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コロナ影響で変わる「理想の街」の意識:再燃する「持ち家派」vs「賃貸派」

コロナ影響で変わる「理想の街」の意識:再燃する「持ち家派」vs「賃貸派」
この記事で分かること

・住まいの在り方に大きな変化
・コロナ影響による「理想の街」の意識変化
・住む場所でも機動性は大事

おはーん、ペーパー先生です。

先日、このようなツイートをしました。

関東にお住まいではない方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、

上位がテッパンの結果となった一方、都心へのアクセスが良い郊外の

街が大幅にランクアップしているのが、特徴となっています。

新型コロナウイルス禍の影響による、働き方や住まいの在り方に

大きな変化があったことが読み取れます。

今日は、コロナ禍における理想の街について、やわらか紹介します。

住まいの在り方に大きな変化

昨年は、生き方そのものの価値観すら変えるターニングポイントだったのではと考えています。

先生がホテル暮らしを始めたのも元をたどればコロナ影響でした。

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過去に、このブログでも何度か住まいの新しい形について取り上げたことがありました。

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では、世の中ではいわゆる「理想の街」の考え方に

どのような変化があったのか。

リクルート住まいカンパニーさんの「SUUMO住みたい街ランキング2021 関東版」から

意識変化の具体的な内容を見ていきたいと思います。

コロナ影響による「理想の街」の意識変化

さっそくランキングを見てみましょう。

<コロナ影響による「理想的な街」の意識変化>

1位:医療施設が充実している(病院や診療所など) 39.6%
2位:一回の外出で複数の用事を済ませられる 36.1%
3位:歩ける範囲で日常のものはひととおり揃う 35.6%
4位:徒歩や自転車での移動が快適だ 32.3%
5位:物価が安い 32.2%
5位:散歩やジョギングしやすい 32.2%
7位:住居費が安い 31.6%
8位:行政サービスが充実している 30.2%
9位:公園が充実している 27.7%
10位:利用しやすい商店街がある 26.4%

※関東全体で各単一回答:N7000

<サマリー>

・従来は街選びの意識で高かった「うらやましがられる」などの羨望系の項目は最下位。
・「医療施設」や「暮らし利便性」などの充実度や、「物価」「家賃」など生活費への意識が重視。

【出典】「SUUMO住みたい街ランキング2021 関東版」発表!コロナ禍でも「横浜」が4年連続1位(PR TIMES)
2021年3月8日 13時00分

大学病院や大病院、大きな公園や商業施設が充実している街がランクアップしていることからも、

従来の基準から大きく変わったことが伺えますね。

また、小さなお子様がいるご家庭ほど、郊外に目を向けている傾向もあり、

在宅勤務の流れが住まいの在り方に影響を与えていると言えます。

一方で、ランキング上位は従来から変わらずということで、

まだごく一部の影響に留まっているという見方もできます。

今回、先生が持ち家を賃貸に出して、自身はホテル暮らしをすることに舵を切りましたが、

いくら独身で持ち物が少ないとはいえ、住まいを変えるというのは準備も手間も結構かかるんですよね。

資産運用でも「機動性」を重視しているという話題を過去にお伝えしたことがありました。

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日常生活でも投資でも重要な「変化への備え」先生は人事で採用の仕事をしていたころ、東名阪にある主要な大学を良く訪問していました。大学のキャンパスが持つ「学び舎」の雰囲気が凄く好きで、特に都心よりも郊外に立地していて敷地面積に余裕のあるものがお気に入りです。先生の好きなキャンパスの1つに、立命館大学さんの「びわこ・くさつキャンパス」があります。ところが、ここに設置されている情報理工学部を、別キャンパスに移すことが計画されているそうです。今日はこの話題を入り口に「変化への備え」についてやわらか解説していきます。...

これは、iDeCoや持株会など、任意のタイミングで速やかに動かせないアセットは組み入れないという考え方でしたが、

住む場所についても同じことが言えるのではないかと思います。

ホテル暮らしはかなり振り切った打ち手ですが、一生同じ場所に住むというのは、

世の中の変化のスピードを考えると、それなりにリスクもあるものです。

「持ち家派」「賃貸派」という結論のない議論が、このところ再燃しているのも分かる気がします。

先生は第三勢力として「ホテル暮らし派」で参戦したいと思います。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

「持ち家派」「賃貸派」「ホテル暮らし派」は、「ビアンカ派」「フローラ派」「デボラ派」なみに結論無し。

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