・会社選びで重要なこと
・転職先の条件で妥協したことランキング
・年収が下がる転職の末路
おはーん、ペーパー先生です。
先生は現在勤めている会社が3社目です。
かれこれ15年以上勤めていますので、
社会人のほとんどの期間、今の会社にこの労働力を捧げているわけです。
最後に行った転職では、IT業界という軸を決めつつ、
複数社から企業が行っているCSR活動で最終判断しました。
会社勤めというのは、自分に合う部分・合わない部分を消化しながら、
組織の中で成果を出していくものです。
辛い時期に踏み止まれるかどうかの観点において、
価値観で合致する部分があるかどうかは重要です。
こちらの記事でも触れていますのでよろしければご覧ください。
採用を担当していた経験からすると、転職活動は急いでやると良いことはないですね。
例えば、すでに無職であるとか、現職をすぐにでも辞めたいなどです。
焦って満足もしていない会社を選んでしまったり、
年収交渉で足元を見られてしまうからです。
今日は、転職で失敗しない方法についてやわらか紹介します。
転職先の条件で妥協したことランキング
ビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」を運営するビズヒッツさんが
「転職先の条件で妥協したことランキング」を発表していますので、
まずはこちらから紹介しましょう。
<調査概要>
調査対象:転職経験がある人
調査日:2021年2月26日~27日
調査方法:インターネットによる任意回答
男女別人数:女性327人/男性173人
<転職先の条件で妥協した点>
1位:給与・報酬額(173)
2位:就業時間・曜日(79)
3位:勤務地・通勤時間(72)
4位:業種・仕事内容(34)
5位:雇用形態(21)
6位:福利厚生(14)
7位:会社の規模・知名度(10)
n=396 複数回答
<転職先の条件を妥協した理由>
1位:他の希望条件を優先した(221)
2位:早く転職したかった(51)
3位:妥協しないと転職できなさそうだった(38)
4位:他に求人・転職先がなかった(26)
5位:許容範囲内だった(14)
6位:悪条件の理由に納得できた(13)
7位:時間が経てば解決する(9)
n=396 複数回答
<サマリー>
・転職先の条件に妥協をした人は約8割
・転職先の条件で妥協したこと1位は「収入」
・転職先の条件で妥協した理由1位は「他の条件を優先した」
・転職先に満足している人は75.4%
【出典】転職先の条件で妥協したことランキング!経験者500人アンケート調査(PR TIMES)
2021年3月30日 11時00分
年収が下がる転職の末路
アンケートを見て思うのは「転職をしなければいけない状況」になっていることの多さです。
転職を急ぐ理由には、
・生活のため
・早く前の職場を辞めたかった
・無職の期間をつくりたくなかった
・子どもが保育園に在籍できるように
など、本当に様々です。
これまで多くの面接の場に採用担当として出席をしてきましたが、
年収が下がる転職を繰り返している方は、
良い結果になっていないケースが目につきました。
慌てて転職した先で、
“自身のスキルや経験が活かせない仕事をさせられ、かつ拘束時間も長く薄給。”
こうなってしまうと、次の転職や自己投資などに向ける余力までも失われますから、
どんどんと稼ぐ力が弱まります。
転職はあくまで「手段」です。
それは稼ぐためかもしれませんし、自己実現のためかもしれません。
・立ち止まって冷静に目的の再確認をした上で転職をする。
・転職の予定がない段階から転職市場の情報収集を行う。
これらが転職で失敗しない確実な方法と言えそうです。
こちらの記事も参考にしていただければ幸いです。
では、ごきげんよう。
「嫌いなことをやれと言われてやれる能力は、後で必ず生きてきます。」 イチロー氏(元メジャーリーガー)