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生き方を変える7つの名言

生き方を変える7つの名言
この記事で分かること

・現実世界の名言
・空想世界の名言
・話し手と聞き手の化学反応

ごきげんよう、ペーパー先生です。

1つのメッセージが、人の心を打つことってありますよね。

場合によっては行動を促し、生き方すら変える。

そんなことが世の中あるものです。

現実世界の人から、ドラマやアニメなどの空想世界の人まで、

ぼくは、心に響いた名言を普段からメモしているんですよね。

今日はその中から「生き方を変える7つの名言」を紹介したいと思います。

生き方を変える7つの名言

早速見ていきましょう!

「人材不足こそ、新しい才能を発掘する好機だ。」

落語家 笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)さん・吉田茂役
(ドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂」2020年2月放送より)

テレビ東京開局55周年特別企画スペシャルドラマの中で、新しい内閣の組閣にあたり、人材難に嘆く幹部たちの前で、吉田を演じた笑福亭鶴瓶さんが放った言葉です。抜擢人事でいざやらせてみたら、意外な才能を発揮してくれた。人材難はそんな原石を見つけるチャンスなんだ、という意味が込められています。ぼくの勤務先でも常に人材難に悩まされていますが、「役職が人を作る」という側面もあるように感じていますので、大胆な人事も時にはありですね。

「地位も名誉も金もいらない。そんな奴が1番厄介だ。」

ソフトバンクグループ会長 孫正義(そん・まさよし)さん
(イベント「孫正義LIVE 2011」2010年3月開催より)

当時、ブロードバンド事業への参入を目指していた孫さんは、世界一遅いと言われていた日本のインターネット回線を、世界一安く・世界一高速にしてやろうと闘志を燃やします。しかし幹部の中には、『そんな環境を整えたら、グループ会社のヤフーだけでなく、競合の楽天やニフティなども一緒に喜ぶことになる。そして誰のおかげでそうなったのなんて、後の人は忘れますよ』と問います。その際の孫さんの言葉です。ライバルが得をしても「ええじゃないか」と。徹底した顧客目線、曲げない志、そして凄まじい覚悟ですね。

「組織はリーダーの力量以上に伸びない。(川上監督は)これを地で行った人。」

元プロ野球監督 野村克也(のむら・かつや)さん
(BS1スペシャル「時代をプロデュースした者たち 第1回『大リーグを超えろ V9巨人・川上哲治監督』」2020年12月放送より)

プロ野球での金字塔、9年連続日本一(V9)を達成した巨人軍元監督 川上哲治(かわかみ・てつはる)さんの軌跡を、未公開の資料やV9時代の選手たちの証言をもとに描いたドキュメンタリー番組。その中で、同じく名将と称えられた野村克也さんが川上さんのマネジメントに対する感想として出した言葉です。野村さんは自身の書籍『人は変われる「ほめる」「叱る」「ぼやく」野村再生工場の才能覚醒術』の中でもリーダー自身の成長が大事だと説いています。これ、中間管理職をやっているぼくは、まさに今すごく実感してます。

「大きな成功をしたら、その成功を過去にして、次に新しいチャレンジをする。つまり次にやることというのは成功の地続きなんじゃなくて、成功の次にある挑戦であるという認識をしていかないと、新しいモノが生まれないとか、とんでもないボタンのかけ違いの連続でメチャクチャな状態になってしまうことがある。」

スクウェア・エニックス ゲームプロデューサー 吉田直樹(よしだ・なおき)さん
(ABEMA番組「しくじり先生」2022年4月配信より)

大手ゲームメーカーのオンラインゲーム作品『ファイナルファンタジーXIV(14)』をどうやって立て直したのか、赤裸々に語った際の言葉です。このゲームはサービス開始直後から、内容がスカスカでやることがないとか、動作が重すぎる、などでユーザーから「10年に一度のクソゲー」と呼ばれ大きなバッシングを受けました。先ほどの言葉は「FF」というゲーム業界でのトップブランドや過去の成功体験の上に胡坐をかいてはいけない、という教えを説いたものです。耳が痛い話です。

「歳とってやっちゃいけないことは、『説教』と『昔話』と『自慢話』」

バラエティータレント 高田純次(たかだ・じゅんじ)さん
(テレビ番組「情熱大陸」2015年7月放送より)

「やってはいけないこと」について高田さんが触れた際の言葉です。中々深いですよね。特に年配者が若者に対して、こうしたことでマウントを取りがちだということを多くの人が経験で知っていますから、40歳を超えたぼく自身も気をつけなければと感じます。特に30代後半に入ってくると、話の多くが昔話になりがちです。あと、ぼくは会社の人の陰口も気をつけるようにしていますね。なお、高田さんはこれに続けて「だからおれはエロ話しかできないんだよ」という見事なオチも付けています。先輩、さすがです。

「世の中には信じてはいけないものが3つあります。年寄りの自慢話、通信販売の売り文句、そして、犯行現場の壊れた時計。」

俳優 田村正和(たむら・まさかず)さん・古畑任三郎役
(ドラマ「警部補 古畑任三郎」第2回より)

『刑事コロンボ』で知られるようになった倒叙(とうじょ)ミステリー、つまり犯行の全容をまず見せ、主人公の刑事が真犯人とのやりとりから自供に追い込むという形式でストーリーが進行していく人気刑事ドラマシリーズ「古畑任三郎」。ぼくが人生でもっとも好きで、かつもっとも繰り返し見たドラマの1つでもあります。紹介したのは第2話、冒頭語りの中で、古畑が事件の鍵となる壊れた腕時計に絡めて語った言葉です。ここからも犯人に対する痛烈な皮肉が受け取れますね。しかしちゃんと的を得ています。

「世の中、手引書通りに行かないから人間がいるんだ。」

トワサンガ軍ドレット艦隊指揮官 中佐 マッシュナー・ヒュームさん(アニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」14話より)

『機動戦士ガンダム』の生みの親、富野由悠季監督が手掛けた2014年のテレビシリーズ作品『ガンダム Gのレコンギスタ』。敵勢力が複数集う状況に、「友軍が混乱している」と説明した艇長に対して艦隊指揮官のマッシュナーさんが放った言葉です。予期せぬ状況に置かれた時こそ、自分の経験や知識で状況を判断するのが人間なのだ、という意味が込められています。マニュアル通りにしか動けない人というのは大組織にはありがちです。最後は自分の頭でしっかり考え抜くことの重要性を説いているわけです。

さいごに

いかがだったでしょうか、「生き方を変える7つの名言」。

実に色々な考え方があるものですね。

ドラマやアニメも含まれていますが、いづれにしても人が生み出した言葉です。

言葉というのは、話し手と聞き手が組み合わさって初めて成立します。

聞く人自身の半生と照らし合わせたときに、色々な化学反応が起こりますから、

同じ言葉でも受け手によって微妙な変化があるわけです。

ご覧になられた皆さんは、ぼくの受け取り方とはまた違った印象を持つかもしれません。

今日ご紹介した7つの名言から、どのようなことを受け取りましたか?

ぜひ、コメント欄等で教えてください。

人生はノーコンティニュー!

では、ごきげんよう。

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今日のまとめ

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