・働き方での悩み
・働く理由
・コミュニティへの帰属意識
おはーん、ペーパー先生です。
先日、このようなツイートをしました。
ぼくの勤務先も、出産後に復職して働く方は多いです。「生活のために」というケースもあれば「仕事にやりがいがあって」というケースもあります。いすれにしても、人はどこかのコミュニティへの帰属意識があることで一定の安心感を得ています。それが会社でかつやりがいもある場合は幸せですよね。 https://t.co/0lyz9PwMYr
— ペーパー先生 (@papercapinfo) May 26, 2022
正社員として得られる福利厚生を取るか、パートとして時間の自由を取るか。
そんな主婦の人生設計に関する話題が、たぱぞうさんのブログで取り上げられていたことを受けたツイートです。
正解のない、それでいて、とても奥深いテーマですよね。
出産や病気、ご家庭事情などで職場を離れることになっても、
その要因となっているものが解決すると、再び職場へ戻っていくというケースは珍しくありません。
仕事が好き、会社が好き、というポジティブなものから、
お金がない、家に居たくない、というようなネガティブなものまで、
理由は幅広くあるわけです。
この話をさらに突き詰めていくと、
「人はなぜ仕事をするのか?」
という、非常に哲学的なところに行き着きます。
一律に答えがあるものではありませんが、最も多くの理由は
「お金のため」
になるのだと思います。
生きていくためにはお金が必要。
お金を稼ぐためには会社勤めをするのが確実。
そんなロジックです。
では、お金を余るほど手にした状態になると仕事をしなくなるのか?
これ、実はある程度の正解が出ていて、それは何かというとFIRE達成者のその後です。
資産収入だけで生活費を補える状態をFIREと呼ぶわけですが、
多くのFIRE達成者が、何もしていないのかと言うと、
書籍の執筆だったり、地方移住して作物を育てたり、
SNSで情報発信をしたり、講演をしたりなど、
結局は何らかの仕事をしているわけです。
つまり、会社員生活とFIRE生活の一番の違いは、
仕事を”選べるか否か”、ということになり、
お金に不自由しない状態になったとしても、
結局は何らかの仕事をする、というのが人間の生き方であるとも言えます。
「仕事」という言葉には、
“職業や業務として行うこと。何かを作り出したり成し遂げるための行動。”
という意味が込められています。
これらを行うためには何らかの動機付けがあり、
そしてそれは誰かに楽しんでもらいたい、喜んでもらいたい、
という承認欲求を満たすことに繋がっており、
それこそが生きがいである。
つまり、人にとって仕事というのは、
人と人とを繋げてお互いが承認欲求を満たすための活動でもあり、
これがお金に困っていなくても何らかの仕事を続けていくことの理由にもなっているわけです。
冒頭に紹介したツイートで触れた
“人はどこかのコミュニティへの帰属意識があることで一定の安心感を得ている”
というのも、まさにここに帰結します。
一人では生きていけない、というのは一人では生きている意義が見出しづらいということでもあります。
コロナ禍を経て在宅勤務が増えた社員が、久しぶりにオフィス出勤すると、
同僚との雑談があきらかに以前よりも多くなっている。
これは、会社での仕事を嫌嫌やっていた人だとしても、
会社コミュニティは内心求めている、という裏返しかもしれません。
ということで、今日は「人はなぜ仕事をするのか?」というテーマに向き合ってみました。
自分自身のこととして考えても、考察と同様に
・お金のため
・承認欲求のため
ここに絞られるように思います。
特に、ぼくは動物占いで「羊」なんですね。
羊というのは、毛皮は洋服になり、肉も食用になる。
つまり、世のため人のために生きているタイプだとされます。
ぼくはこれが実に思いっきり当てはまっていまして、
お金を稼ぐことよりも、身近な知人に喜んでもらえることの方が、
より多くの幸福感を得ます。
貯蓄率6割の家計の中でも
両親や友人への支出は惜しみなくする。
そんな考え方にも「羊」は表れていると思います。
皆さんは何のために仕事をしていますか?
ぜひコメント欄等で教えていただけると嬉しいです。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
“はたらく”は、止まっていたものが急に動くことを表しており、そこから体を動かす意味に。労働の意味として用いられたのかは鎌倉時代からだそう。