・「大人の趣味」ランキング
・年代で変わる趣味の軸足
・趣味に投じる支出の考え方
おはーん、ペーパー先生です。
皆さんはどんな趣味を持っていますか?
先生自身は、何にも趣味がないのですが、
どのような趣味を持つかによって家計にも大きな影響があります。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
趣味ゼロ、というのが貯蓄率にもダイレクトに作用しますが、
とは言っても仕事外での息抜きや、生きがいなどを求めて
人は何らかの趣味を持つわけです。
今日は2022年に始めたい「大人の趣味」についてのランキングを紹介します。
<調査概要>
調査時期:2021年12月22日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:311人
調査方法:インターネットログイン式アンケート
<Q1.2022年に始めてみたい「大人の趣味」はありますか?>
「ある」…60.3%
「ない」…39.4%
<Q2.どのような趣味ですか? 複数ある場合は、最もハマっているものを一つお答えください。>
1位 料理…15.4%
2位 その他…14.4%
3位 ランニング/ウォーキング など…10.6%
4位 キャンプ/バーベキュー/登山などのアウトドアスポーツ…10.1%
5位 園芸や観葉植物を育てること…8.0%
5位 ヨガやエステなど…8.0%
5位 美術館/博物館めぐりなど鑑賞…8.0%
8位 囲碁/将棋/チェスなどのテーブルゲーム…7.4%
9位 ハンドメイド/陶芸/彫刻などのものづくり…4.8%
10位 読書…3.7%
11位 パチンコ/スロット/競馬などの賭け事…3.2%
11位 映画鑑賞…3.2%
11位 ゴルフ/テニスなどのスポーツ…3.2%
【出典】2022年に始めたい「大人の趣味」ランキング! 年代別に聞いた人気の趣味は?(マイナビニュース)
2022/01/14 11:00
年代によっても回答の軸足が移っていくことが良く分かります。
<年代別の解答>
20代の回答
●料理「おいしいもの作りたい」(女性/25歳/大阪府)
●キャンプ/バーベキュー/登山などのアウトドアスポーツ「そろそろ、アウトドアをしたいです」(男性/26歳/栃木県)
●パチンコ/スロット/競馬などの賭け事「お金を増やしたいから」(男性/28歳/東京都)
30代の回答
●料理「本当にできるようになったらいろいろ助かりそうだから」(男性/36歳/神奈川県)
●読書「コロナ禍なのでインドアの読書をしたい」(男性/36歳/愛媛県)
40代の回答
●キャンプ/バーベキュー/登山などのアウトドアスポーツ「自然の美しさに触れて、体の健康を意識しながらの生活改善に取り組みたいと思います」(男性/40歳/千葉県)
●料理「毎日自分好みの味になり同じような感じになり飽きてくるので新しくチャレンジしたい」(女性/44歳/北海道)
●ランニング/ウォーキング など「健康志向の世の中だと思います。周りでもウォーキングをしている人が多くいるため自分も始める予定です」(男性/46歳/東京都)
50代の回答
●料理「家時間が増えたのでいろいろ作ってみたい」(男性/52歳/埼玉県)
●美術館/博物館めぐりなど鑑賞「教養を身に着けたいから」(女性/50歳/東京都)
●ランニング/ウォーキング など「年齢と共に体力の衰えを感じ、今後の人生健康的に暮らすためにも始めたいと考えています」(男性/51歳/長崎県)
60代の回答
●園芸や観葉植物を育てること「いろいろな花の植物を育ててみたい。 また果樹を植えたきれいな花とおいしい果実を食べてみたい」(男性/61歳/東京都)
●料理「コンビニでおにぎりや弁当を買うよりも自炊した方が健康管理に役立つ効果があると思います」(男性/61歳/愛知県)
●美術館/博物館めぐりなど鑑賞「定年退職で今までより時間がとれると思うので、今まであまり行けなかった美術館や博物館を巡ってみたいと思っています」(男性/60歳/千葉県)
20代は、みんなでワイワイできるもの、アグレッシブに儲けたい。
若さ弾けるとはよく言ったものですが、回答にもその傾向が現れていますよね。
30代から40代になると、インプットや健康というテーマが出てき始め、
50代から60代になると、特定のテーマをじっくり深堀をしていく。
そんな感じでしょうか。
今回のアンケートを見る限りでは、賭け事を除くと
すべてがそれほどお金をかけずに楽しむことができるものでした。
コミュニケーションを高めていく、知識を深めていく、視野を広げていく。
趣味のゴールは千差万別ですが、決してお金をかけずとも、
それらが達成可能であることをこのアンケート結果は示しています。
海外旅行をする、車いじりをする、絵画を集める、高級ホテルに宿泊する。
こうしたものも、適度であれば良いでしょうが、
趣味として毎週お金と時間を費やすとなると、
かなりの支出になることが見込まれます。
趣味のために収支がカツカツ、もしくは借金をするなどは本末転倒。
まずは貯蓄率3割を達成するための支出コントロール。
その上で趣味に投じる費用が足りないようであれば、
収入を上げるか、支出をさらに下げるか。
それでも成立しない場合には、趣味にかける費用を抑えるしかありません。
先にこうした計算があり、その上で趣味に没頭する。
順番が大事だと言うことですね。
ま、趣味がない人間にそんなこと言われる筋合いない!
というご意見があれば、それはごもっともです(笑)
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
何事も適度にやることが大事。