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小金持ちに近道なし。

小金持ちに近道なし。
この記事で分かること

・急いだら失敗する
・先生の投資失敗歴
・失敗は成功のもと

おはーん、ペーパー先生です。

資産形成をしていく上で、めちゃくちゃ重要なポイントを1つ挙げるとすれば

近道はない

ということです。

音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

金融資産5,000万円の小金持ちを目指すのであれば、

20歳から毎月10万円を貯蓄に回すと41.6年、

つまり62歳までに達成します。

年利5%で運用すれば23年、

つまり43歳で達成します。

地道な努力の積み重ねで到達するわけです。

必要なこと

・若いうちから資産形成を始める。
・支出管理をしっかりやる。
・インデックス運用で投資を行う。

シンプルにこの意識を持つだけですから、

言葉で並べると容易に感じます。

では、なぜ多くの人が金融資産5,000万円を達成できないのか。

それは、

・急いでお金持ちになろうとする
・そもそも何の努力もしない。

このいずれかです。

後者は問題外だとして、今日のポイントは前者。

小金持ちには近道がない、ということをあえて繰り返しお伝えしたいと思います。

先生の投資失敗歴

先生の投資歴を振り返ると、大きく失敗をしたのは2度。

1回目は2004年に日本株を始め、デイトレードやスイングトレードを繰り返し、

およそ100万円の損失を出して2007年に撤退した時。

2回目は2017年の暗号資産ブームで、年末に追加投資をガッツリ行い

翌2018年初めのバブル崩壊に飲み込まれ、およそ300万円の損失を出して撤退した時。

どちらも「短期で資産を激増させたい」という、

煩悩の塊のような取引でしたから、大人(?)になった今となれば、

来るべくしてきた結末、と言えます。

“たられば”ではありますが、2004年からコツコツ・たんたん・中長期で

毎月10万円を全世界株式にお金を入れ続けていれば、

17年間で年5%の利回りで考えると、3,000万円強の資産が築けていたことになります。

このように、時間をかけてさえいれば容易に達成できることを阻害する要因は、

「急いで金持ちになりたい」

という、内から湧き出る誘惑というわけです。

失敗は成功のもと

先生と同じように失敗をしてきた方に朗報です(笑)

過去の失敗は自身の努力で取り戻せます!

先生が外国株投資を始めたのは4年前の2017年。

米国と中国の個別銘柄、しかもハイパーグロース株でした。

ここがコロナ相場で起爆剤となった一方、

支出改善に取り組み年間166万円を削減。

現在の貯蓄率65%に繋がっていきます。

そして昨年6月からは資金を全世界株式へ一本化。

以降、毎月30万円を確実に投じ続け、

その結果、現在は4,000万円弱の金融資産にまで育てることができました。

ifの世界の自分を、現実で追い抜いたとも言えますね。

「失敗は成功のもと」なんてことわざがありますが、

けして若くない時期の失敗だとしても、ここまで巻き返せます。

それが40代だろうが50代だろうがです。

この半年の間にも、色々な情報を見聞きし、

様々な誘惑に引き寄せられましたが、

最近はだいぶ心が穏やかになってきた気がします。

まるでセルゲーム前日の悟空親子のようです。

何事も急ぐと事故ります。

気持ちが浮つく年始だからこそ、あえてしつこくお伝えしました。

では、ごきげんよう。

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今日のまとめ

資産形成でも「急がば回れ」。

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