・宝くじは無駄遣い
・宝くじで大金を手にして成功したケース
・家計で本当に大事なこと
おはーん、ペーパー先生です。
皆さん、宝くじを買ったことありますか?
先生は昔買ってたことがありましたが、壮絶な無駄遣いだと気付いてからスパっとやめました。
1年でもっとも注目される宝くじ「年末ジャンボ」。
2018年の1等当選金額は7億円だったのですが、その当選確率は2,000万分の1。
なんと率にして0.000005%!!
比較的当たりやすいとされる「ナンバーズ4(ストレート)」でも1万分の1。
【出典】夢が壊れる?宝くじの1等当選確率を種類別に計算してみた結果(ファイグー)
2021/02/13
宝くじの還元率はおよそ47%で、他のギャンブルと比較すると非常に低く、
必ず胴元が儲かる仕組みになっている点も、敬遠する方の理由としてよく挙がります。
さて、今日はそんな宝くじで1億円を当選した人にまつわる話題をやわらか紹介します。
宝くじで大金を手にして成功したケース
宝くじでいきなり大金を手にすると良い結末を迎えないことをよく耳にしますよね。
他人の不幸を面白くメディアが取り上げることで目にする機会も増える、とも言えますが、
実際には、お金の「貯め方」「使い方」「稼ぎ方」などの知識がない状態で大金を手にしたから、
という方が正しいのだと思います。
さて、世の中にはその逆のケースもあります。
日刊SPA!にこのような記事がありました。
電子部品メーカー社員の48歳男性の奥さまが買った宝くじで1億円を当選したというものです。
以下は1億円当選後の生活を振り返る男性の話。
「まず、住宅ローンの残債2000万円を前倒しで一括返済。海外旅行も何度か行きましたが、あとは晩酌用の発泡酒がヱビスビールになったり、食卓に出るお肉が国産牛のちょっといいものにランクアップする程度。
残りのお金は妻の意向で老後資金用に資産運用に回しています。もともと、証券会社に勤めていた妻が当せん金を運用したら、資産が(1億円から3億円に)膨れ上がりました。もう正直一生安泰です。
当せん前から在籍している総務部は残業がほとんどなく、成果給もわずかなので年収は550万円ほど。同じ平社員でも営業部に比べると年収が100万円近く少ない。以前は営業部への異動願を出そうと考えた時期もありましたが、その必要はなくなりました。
給料は安いけど、この部署は仕事量も少ないのでこのままでも十分ですよ。経済的な余裕が心のゆとりに表れているのかも。以前なら嫌々こなしていた作業も意欲的に取り組めるようになっています。気持ちよく働けるに越したことはありませんから。」
【出典】宝くじ1億円当せんした40代の平社員。それでも会社を辞めないワケ(日刊SPA!)
2021年05月18日
宝くじを買ったのも、運用したのも全部奥さまということで、
「この男性は良い人と結婚したよね」ということになるわけですが、
ポイントは別のところにあると考えています。
以前にこんなツイートをしたことがあります。
やや古いですが16年9月オウチーノ調べ
【家計の管理方法】
🥇夫が妻に給与全額を渡し妻が管理 49.6%
🥈夫が給与の一部を生活費として妻に渡し妻がやりくり 18.9%
🥉項目別に役割分担しそれぞれが管理 8.6%
④夫婦ともに一定額を家計に入れ妻が管理 3.8%
⑤夫婦ともに一定額を家計に入れ2人で管理 3.5% https://t.co/plfsD6Fa6Y— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) January 28, 2021
家計でお財布を握るのは、能力のあるなしに関係なく、
「なんとなく奥さま」というケースが大半だという日本の家計の事実。
先ほど大金を手にする場合、知識が必要と話しましたが、
今回紹介したご夫婦の場合は、奥さまが証券会社勤務ということで、
おそらくマネーリテラシーがあった方だったんでしょう。
コロナ相場もあり資産をしっかり増やされています。
夫婦のどちらが資産を信託するのに相応しいのか。
そうした点でしっかりお財布の在り処を決めることの重要性をこのエピソードは教えてくれます。
ついでにもう一つ付け加えておくと、何もしていないように見える旦那さま。
質素倹約がしっかりできる人です。
ここが浪費家だと、運用が上手くいっていても、結局は失敗に向かいます。
今日は色々と申し上げましたが、最終的には、
「ちゃんとしたパートナーを選びましょうね」
となっちゃいますね(笑)
こちらの記事もよろしければどうぞ。
では、ごきげんよう。
お金があろうが無かろうが、お金の知識は必要。