・お金を貯めても上には上がいる
・100人に2人は億万長者の日本
・目的に沿った金額を定めておこう
おはーん、ペーパー先生です。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
金融資産がない人は、金融資産100万円の人をうらやみますし、
金融資産100万円の人は、金融資産1,000万円の人をうらやみますし、
金融資産1,000万円の人は、金融資産5,000万円の人をうらやみますし、
金融資産5,000万円の人は、金融資産1億円の人をうやらみます。
何が言いたいのかというと、お金を貯めても上には上がいるので、
満足することは一生ないということです。
100人に2人は億万長者の日本
先生は2018年初め、金融資産が1,300万円ほどでした。
現在はもうじき4,000万円に手が届きそうですが、
心境が変わったかというと、実はそんなことはありません。
もちろん、以前に紹介したように、会社員生活においては
続けなければいけない状態からは解放されましたから、
心にゆとりができたことは事実です。
では、金融資産額に満足しているかというと、全然そんなことはありません。
【出典】野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計(野村総合研究所)
2020/12/21
これは野村総研が、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、
世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基に、
総世帯を5つの階層に分類し、各々の世帯数と資産保有額を推計したものです。
カードや自動車、不動産などのローン(負債)を除いた金融資産額ですので、
なかなか難易度の高い条件となっています。
先生は住宅ローンが2,200万円ほどありますから、
金融資産からの差し引きで現在はまだマス層。
以前こちらでも、計算の仕方を紹介しています。
割合でいくと
超富裕層(0.2%)
富裕層(2.3%)
準富裕層(6.3%)
アッパーマス層(13.2%)
マス層(78.0%)
このようになります。
つまり100人いれば
2人は1億円以上-5億円未満、
6人は5,000万円以上-1億円未満、
13人は3,000万円以上-5,000万円未満、
の純金融資産を保有しているわけです。
さいごに
人間、こういう図式をみると上を目指したくなるものですが
冒頭に話を戻していくと、それはキリがありませんよ、ということです。
例え、10億円の純金融資産を達成し超富裕層になったとしても、
「じゃあ次はイーロン・マスクさんを目指しますか?」
となっていきます。
お金を増やし続けることが趣味だというのであれば
そういう生き方も良いのかもしれませんが、
多くの人にとってお金というのは好きなことをするための
「手段」でしかないことを忘れてはいけません。
先生自身は、現在やりたいことが特になく、
将来やりたいことが出てきたときのために、いまはひたすらお金を増やし続ける、
というしょーもない生き方をしております(笑)
これを反面教師にしていただき、
“何のために・いつまでに・いくらを・どのように”
用意していくべきなのか。
これはご家族で話し合ったり、第三者視点が必要であれば
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するなどして整理をし、
目的に沿った金額を定めていくことをオススメします。
では、ごきげんよう。
お金を増やすことを目的にしてもキリがない。