・イケイケドンドンに注意
・勘違いロードで大事故
・希少な存在に必要なこと
おはーん、ペーパー先生です。
今日から新年仕事始め、という方も多いのではないでしょうか。
先生もそのうちの一人です。
とは言え、仕事は「年」よりも「年度」で動いていますから、
あまり何かが切り替わったという実感はないんですよね。
残り1Q、気を引き締めてやってきたいと思います。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
さて、仕事でも投資でも、調子が良い時と悪い時があります。
調子が悪い時には、自己分析をしますし、
周囲の協力も仰ぎますから、脱却のチャンスがあります。
一方で、調子が良い時。
人生で一番気を付けたいのはまさにこういうシチュエーションで、
イケイケドンドン、周囲の声も聞かずに前進し続けることです。
今日は「調子が良い時ほど謙虚であれ」についてお話します。
勘違いロードで大事故
仕事をしていると肌身を持って感じますが、
調子の良し悪しに関係なく、周囲に気配りできる人は希少です。
多くの人は、仕事で成果を出して、昇進したものの、有頂天になり、
わがままで周囲に迷惑をかけ、その後に成果が出せず、
助け舟を出す人もおらずに、存在感が薄れるという状況に陥ります。
一方で、細く・長く・しぶとく生き残り続けている人というのは、
自分がどんな状況でも気配りができ、常に謙虚です。
芸能界は、そうした構図が分かりやすく出ている分野かもしれません。
一発屋で終わるかと思いきや、今でも生き残っているような方は、
つまりそういうことなのです。
投資でも同じことが言えます。
上昇相場にたまたま乗っかり、それを自分の実力だと勘違いし、
さらに大きく成果をだそうと、フルスイングして、大損失に繋がる。
先生の場合は2018年初めの暗号資産バブル崩壊に飲まれたのがまさにそのケース。
先日もお伝えした通り、300万円ほどの損失を出して撤退したわけですが、
前年末の上昇相場で、持てば何でも含み益がでる状況でしたから、
冬のボーナスを突っ込んで、しかも株式の一部も振り向けて
勘違いロードを突き進んだ挙句の大事故でした(笑)
平時であればそんな行動を取らないのに取ってしまう。
これこそが、調子が良い時の恐怖なのです。
希少な存在に必要なこと
先ほどの仕事のケースを思い出してほしいのですが、
「調子の良し悪しに関係なく、周囲に気配りできる人」
を希少と書きました。
こういう希少な存在が長期間になればなるほど輝きを増していくわけです。
では、こうなるためには何が必要か?
それが謙虚さです。
自分を偉いものと思わず、素直に他から学ぶ気持ちがあること。
もう、まさにこれ。
仕事も投資も、この謙虚さを持ち続けられるかどうか、
一生をかけた自己との内なる戦いこそが、投資の神髄。
だからこそ、調子が良いときほど、周囲からの声にも
しっかりと耳を傾け、必要に応じて協力を仰ぎ、
自身の行動が誤っていないか、俯瞰して捉えられるようにしておく必要があるわけです。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
イケイケドンドンの心境になりかけたら、まずは一度深呼吸しよう。