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経済的に自立した早期退職「FIRE」の成功確度を100%に近づける3つのコツ

経済的に自立した早期退職「FIRE」の成功確度を100%に近づける3つのコツ
この記事で分かること

・「FIRE」とは
・4%ルール
・3つのコツ

おはーん、ペーパー先生です。

会社員を辞め、資産運用と現預金だけで生活するライフスタイルのことをリタイアと言います。

米国では2010年代から注目が高まり、ミレニアル世代を中心にムーブメントが起きました。

昨年3月に発売されたクリスティー・シェンさん著『FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド』の人気もあって、

日本でも「Financial Independence Retire Early」 (経済的に自立した早期退職) の頭文字から「F.I.R.E」(ファイアー)と言われることが増えましたね。

コロナ禍で世の中の環境が激変している中、先生も念頭に置いている「FIRE」。

どのような考え方なのかを、やわらか解説します。

4%ルール

「FIRE」を実現するためには金融資産を数億円とか持っていないと難しいのでは、

という印象もあるかもしれませんが、米国では「4%ルール」という目安が存在します。

4%ルールとは

年間支出の25倍の資産があれば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方。

例えば、年間200万円の支出の場合は5,000万円あれば、資産取り崩し+資産運用で

理論上は資産維持をしたまま生活ができるということになります。

ただ、運用が想定を下回ると資産が0になるかもしれないじゃん!と思いますよね。

米国の研究では、「株式50%・債権50%」のポートフォリオで

年4%を切り崩して生活を続けていくと、

30年後に資産が残っている確率が95%という結果が出ています。

驚くことに目減りするどころか、多くのケースで資産は増えているということです。

では、この4%という数字はどこから来たものなのか。

「7%(S&P500の年平均成長率)」-「3%(米国インフレ率)」=4%

運用増加分からインフレ上昇分を差し引いた差分内という数字なわけです。

この考え方は、インフレ率(消費者物価の上昇率)をどの程度見ておくのかで、必要な額が変わります。

米国の状況

コロナ禍で一時0.4%台にまで低下した後、2%までようやく回復してきた状態。また、米連邦準備理事会(FRB)は2%の物価上昇を目標に金融政策を運営している。

日本の状況

日本銀行は年2%とする「物価安定の目標」を掲げて金融政策を行っているが、黒田総裁就任時の2013年4月から2年以内での達成目標だったものが未だに達成されず、直近は0%近辺で推移。

こうした点から、「4%」は「5%」に置き換えても十分達成可能だとも言えます。

100%成功に近づけるための3つのコツ

今回は話を「4%ルール」で続けます。

95%の確率を限りなく100%成功に近づけるため重要になるのは以下の3点です。

①支出管理

計算式でもお分かりの通り、早期の「FIRE」達成には、支出が大きく影響します。

 ・年間支出が500万円→「FIRE」必要額は1億2,500万円
 ・年間支出が150万円→「FIRE」必要額は3,750万円

如何に”無駄も無理もない適切な支出”を導き出し、それを下げられるかがポイントになります。

②資産運用

「米国or全世界株式インデックスファンド」&「優良債券インデックスファンド」での運用がベースになるわけですが、運用損益は年により大きく上下しますから、リーマンショックのような長く低迷が続くような相場環境になることも考えられます。どういう時期でも動じず続けられる運用経験と、低迷時期に切り崩す額を減らすなどのテクニックがあると武器になります。

③予備資金

仮に切り崩す額を減らした場合、生活費が不足します。こういう時期を乗り越えるのに必要なのが運用とは別に準備をしておく予備資金です。これは支出の3年分程度を事前に用意しておくことと、自身のスキルや経験を活かして緩く収入を得られるようにしておくことが最強のバックアップになります。

さいごに

本日は「FIRE」についてお伝えしました。

少しは理解が深まりましたでしょうか?

先生の現状はこのような感じです。

元々フリーランスをしていたこともありますので、

会社員を辞めてもなんらかの創作活動は続けていきます。

緩やかに仕事をしながら「FIRE」することを「サイドFIRE」と言いますが、

年間で50万円程度の収入があれば先生も「サイドFIRE」は成立しています。

事業を行ったりフリーランスとして活動するなど

令和時代の新しいライフスタイルとしてこのような生き方は選択肢に入れておきたいですね。

なお、下記のサイトで簡単に「FIRE」必要額を算出できます。

10年後アーリーリタイアに必要な「お金」はいくら?:FIRE計算ツール公開(ライフスタディ)
2020.03.31

<入力項目>
・「FIRE」後の年間支出額(万円)
・現在の投資総額(万円)
・「FIRE」までの目標年数(年)
・「FIRE」時の年間手取り収入(万円)※投資収入以外
※年間の投資期待成長率5%、リタイア後の資産取り崩し率4%から計算。

また、支出削減の考え方はこちらが参考になります。

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では、ごきげんよう。

今日のまとめ

まずはお金の管理から始めよう。

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