・引き際とは
・色々な引き際
・引き際は人間力が試される
おはーん、ペーパー先生です。
スポーツでも投資でも勉強でも、引き際が大事です。
言葉の意味は以下の通り。
物事の終わりに近い時。 ちょうど引いていく時。
自分自身の考え方に芯が通っている人は、
引き際が鮮やかなものです。
今日は「引き際の美学」について考えていきます。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
スポーツの引き際
分かりやすい例でいくとスポーツ選手の引退がそれにあたりますね。
・輝かしい成績を残しながらも突如として引退を表明する。
・衰える体力を技術でカバーして泥臭く現役を続け限界までやり切る。
このようなケースがあり、
いずれの場合も人々を魅了します。
つまり「引き際の美学」というのは、「筋の通った生き方」そのものなのだと思います。
投資の引き際
投資で失敗する人というのは、
・話題の銘柄で売買を繰り返して原資をすり減らす。
・大きなレバレッジで集中投資して全損する。
などに陥ります。
先生自身も2000年代にやっていた日本株はライブドアショックなどで100万円、
2018年初めには暗号資産バブル崩壊に飲み込まれ300万円ほどの損失。
逃げるように手じまいをしました。
これは最悪のケースと言えます。
一方で、同じ損失でも保険の場合は違いました。
それが2020年に解約したドル建て養老保険です。
2013年から積み立てをしており、解約返戻金は元本に対し100万円のマイナス。
解約にあたっては、払い済み保険に切り替えるなど提案をもらいましたが、
損失覚悟で不要なものを断ち切ることを重視し、スパッと解約しました。
結果としては、2020年の運用実績が+860万円ほどでしたから、
過去の損失も含めてすべてこの年のうちに飲み込むことができたわけです。
軸足を決めて早期に判断をすることの重要性を
肌身を持って感じた出来事となりました。
勉強の引き際
勉強でも同じことが言えるなと思います。
現在、来年の2月末の受験に向けて簿記3級の勉強を進めているのですが、
実は少し前にも取り組んでいた時期がありました。
11月21日の試験申し込みまで済ませていたのに、
諸事情で断念することになったのです。
勉強方法の確立ができなかったことが理由として大きく、
ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP)が
参考書と情報サイトなどを利用した独学でやりきれた一方、
簿記の場合は同じように上手くいきませんでした。
資格学校などでプロが用意している教材を使って
正しく丁寧に基礎を学ぶ必要性があることに気付いたわけです。
体制の立て直しをするため、スパッと受験を諦めて、
次のタイミングを伺うことにしました。
さいごに
「ちょっと違うな」とか「一度立ち止まって整理をした方がいいな」など、
想定違いに陥った場合、思い切った判断ができるかどうかで人間力が試されます。
これが出来る人は、結果的に成功を掴みやすいと思います。
でも、それと先生が簿記3級に受かるかどうかは別問題です(笑)
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
引き際にはその人の生き方が表れる。