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独身FIRE民は結婚できるのか?

独身FIRE民は結婚できるのか?
この記事で分かること

・独身FIRE民が生まれる背景
・独身FIRE民の結婚3つの壁
・独身FIRE民の結婚アプローチ術

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

今回は独身FIRE民の結婚について深掘りをしていきます。

FIRE(経済的に自立した早期退職)は資産運用で得られる運用益だけで生活するスタイルです。「パートナーがいて子供がいる」もしくは「そうしたことを見据える」場合、つまりは扶養家族が多いと達成に必要な資産額が上がりますから、そこまで我慢できずに独身のままFIREに踏み切る人は多いわけです。40代半ばのぺいぱも例に漏れずそうです。

では、そんな独身FIRE民、果たしてその後に結婚することはできるのか?

・会社員ではないので社会的な地位が低い
・年収至上主義の婚活市場では受け入れられない
・仮にパートナーが見つかったとしても両親に紹介しづらい

簡単に見積もってもこうした課題があります。

もちろん世の中には結婚されているFIRE民も存在しますが、そのほとんどはFIRE前からすでに結婚していた、付き合っていた、というケースが多いでしょう。少なくてもぼくが耳にするケースではすべてこのパターンでした。

今回は、そんな独身FIRE民が結婚をする術はあるのか。あるとしたらどんなアプローチが有効なのか。そんなことをテーマに話を進めていきますが、完全にぺいぱの独断と偏見です。「FIRE」なんて今風に言ってますけど要は、そこそこストックのあるただの無職。そんなぺいぱの結婚観がどんなものであるかも含めて語っていきますので、ぜひ最後までお付き合いください!

独身FIRE民が抱える結婚3つの壁

独身でFIREした人が結婚を考える際、このような3つの壁が存在します。

① 経済的な壁
・ FIRE計画の多くは、自分一人が一生過ごせる保有資産が前提。
・ 扶養家族(パートナー・子ども)ができると支出が大きく変化。
・ 同様に予測不能な支出(教育費・医療費・住宅費)も増える。

② 社会的な壁
・ 日本の婚活市場は「年収・職業・安定性」が重視されやすい。
・ FIRE民は「無職」なので、表面的なステータスは評価が底辺。
・ 親世代から見ると「無職=信頼できない」となる可能性が高い。

③ 価値観の壁
・ FIRE民は「自由」を最も大事にするライフスタイル。
・ 多くの人は「仕事・家庭・養育」を中軸に据えたライフスタイル。
・ パートナーと人生観や金銭感覚、働く意味などでズレが出やすい。

明文化すると身も蓋も無い感じになってしまいますが、これが現実でもあります。では、これを乗り越えることができるのか。次の項目ではそれを考えてみます。

独身FIRE民が結婚するためのアプローチ術

壁は確かに存在しますが「どう見せるか」「誰を選ぶか」次第で乗り越えることは可能ではないか。そんな観点で見ていきましょう。

FIREはただ「仕事をしない人」ではなく「仕事で得たお金を働かせて生活する人」なので、生活をしていくために取り崩す資産を=収入と捉えて対外的なステータスにすることはできそうです。要はストックだけじゃなくフローをどう見せるかという話ですね。

通常は必要に応じての取り崩しというスタイルがメインになると思いますが、ここでは定額取り崩しを軸に据え、例えば

・資産額が1億円で年間4%取り崩しを前提にする場合は手取り320万円。
・資産収入以外のフローがある場合(副業やバイトなど)はそれも合算。

こうすることで会社員時代における年収に相当する数字はなんとか作れます。実際にぺいぱの場合どうなるか概算で出してみると

ぺいぱFIRE後の推定年収

🏡家賃収入:145万円
📺広告収入:30万円
📊運用収入:128万円
—————–
年収303万円

ざっとこんな感じ。年収300万円の男性だと婚活市場での競争力は全然ありませんが、必要に応じて、副業やアルバイトを加えたり、自営業として何かを始めてみたりするのも良いでしょう。この辺りを工夫して収入の見てくれを組み上げていくことで「計画性がある」「安定している」「堅実」とプラスに見せることは可能です。ま、フルFIREの考え方とはどんどん乖離していきますが。

パートナーやその家族には「働かない」ではなく、「仕事に縛られない自由な生き方」「社会貢献に時間を使う余裕がある人」などのポジティブなストーリー作りで見せていくことも必要です。その入り口として一番手っ取り早いのはFIRE民なりの肩書きや名刺を作ること。無職でもそれなりに語れる職業というのはたくさんあります。ぺいぱの場合だと例えば

・YouTuber
・ブロガー
・ファイナンシャルプランナー
・個人投資家
・脚本家見習い

どれもイマイチ弱いですが、ざっとこんな感じ。金融系ライターとか、動画クリエイターのように、今やっていることを広く捉えて肩書きにするというのも有効な手段だと思います。あとは、将来的に法人化をするのであれば、会社経営者とか代表という風に語れるでしょうし、若手作家支援を本格的にやるのであれば社会起業家なんて言えるようになるのかもしれません。

FIRE民が結婚するのに大切なのは「収入の有無」でなく「生き方をどう表現するか」。このあり方次第で、ストーリーはいくらでも作れそうですね。

こんな整理をした上で、最後に考えたいのは結婚相手の選定軸。この再定義です。独身FIRE民が結婚相手を探す場合、相性が良いのはこのようなタイプになると思います。

同類タイプ

 🔥 FIRE志向の人
  金銭感覚や人生観が近い。FIREカップルは最も安定しそう。

 🧘‍♀️ 自由・ミニマル志向の人
  モノより体験、人より価値観を大事にするタイプ。支出が抑えられそう。

ここは分かりやすいですね。生き方が似ているわけですから、たぶん一緒に生活をしても何かが大きくずれていくことは少ないように思えます。

真反対タイプ

 🧑🎨 自分の仕事や夢に没頭してる人
  FIRE民側が家庭を支えることで、補完関係になれそう。

 👩‍💻 ワークライフバランスを大事にする人
  仕事も家庭もほどほどに、という感覚がなんか近そう。

共働きがデフォルトになりつつある悲しい世の中です。専業主婦が絶滅危惧種だなんて言葉も耳にします。だからこそ、時間とお金がある男性は価値が高いという見方もできますね。

おしらせ

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「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム

さいごに

今回は「独身FIRE民は結婚できるのか?」をテーマに話を進めてきましたがいかがだったでしょうか?

結婚するという行為は必ずしも「経済的合理性」では説明できません。「精神的なつながり」や「人生のパートナー」が欲しいという気持ちがなければ、そもそも婚活に繋がりませんし、その人の人生において結婚がどの優先順位にあるのか。これによっても捉え方は変わってくるでしょう。

未婚率が上昇している世の中です。今後もさらに独身高齢者が増えていくでしょう。自身の「終の住処」をどうすべきか問題なども、お金があればそれなりに何とかできる社会になっている可能性は高い。それでも結婚が必要なのかどうか。これは、ぺいぱ自身ハッキリと答えを出せていない部分です。

先ほど触れた、独身FIRE民同士の結婚。これ、以前にサブチャンネルで取り上げた際、FIRE民専門のマッチングサービスは需要ありそうみたいな話で盛り上がったことあるんですよね。たしかにちゃんと身分や資産の証明ができて、招待制の極めて限定的な空間であれば、需要ありそうな気がします。こういうのこそ、Web完結のサービスではなく、昔ながらの相談所的な人の顔が見える運営の方が良いのかもしれません。誰か、やってくれませんかー?(笑)

と、いうことで、ぺいぱは会社員をしていた時に結婚をせず、もう50歳も見えてきてるわけですから、この時点でかなり望み薄ではあります。しかし、今回色々と整理した中で可能性はゼロではないということは分かりました。ぺいぱが家庭を持つ日がくるのかどうか。今後にどうぞご期待ください(笑)

最後の最後にお知らせ! YouTubeで「ぺいぱのひとりごと」というサブチャンネルをやっていまして、原則、平日の朝7時からライブ配信しています。お金や仕事の話題を中心に、直近の出来事でぺいぱが興味のあるものを取り上げ、好き放題喋り倒すラジオみたいな内容です。通勤・通学のお供に最適だと思いますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

独身FIRE民の結婚は、無茶だけど無理ではない。

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