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残業や長時間労働が減った分を学びに使わない日本人

残業や長時間労働が減った分を学びに使わない日本人
この記事で分かること

・日本人の働き方について
・労働時間も学びの時間も減る
・二極化される世の中

おはーん、ペーパー先生です。

在宅勤務の増加や、外出自粛の流れを受けて、

昨年から自宅で過ごす時間、「おうち時間」が増えています。

先生は昨年春から今年にかけて、書籍や動画などを通じたインプットが急増し、

それによりライフスタイルや資産運用の考え方にも大きな変化がありました。

当たり前に周りも皆がそうなんだろう、と思い込んでいたのですが実態はかなり違うようです。

リクルートが日本人の働き方について独自に指標化した調査レポート『Works Index 2020』を7月5日に公表しました。

この調査は、2016年からリクルートワークス研究所が毎年実施している

全国の約5万人を追跡して働き方についてたずねた「全国就業実態パネル調査」で、

5年間の調査結果を分析したものとなっています。

このレポートでは、「就業の安定」や「ワークライフバランス」など、

働き方に関する5つの指標ほぼすべてで水準が上昇する中、

5年前との比較で、唯一下降したのが「学習・訓練」となっています。

理由として考えられること

・在宅勤務により職場で見て学ぶ機会が減った。
・日々の仕事をしながらの学びが減った。
・会社の研修会などによる学びが減った。

上記はすべて、望む・望まないにかかわらずやらざるを得ない学習にあたります。

では、残業や長時間労働が減った分、自発的な学びに時間が使われたのでは、

と推察できるのですが、なんと「自己啓発」の時間も前年比で減少しています。

つまり”日本人は自発的に学ばない”という、非常に無慈悲な結論が導き出されます。

結局のところ、オフィス勤務だろうが、在宅勤務だろうが、

可処分時間があろうがなかろうが、勉強する人はするし、しない人はしない。

企業業績がコロナ禍による経済の落ち込みから回復する事象として、

業績を伸ばす勢力と、落ち込みが拡大する勢力に二極化される様子を「K字回復」と呼びますが、

まさに学びの分野においても、さらに学ぶ勢力と、さらに学ばない勢力に二極化されているのだと思います。

学びは稼ぐ力にも繋がります。

フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が著書『21世紀の資本』で主張している

「資本主義の富の不均衡は放置しておいても解決できず格差は広がる。」

いわゆる「r>g」という不等式がもはや不可避なのでは、という気すらします。

先生は世の中の均衡を保つために、今後も永遠の中間層として、

そこそこの勉強し、そこそこの資産を得ていこうと思います(笑)

では、ごきげんよう。

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