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貯蓄額1,000万円を目指すために必要なこと

貯蓄額1,000万円を目指すために必要なこと
この記事で分かること

・人生に選択肢が生まれる
・支出の最小化、収入の最大化
・額よりもその実績こそが大事

おはーん、ペーパー先生です。

貯蓄額1,000万円というのは、年収1,000万円同様に、

キリの良い額であることもあって目標にされるケースが多いと思います。

音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

自身の経験からすると、0円から100万円を貯めるより、

100万円から1,000万円を貯める方が容易。

1,000万円から3,000万円を貯める方がもっと容易。

そんな印象があります。

どんな取り組みも最初の第一歩が最も難しい。

一歩を踏み出せた後は、複利効果なども相まって、

原資サイズに比例するように資産の増加ペースも加速します。

そんな今日は1,000万円を貯めるために何をすべきかを考えていきます。

人生に選択肢が生まれる

ダイヤモンドオンラインの記事でひろゆきさんが以下のようにコメントされています。

お金の余裕は、心の余裕です。「いつでも辞めてもいい」と思えると、思い切ったチャレンジもできるようになります。いざというときにも困りません。できるのであれば、大卒の22歳から30歳のあいだに、「1000万円」を貯めてほしいなと思っています。最初の3年くらいはカツカツなのだとしたら、「500万円」でもいいと思います。30歳で「500万~1000万円」。これを目標に頑張ってほしいなと思います。

【出典】ひろゆきが断言する「30歳までに持っておきたい貯金額」は、いくら?(ダイヤモンドオンライン)
2021.11.23 4:15

漫画家の蛭子能収(えびす・よしかず)さんの

考え方にも通じるところがありますね。

一言で表すと、「お金はあるに越したことない」。

1,000万円あれば、人生に選択肢が生まれます。

好きな場所に引っ越しをする、

転職活動に集中をする、

機材を購入して副業を始める、

一部を投資に回す、などなど。

100万円では得られない、もしくは選択しづらいことに

自信を持って踏み出せる。

そういう力が貯蓄1,000万円にはあります。

支出の最小化、収入の最大化

では、具体的に1,000万円を作っていくためにはどうすれば良いか。

普段からこのブログでお伝えしているように、

「支出を最小化し、収入を最大化する」

これだけです。

具体的には何が必要か。

先生自身の経験を踏まえて、今から始めるなら

これをやる!というものを挙げてみます。

支出の最小化

・住宅ローンの見直し。
・不要な保険を解約する。
・スマホを格安SIMにする。

定番であり、1度の打ち手で効果の高いこの3つは抑えたいところです。

これに加え、ローンを組んでいる方でも、賃貸に住まれている方でも

追加で検討したいのは、実家のお世話になること。

兎にも角にも「住まい」というのは最もお金がかかります。

ここを浮かせて貯蓄を早期に作る、というのは合理的です。

収入の最大化

・副業や兼業を行う。
・年収の上がる転職を行う。

すでにお仕事をされている方を前提としていますが、

アルバイトだとしても、打ち手は同様ですね。

収入を上げていくためには、現在身を置いている業種・業界よりも

高い成長をしている場所に働き口のターゲットを絞るか、

複数の収入源を作るか、ということになります。

労働をお金に換えるフロー型の収入の場合、

時間も体力も限られますから、現実的なのは前者です。

お金が集まっている場所に身を置けば、

自身への実入りも増えていく。

非常にシンプルな理由ですね。

さいごに

仮に、大学を卒業して22歳から8年間、

こうした意識で行動をし続ければ、かなりの確度で

1,000万円の貯蓄は達成するのではないでしょうか。

支出と収入の差を広げられるほど、貯蓄額は駆け足で増えていきますから、

貯蓄率はせめて5割を目指したいところです。

国税庁『民間給与実態統計調査』(令和元年)によると日本人の平均給与は436万円。

手取り年収ではおよそ366万円ですから、その半分の183万円を貯蓄に回せます。

単純計算で6年、28歳までには1,000万円オーバーとなるわけです。

中には、自己投資とのバランスを気にされる方もいると思いますが、

28歳から原資を切り崩して自己投資をする形でも良いでしょうし、

自己投資はお金をかけなくても、できることはたくさんあります。

要は工夫次第ですね。

あとこの話で重要なのは、貯蓄1,000万円という「額」ではなく、

貯蓄1,000万円を作り上げた「実績」なのです。

これが一度できた人は、将来1億円だって作ることができる。

お金は使えば失われますが、蓄財のノウハウは失われないということです。

では、ごきげんよう。

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