・40歳は人生において一つの節目
・40代にやるべきこと:5か条
・優先順位を立てるなら
おはーん、ペーパー先生です。
40歳というのは、人生において1つの節目ですね。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると、
2019年の日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳。
また、社会で仕事をしていく上で、経験や知識、実績、体力などが伴ってくる
もっとも充実をした時期は30代だと言えますから、
それを終えて迎える40歳はやはり1つの節目になります。
さて、本日は40代をどのように過ごすべきかという話をしていきます。
40代にやるべきこと:5か条
社会保険労務士でCFPの井戸美枝(いど・みえ)さんの寄稿を紹介します。
まさに今日のテーマである40代で何をすべきかに関する記事です。
社会に出て20年以上がたつと、このまま、今の会社にいてもいいのだろうか。定年までこのまま同じ仕事を続けるのだろうかなど、キャリアについて悩む時期が来ます。特に独身の場合、自身の日々の生活を支える収入を得るだけでなく、60歳以降の生活費を、どうまかなっていくかも考えなければなりません。
<40代にやるべきこと:5か条>
・将来を見据えた家選びをする
・老後の生活に向けて投信積み立てを始める
・家計の見直し
・転職や起業を検討しているなら行動を
・これまでのキャリアを見直しスキルアップ
【出典】仕事、住まい、お金…40代のうちにやっておきたい「5つのこと」(with online)
17.Sep.2021
先生の場合ですと、無理して結婚をする予定もありませんから、
守るものが少ない点で、気持ち的にも金銭的にも余裕があります。
一方、多くの40代は子供が大学や就職などに差し掛かり、
両親は高齢で介護などが発生する可能性も増え、
自身は職場で下から追い上げられ上は詰まっている、
といったようなケースが多いのかなと思います。
40代以降をどう行動するかを決めていくためには、
まずきっちりと作戦を練っていく必要がありますから、
先ほど紹介した5か条というのは避けて通れないわけです。
優先順位を立てるなら
優先順位を立てるなら、このような感じでしょうか
①家計の見直し
②老後の生活に向けて投信積み立てを始める
③これまでのキャリアを見直しスキルアップ
④転職や起業を検討しているなら行動を
⑤将来を見据えた家選びをする
やはり一番最初にやるべきは資産の見える化ですね。
このブログでも何度か紹介している4つのシート(収支確認表・バランスシート・ライフイベント表・キャッシュフロー表)を使い、
現状把握を行うことからスタートになります。
その上でゴール、つまり何年後にいくらの資産があるべきか。
これを明確にし、現在からそのゴールまでのプロセスで必要なアクションを組んでいく。
まぁ、特に新しさはありませんが、王道の進め方です。
資産運用をしていないようであれば、つみたてNISAやiDeCoなどを利用して
少額から始めてみることが良いでしょうし、稼ぐ力を高めていくために
何がスキルとして必要かを考え、資格取得をしたり転職をしたりという
行動に出ることも大事ですよね。
家選びは家族構成や職種・業種などによっても選択肢が変わりますから、最後に持ってきています。
子育てが終わる方は、家を売却して地元に戻るなど、環境を変えることもありますよね。
さいごに
病院などに頼らず生活できる、いわゆる健康寿命をどこまでと考えるかでも
40代以降のプランは変わってくると思います。
一方で確実に言えることは「体力は落ちていく」ことです。
そこを知識や経験でカバーして続けられる稼ぎ方にはどのようなものがあるか、
という視点は常に持ってきたいところですね。
ずーっと企業勤めをしていた人が、いきなり早期退職や定年を迎えても、
その後に何をやるべきか分からず、ぼーっと過ごしてしまうというのは良く聞く話です。
人生は良くマラソンに例えられますが、折り返した先でどのようなゴールテープを切って、
インタビュアーにどんな話をするかまで、イメージを持っておきたいと先生も考えています。
人生はノーコンティニュー!
お互い、悔いの無いように過ごしていきましょう。
では、ごきげんよう。
「成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること。」(ヘンリー・フォードさん)