・離婚件数と離婚率
・離婚原因トップ10
・人生のパートナーに求めるもの
おはーん、ペーパー先生です。
結婚するお相手、人生のパートナーは
皆さん何を重視して決めていますか?
先日、こんなツイートをいたしました。
パートナーとの価値観でどこを重視するか。
🧑年齢が同じ。
🌏出身が同じ。
🧩趣味が同じ。
🍕食の好みが同じ。
💵金銭感覚が同じ。
✏️教育方針が同じ。
🏠生活習慣が同じ。どこかが一緒だから結婚するわけですが、優先順位があるとすればやはり生活する上で欠かせない金銭感覚になるんでしょうかね https://t.co/o2fNQOCFsZ
— ペーパー先生@外国株投資家 (@papercapinfo) January 15, 2021
今日は人生のパートナーに求めたいものについてやわらか解説します。
離婚件数と離婚率
まず、厚生労働省が2020年9月17日に発表した2019年人口動態統計を紹介します。
<婚姻件数>
59万9007組(昨対比:1万2526組増)
<婚姻率>(人口千対)
4.8%(昨対比:0.1%増)
<離婚件数>
20万8496組(昨対比:163組増)
<離婚率(人口千対)>
1.69%(昨対比:0.01%増)
【出典】令和元年 人口動態統計:確定数の概況(厚生労働省)
令和2年9月17日
いまから19年前、
2001年の離婚件数は28.6万組、離婚率(人口千対)は2.27%でした。
この20年の傾向は、婚姻件数に比例する形で右肩下がりになっている状況というのが分かります。
離婚原因トップ10
では、離婚原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
2016年度に裁判所に申立てられた婚姻関係事件のうち、
申立ての主な動機3つまでを複数回答可として集計したデータをランキング形式で紹介します。
<👨夫からの離婚のきっかけトップ10>
1位…性格が合わない(384回答)
2位…暴力をふるう(88回答)
3位…精神的に虐待する(84回答)
4位…異性関係(81回答)
5位…浪費する(71回答)
6位…性的不調和(70回答)
7位…家族親族との折り合いが悪い(59回答)
8位…家庭を捨てて省みない(55回答)
9位…同居に応じない(53回答)
10位…生活費を渡さない(23回答)
<👩妻からの離婚のきっかけトップ10>
1位…性格が合わない(670回答)
2位…生活費を渡さない(406回答)
3位…暴力をふるう(404回答)
4位…家族親族と折り合いが悪い(347回答)
5位…酒を飲み過ぎる(134回答)
6位…浪費する(110回答)
7位…家庭を捨てて省みない(108回答)
8位…精神的に虐待する(107回答)
9位…異性関係(107回答)
10位…同居に応じない(68回答)
共に一位は「性格」ですが、特定原因というよりは
あらゆるものを包括するような選択肢のため
表が集まるのはもっともな感じがします。
注目をしておきたいのは、
夫の5位・10位、妻の2位・6位にランクインしている
お金にまつわるすれ違いです。
共に生活をしていく上では欠かせない部分であり、
「金銭感覚」が合わないと生涯設計を立てることすらままなりません。
企業合併が「結婚」だとすると、お付き合いは「業務提携」って感じでしょうかね。恋人は出来た時点から支出が増えますし、恋人選びに誤ると、自身の利益率は落ちるわバランスシートは悪化するわで、悲しみという名の特損がハンパない。企業でも恋人でも目利きというのは本当に重要ですねぇ。 https://t.co/1pUrq6AWCi
— ペーパー先生@外国株投資家 (@papercapinfo) December 1, 2020
冒頭にも紹介した通り、年間で20万組が離婚している現代。
離婚する場合、慰謝料や養育費などのほか、
離婚の話し合いが決裂した場合には、調停や裁判の費用も発生します。
こうなるととても資産形成どころではありません。
米国の億万長者1000人について調査した書籍『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』(トマス・J・スタンリー著/日本経済新聞出版)では、
「億万長者の92%が既婚者」と紹介されています。
つまりは
・パートナーの支援で働き手の稼ぐ力が高まる。
・共稼ぎで世帯収入が高まる。
大きくいづれかのパターンになると言え、
このことからも、パートナー選びが資産形成の成果を分けるといっても過言ではありません。
さいごに
皆さんはパートナーに求める最も重要なものは何でしょうか?
お金だけがすべてじゃない。
そういう方もいるでしょう。
トランプゲームの大富豪で最強「ジョーカー」に唯一勝てる「スペードの3」のように、
「金銭感覚」よりも「愛」が勝つ場合もあるのかもしれません。
では、ごきげんよう。
人生いろいろ、価値観もいろいろ。