・先生の家計収支。
・先生の運用状況。
・先生の資産運用観。
おはーん、ペーパー先生です。
毎月お届けしているこのコーナー。
冒頭で何を書こうかいつも悩むのですが、8月のトピックス、特に何も思いつきませんでした(笑)
去年と比べても、新型コロナデルタ株の登場による新規感染者数の爆発的な拡大もあって、
引き続き先生は、極力外出を控えていることもあり、ほんと8月は何にもなかったなと😅
支出が減る分、お金は貯まりますが、経験値も貯まらない、といったところです。
以前、こちらにもその悩みをまとめましたので、ご興味があればご覧ください。
さて、本日は8月終了時点の単月収支と運用状況をやわらか紹介していきます。
このブログの内容はこちらの動画でも解説しています。
2021年8月の主な出来事
まずは、どのような1ヶ月だったかを振り返りましょう。
・4日 🇯🇵トヨタ自動車が米国4~6月期の販売台数で初の首位。
・8日 🇯🇵第32回夏季オリンピック東京大会が閉幕。
・9日 🌏IPCCが世界の気温上昇ペースが加速しているとの報告。
・13日 🇯🇵新型コロナ新規感染者数が初めて1日2万人を超える。
・15日 🇦🇫反政府武装勢力タリバンが首都カブールの大統領府を掌握。
・17日 🇺🇸公共交通機関でのマスクの着用義務を22年1月18日まで延長。
・18日 🇺🇸7月のFOMC議事要旨でテーパリング開始は22年初めが適当との見解。
・21日 🇯🇵緊急事態宣言が栃木や京都など7府県が追加され計13の都府県に拡大。
・23日 🇯🇵ビットコインの価格が約3か月ぶりに5万ドル台を回復。
・24日 🇯🇵第16回夏季パラリンピック東京大会が開幕。
・26日 🇦🇫カブールの国際空港周辺で自爆テロが発生し死者数は170人に達する。
・26日 🇯🇵自民総裁選は来月29日投開票。国会議員票と党員・党友票で争う。
・28日 🇯🇵緊急事態宣言が北海道や宮城など8道県が追加され計21の都道府県に拡大。
・28日 🇺🇸ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長がテーパリング年内開始と発言。
資産運用に関連している話題を毎月ピックアップしているんですが、今月は薄っ!!
その中でも大きな話題は混迷を深めるアフガン情勢ですかね。
詳しいことは良く分かりませんが、報道をみる限りの印象としては、
今年初めの大統領就任以降、安定した支持率を出していたバイデン政権にとって、
かなりの転換点になりそうな気がします。
小売り株が幅広く売られたということで、消費減速懸念が強まっているんでしょうか。個人的にはアフガニスタン情勢がバイデン政権の求心力低下のきっかけになるのかどうか。インフラ投資法案の先行きにも影響ありそうで気になります。 https://t.co/k5RcZyMnvV
— ペーパー先生 (@papercapinfo) August 17, 2021
先日、アメリカ株式市場の暴落予測について取り上げましたが、
この予測をしたデービッド・タイス氏は、そのきっかけとして
ハイテク企業の決算悪化を挙げていました。
過去10年の相場を強力に牽引してきた企業群の成長鈍化が見られれば、
もちろん暴落きっかけになるのだと思います。
一方で、先ほど取り上げたアフガン情勢の動向によっても、
今後のインフラ投資法案審議や、2022年の議会中間選挙への影響が考えられ、
こちらの方が、株式市場に不確実性を与えてくるのではないでしょうか。
得てしてバブルが弾ける時のきっかけは、そのぐらいの因果関係から始まるものです。
今年初めに、日本のバブル崩壊を起承転結でまとめた記事を書いたことがありましたが、
始まりは”日本が欧米諸国に対し巨額の貿易黒字を出していた”でしたね。
まぁ、いづれにしてもどう暴落を警戒しても、明確にいつくるかは分かりませんから、
大事なのは暴落は必ず来るものだという心構えと、暴落時にどう行動するか、これに尽きますね。
先生はVIX指数を一つの目安として買い出動する備えをしてあります。
2021年8月の収支状況
まずは収支です。
収入:594,995円
支出:15,620円
ー
差引:579,375円
先生はほぼすべての支出をカード決済にしているため、
毎月10日に引き落とされる額というのが、
(n-2)月16日-(n-1)月15日の利用分
となっています。つまり1ヶ月半以上のディレイなんですね。
それに加えて、ホテル宿泊の予約の際、キャンセルして予約を取り直したりすると
クレジットカードで全額決済された額が、翌月以降払い戻しになるため、
月によってはカード利用額がプラスになるような珍事も発生します。
そんな事情で今月は支出がほとんどない、という見え方になっています。
2021年8月の運用状況
次は運用状況です。
資産運用額は前月末比で426,232円増(1.3%増)となりました。
買付は以下の通りです。
<全世界株投信>
買付:300,000円(うち3万円はつみたてNISA)
各資産の割合であるアセットアロケーションは以下の通りです。
今年2月末時点の33,320,805円を超えて、過去最高を記録しました。
ありがとう、全てのお金たち。
さようなら、全ての大きいボラティリティ。
まとめ
アメリカでテーパリングの足音が聞こえてきたものの、バーナンキショックのような
相場急落もなく、至って順調な8月だったんではないでしょうか。
市場参加者の多くがトラウマとしている8年前のテーパータントラムが常に頭をよぎる中、少なくても今のところFRBは市場との対話を上手くやっているように思いますね。合意形成をしながら大きく舵を切っていくプロセスというのは、会社勤めで仕事をする上でもたいへん参考になるものです。 https://t.co/cak0EguOXL
— ペーパー先生 (@papercapinfo) August 18, 2021
全世界株投信1本での運用となってからは、ボラティリティが低くなり、
報告するような波もありませんから、
毎月このコーナーをしている意味合いも薄れてきているのかもしれません。
いづれにしても、引き続きコツコツ・たんたん・中長期の精神を守っていこうと思います。
では、ごきげんよう。
便りのないのは良い便り。