・世の中の変化に不安を感じている方。
・周囲の変化についていけてない方。
・変化への耐性をつけたい方。
おはーん、ペーパー先生です。
先生は人事で採用の仕事をしていたころ、
東名阪にある主要な大学を良く訪問していました。
各大学のキャリアセンターとの打ち合わせやセミナー講演などを行うためです。
大学のキャンパスが持つ「学び舎」の雰囲気が凄く好きで、
特に、都心よりも郊外に立地していて敷地面積に余裕のあるものがお気に入りです。
先生の好きなキャンパスの1つに、立命館大学さんの「びわこ・くさつキャンパス」があります。
京都駅から電車とバスを乗り継いで40分強。
琵琶湖の南東に位置するこのキャンパスは、
びわこ文化公園都市の一角として、1994年に開設されました。
とにかく絶景で空気がきれい。
そんな居心地の良いキャンパスにこんな話題が飛び出しました。
恩も義理もある それでも街を去るヒト・ハコ・カネ(日経電子版)
2020/11/17 2:00
「びわこ・くさつキャンパス」に設置している情報理工学部を、別のキャンパスに移すというものです。
今日はこの話題を入り口に「変化への備え」についてやわらか解説していきます。
すぐ走りだせるかどうか?
記事によると、情報理工学部移転は4年後の2024年。
2,000人規模の学生が滋賀県草津市から大阪府茨木市へ動く計画になっており、
地元では、アパートの空室率上昇や飲食店の顧客消失などで、動揺が走っているようです。
この記事では下記のような様々な視点が存在します。
・大学誘致の際に支援をした「草津市」の立場。
・地元の「不動産や飲食店」などの立場。
・少子化の中で経営の舵取りをする「大学」の立場。
・都心部から離れた郊外に通う必要のある「学生」の立場。
・住宅を購入した「近隣住民」の立場。
先生が感じたのは、
・世の中には変えられるもの、変えられないものがある。
・変化に素早く対応できる状況にしておく必要がある。
この2つです。
以前に、身の回りの物を少なくして、動きやすくしておこう、という趣旨の話題をお伝えしたことがありました。
今年は特にコロナ禍にあり、記事にもあった
ヒトの動きも、ハコの位置づけも、カネの流れも、劇的に変わりました。
変えられないものや、変わって欲しくないものに、突然変化が訪れた場合。
すぐ自分もその状況を捉えて動き出すことができるか?
これがすごく重要です。
先生の投資姿勢
先生は「すぐに動けるように」という考え方は投資でも一貫させています。
現在、米国株インデックス・全世界株式ファンド・全世界バランス(NISA)・ゴールドを、毎日積み立てしている以外は、個別株の中長期保有です。
資金の機動性が失われるという観点で、
個人型確定拠出年金の「iDeCo」(イデコ)や、
会社で用意されている自社株式の積立制度「持株会」は利用していません。
長期保有をしている反面で、不測の事態に備え、
全資金を任意のタイミングで動かせるよう、機動性を重視しているわけです。
身体も持ち物も資本も、常に身軽な生活をしていきたいですね。
では、ごきげんよう。
出かけるときはいつ転んでも良いように手ぶらが一番。