したくない」「あのプロジェクトに関わりたくない」など、社畜をしているとどうにもこうにも、身体が拒絶反応を示しているのに避けられないこと、山ほどあります。

ぼくもIT企業の中で多くの管理職や技術職のメンバーと関わって仕事をしていますが、どんなに仕事や会社に慣れたとしても、どんなに歳を取って役職が上がっていったとしても、そんな”嫌な事象”というのは不思議と無くならないものです。

そんな時にぼくはこう考えます。

「地球の誕生はいまから46億年前。人間の一生はせいぜい長くて100年。いま嫌なことなんか地球から見たら一瞬の出来事。」

これを頭の中だけで腹落ちすることが難しい方は、ぜひ空を見上げてみてください。青空でもいいですし、星空でもいいです。空を見渡すことで自分の存在はめちゃくちゃ小さいものだし、その中に抱える悩みなんかさらに小さいということに視覚から気付かせてくれます。

ぼくは社畜をしていてどうにも吸収しきれないことがあれば、公園の芝生で寝転んで空を見て、こうやって消化をするようにしています。

③ 通勤時間を無くす

通常であれば「プライベート」と「仕事」は切り分けたい。切り分けるためにはオフィスと自宅には距離がある方がいい。通勤時間はそのオン/オフを切り替えるためにある。一般的にはこんな考え方が主流かと思います。

ただ、ぼくはまったく逆のアプローチを取りました。2020年のコロナ禍。1度目の緊急事態宣言で強制的に在宅勤務となった2ヶ月間で、自分自身と向き合う時間が生まれ、「会社勤めってなんなんだろう」「このままの生き方でいいのか」などと考えるようになりました。

そして、色々な方のブログ、YouTube、書籍などに目を通しながら、大きく生き方を変えていく行動に移ったわけです。その第一歩が家計の大改革でした。

2014年に貯蓄率ゼロだったところから、2020年には6割まで急上昇。そして、自宅マンションの荷物を大処分し、オフィス近くでキャリケース1つのホテル暮らしを開始したというわけです。

入り口は、コロナウイルスの驚異がよく分からなかった時期に、「出勤するための電車通勤をしたくないな」というところでした。ただ、考え方をさらに整理していくと、

・モノが多ければ場所代などで維持費がかかる。
・往復1時間30分を要していた通勤時間は無駄。

こんなことも見えてきたわけです。

現在はオフィスから歩いて3-10分圏内のホテルを転々としています。これだと「プライベート」と「仕事」が切り分けられないのではないか?という声もいただきますが、ぼくの場合はどちらも並列ではありません。あくまでプライベートの一部でオフィスワークをしているだけなのです。

結果的に、生活圏をオフィスと自宅(ホテル)でまるっと一括りにしたことで、圧倒的にプライベートで使える時間が増えました。

概算になりますが2022年の営業日は245日ですから、トータルで22,050分=367.5時間。つまり年間15.3日の通勤時間をプライベート時間に置き換えることに成功。

さらには、オフィスと自宅がこれだけ近いですから、昼食や休憩中にも気軽に戻れます。そういう観点では試算上より遥かに多くのプライベート時間が増加したとも言えます。

こうして獲得した時間を使い、2021年はFP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)資格を取得したり、2022年にはYouTube動画製作を頑張りチャンネル登録者数1,000人を突破したり、果ては筋トレで身体の改造を試みたりなど、自由に使っているわけです。

④ プライベートを忙しく

人が色々なことを考えてしまうのは暇な時間があるからです。例えば仕事でスタッフに部署異動の話を伝える際に、ぼくはこんな工夫をしています。告げるタイミングで週末を避け、週初めにするということです。

休日前にこの手の話をすると、「いい機会だから外の会社も考えてみよう」と、退職に繋がってしまうことが多い。つまり、じっくりあれこれ考える時間が週末にあると、意図しない方向に流れてしまうことがある、という根拠のない個人的な見解からです。

これ、自分自身のことにもまんま当てはまります。プライベートでやることが何にもないと、週末の休んでいる時にも常に仕事で気になっている事象ばかりが頭の中を支配します。

仕事をしていないのに精神的にしんどくなり続けていくわけですが、どれだけ考えても実際の物事は動いていないわけですから解決なんかしません。ましてやその時間は給料も支払われません。

ですので、だったらプライベートのことで支配してしまおう!という発想です。ガンプラ作り、山登り、テニスやサッカー、ゲームやアニメ、ブログやYouTube。自分で取り組みたいことであればなんでもOKです。

自分の興味のある話題だけで頭の中とスケジュールを一杯にしてしまえば、当たり前ですが社畜として抱えているテーマなど、入り込む隙がないわけですから、万事解決です!

⑤ 資産形成に全力

最後はこれですね。ぼくは「金融資産3,000万円」シリーズと称して、実際に自分で達成をして、何が変わったか、考えるようになったこと、増えた選択肢、失敗事例など、これまで数多くお届けしてきました。

<金融資産3,000万円」シリーズの動画>

■金融資産3,000万円を得るために手放した10のモノ
2022年7月30日

■今日から実践!金融資産3,000万円の作り方
2022年7月22日

■金融資産3,000万円を達成して変わった10のこと
2022年7月14日

■金融資産3,000万円を達成するために行った7つのこと
2022年6月23日

■金融資産3,000万円を達成した後に考えるようになった10のこと
2022年5月6日

■金融資産3,000万円を守り抜くためにやってきた7つのこと
2022年10月16日

■金融資産3,000万円を得ることで増える人生の選択肢7選
2022年11月09日

■金融資産3,000万円を達成した中での失敗事例7選
2022年11月23日

■金融資産3,000万円までに立ちはだかる5つの壁
2022年12月10日

■金融資産3,000万円を達成したことで得た7つの「自信」
2022年12月17日

■金融資産3,000万円を達成した7つの生活習慣
2022年12月24日

■金融資産3,000万円の達成に役立った「ドラクエ」5つの学び
2023年1月11日

色々と紹介をしてきた中でも、お金があれば会社に居続ける必要なし。つまりいつでも離脱してよし。こうしたメンタルで日々の社畜生活を送れることが一番の効果だと感じています。

ぼくの場合はFIRE(経済的に自立した早期退職)を目指しているというわけではありませんが、この選択肢を持っているのか否か、というのはすごく重要です。

FIREする・しないに関わらず、貯蓄ゼロの人と金融資産3,000万円ある人とであれば、どちらが会社に縛られないかというのは説明の必要がないでしょう。

つまり、今日ご紹介してきた考え方を実践していくただくと共に、資産形成を一日でも早くから堅実に進めていくことがすごく大事で、④で説明をしたように、この取り組み自体でプライベートを支配させてしまえば、職場で嫌なことがあってもそれを深く考えている暇なんかありません。

①支出を減らす工夫を考えて実行する。
②低コストの主要インデックスファンドに積立し続ける。
③稼ぐ力を高めて収入を上げていく。

やることはたったこの3つですが、いずれも準備や行動力、そしてなによりも持続力が求められます。社畜で抱える課題をオフィス以外で考えている場合じゃありませんよね。

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム "ぺいぱ"

さいごに

今回は「社畜生活がシンドイ時に聞いてもらいたい話」を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

社畜生活がシンドイ時に聞いてもらいたい話

① 1週間の捉え方
② 地球の誕生と比べたら一瞬
③ 通勤時間をなくす
④ プライベートを忙しく
⑤ 資産形成に全力

社畜生活はシンドイことがつきものです。これに対して「だったら退職してフリーランスで仕事をしたら?」という声も存在します。

そんなぼく、いまは大手企業勤務ですが、ベンチャー経験もフリーランス経験もしてきましたから、長年勤務をした会社を辞めて事業を起こすことの壁の高さは良く分かります。年を経ていくと尚更です。そんな方々に今日の話が何らかの役に立つと嬉しいなと思います。

自身でもかれこれ20年近く社畜生活をやっている中で生み出されたテクニックの話を今回はさせてもらいましたが、ご紹介したほかに「とにかくよく寝る」についてもお伝えしておきたいと思います。

ぼくは人にストレス解消法を聞かれた時には「寝ること」と答えています。テレビゲームの「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)シリーズでも、旅で傷ついた勇者御一行が宿屋に一泊するとすべてのステータスが全回復しますが、まさにこれです。健康の秘訣と言ってもいいかもしれません。

メンタル的にもフィジカル的にも負担がある状態だと、ぼくはとにかくよく寝ます。二度寝ならず三度寝、四度寝だってするぐらいです。寝て起きると心の負担になっていたことがどんどん小さくなるのを感じます。自分の中ではリセット、振り出しに戻っている、そんな感覚です。

これは固有のスキルかもしれませんので、人によって「食べる」「走る」「観る」など他の行動がそれにあたるという方もいらっしゃるでしょう。こういう小技を1つ持っておくと、さらに社畜生活が楽になると思います。

皆さんが普段されているような社畜の負担を軽減するコツがあれば、ぜひコメント欄などで教えてください!

なお、社畜と一言でいっても、あまりに労働環境がブラックで、メンタルもフィジカルも壊れてしまうことだってあり得ます。どんな職場環境なのか、そしてどこまでが自身の許容範囲なのか。ここは人によって千差万別の世界です。

もしあなたが抱えている社畜プレッシャーが、今日の話の実践でどうにかなるようなレベルじゃなく本当に厳しそうだと感じる時には、まずは身近な親族や同僚、友人、もしくは専門医などに話をしてみてください。もちろん、ぼくでよければ話をお伺いします。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

今日のまとめ

社畜を生き抜くためのコツは人の数だけ存在する。

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