・ナンバー2の難しさ
・最強のナンバー2に必要なこと
・自民党から見るナンバー2
おはーん、ペーパー先生です。
先生は一握りの選ばれし人ではありません。
ただの凡人です。
これまで何度か紹介をしてきましたが、選ばれし「勇者」でも「ニュータイプ」でない人の生き様で目指すべきは、
それを支援するかっこいい最強のナンバー2だと考えています。
過去にも、このブログではナンバー2の重要性を何度か語ってきました。
今日は、ナンバー2論についてやわらか解説していきます。
ナンバー2の難しさ
先日の日経新聞にこのような記事がありました。
自民「代理職」、実力者を補佐 番頭・実務・ホープ(日経電子版)
2020年11月27日 5:00 [有料会員限定]
自民党には実力者を補佐する「代理・代行」ポストがあり、
党内の主導権争いや政策決定などで影響力を及ぼす場合があることから、世間の注目を集めるという内容です。
性格別で3つのパターンに分けて紹介されており、それが
・全権委任される「番頭型」
・調整役を引き受ける「実務派」
・次世代を起用する「ホープ」
です。
記事の中では、ナンバー2の難しさについて、
“さらなる高みを目指すには実力を示す必要があるものの、独自色を出し過ぎれば上を脅かしかねない。”
と触れられています。
最強のナンバー2を目指している人の場合、以下にも気を付ける必要があります。
実績が認められすぎるとナンバー1に推薦されて、本来の得意なステージで仕事をすることができない。
つまり、ナンバー2として輝ける人が、ナンバー1でも輝けるわけではないわけです。
最強のナンバー2に必要なこと
先生はこれまでナンバー2をやり続けてきました。
人事でも広報でも開発でも、部門長ではありましたが、レポートラインでは自身の上にナンバー1が常にいる状態だったわけです。
先ほどの記事でいきますと、先生はまさに調整役を引き受ける「実務派」です。
3パターンをさらに分解していくと、
・全権委任される「番頭型」
→タイミング次第でナンバー1になる。
・調整役を引き受ける「実務派」
→常にナンバー2で活躍し続けられる。
・次世代を起用する「ホープ」
→実力次第でナンバー1になる。
こう考えることができます。
つまり、最強のナンバー2として活躍し続けるには「実務派」が望ましいわけですね。
最後もう一つ。
ナンバー2は、自身がお供をするナンバー1を探すための目利きも重要です。
目利きする力についてはこちらでも紹介しています。
では、ごきげんよう。
最強のナンバー2=「実務派」+「目利き」