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一流の働き方、二流の働き方。

一流の働き方、二流の働き方。
この記事で分かること

・ベンチャーキャピタルの格言
・アメリカ企業と日本企業
・見抜く「目」を持つこと

おはーん、ペーパー先生です。

アメリカのベンチャーキャピタルが起業家たちに良くするアドバイスの一つ、とされる格言があります。

「Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。Bクラスの人は、Cクラスの人を採用したがる。」

これ、どういう意味があるのでしょうか。

言葉の定義を分解していきましょう。

Aクラス=一流の人材
Bクラス=二流の人材
Cクラス=三流の人材

このようになります。

けして

Aクラス=経営幹部
Bクラス=中間管理職
Cクラス=スタッフ

このような会社のヒエラルキーとは比例しないというところがポイントです。

スタッフでも一流はいるし、経営幹部でも三流がいるからです。

そんな前提を踏まえて先ほどの格言の意味を捉えていくと、

“一流の人は、一流の仲間を増やして良い仕事をする。二流の人は、ライバルを作らないよう自分より能力が低い人を採用したがる。”

そんな意味が込められています。

一流の働き方というのは、そのゴールが成果を上げることであり、

自分が持っていない優秀なスキルを持っている人を巻き込んでいくことで、

最大限に成功確度を高める。

結果的には自分自身のスキルも磨かれる。

いわば、攻めの姿勢が生みだすこうしたスパイラルを自ら作り出すということですね。

一方で二流の場合は、一にも二にも自己保身。

今の立場や環境を維持することが最重要であり、結果は二の次。

自分が使いやすくて都合の良い人材を部下に配置をすることから、

圧倒的なヒエラルキーの上に君臨します。

アメリカ企業は一流中心の戦い方、

日本企業は二流中心の戦い方、

その差が今、という極端な見方もできるかとも思います。

こんな比較話をすれば、通常は一流を目指したくなりますが、

一流として生き抜いていくためには、巻き込む人材が一流である必要があります。

つまりそれを見抜く「目」を持つことも一流の条件であるわけです。

自身の能力はすごく高いのに、他人の能力を見る目がないという人、

実は結構世の中にいるんですよね。

こういうのは後から養えるものではなかったりもします。

いわゆるセンスというやつです。

一流になるためには、一流の人材を見分けることができる目を持っているかどうかで決まる。

悲しい現実を告げたところで、今日はおしまいにしたいと思います(笑)

では、ごきげんよう。

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