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支出の「当たり前」を見直す良い機会

支出の「当たり前」を見直す良い機会
この記事で分かること

・軟調な株式市場
・(収入ー支出)×利回り
・支出をさらに下げる

おはーん、ペーパー先生です。

今年は年初から株式市場が軟調です。

アメリカでの利上げが発端となっていますが、

そのほかにもエネルギー高、高止まりするインフレ、

中国のゼロコロナ政策に、サプライチェーン問題。

これらに追い討ちをかけるウクライナ問題と、

まさに世界経済は混迷を極めています。

過去2年間、株式投資をすればどんどん資産が増える、

いわばボーナスステージにありました。

各国の中央銀行がコロナ禍の経済を下支えするために

市中へどんどんとお金を供給していった結果です。

ぼく自身も2018年1月末時点で1,385万円だった金融資産が、

2022年5月末時点で3,597万円と大きく成長しました。

株式投資を行ったことに加え、収支管理を徹底したことで

貯蓄率が向上したことも理由となっています。

金融資産というのは「(収入ー支出)×利回り」で示せます。

収入を徹底的に上げていけば支出を気にしなくても、資産運用しなくても資産は増えますし、

収入がイマイチだとしても、支出を削減することで資産を増やすことだってできます。

収入もイマイチ、支出も抑えられなくても、資産運用だけで増やしていくことだってできます。

つまり、この式の意味するところというのは、

増やし方は何通りもある、ということなのです。

さて、年初にぼくの今年の金融資産額目標について紹介をしました。

現在の進捗状況と合わせて見ていきたいと思います。

2022年の目標

■目標
・金融資産5,000万円

■手段
・貯蓄率70%を達成。
・収入を増やす。
・年間5%で運用。

現在の進捗状況

(5月28日時点)

■目標
・金融資産5,000万円
 →¥3,597万円

■手段
・貯蓄率70%を達成。
 →12.12%

・収入を増やす。
 →4月以降は月38,000円増加

・年間5%で運用。
 →▲9.2%

なんとも散々たる結果なわけですが、

こういうことも含めて資産運用なのですね。

先ほどの公式に当てはめれば今後取るべき打ち手はシンプルです。

↗️収入をさらに上げる。
↘️支出をさらに下げる。

運用利回りを上げていくことは難しいでしょうから、

この2つを徹底的に取り組むしかありません。

ぼくの場合は会社員での労働収入しかありませんから、

年2回のボーナスを上げて収入増やしつつ、

年間の支出をさらに下げることで貯蓄率をできるだけ高める。

これを行えれば運用成績が軟調だとしても金融資産額の成長を続けることができます。

もちろんここに、副業収入などがある方はさらに有利に働きますね。

会社員の場合、なかなか自助努力で給料をアップさせることは難しい面もありますから、

現実的には節制をしていく方が現実的となります。

昨今の値上げラッシュもあり、昨年と同じ生活水準をキープするだけでは

よりお金が外へ出ていってしまうことにも繋がります。

🏠住宅ローンの借り換え
🩹保険の見直し
📱格安SIMの切り替え

まずはこの3大固定費をしっかりと見直し、

その上でサブスクリプション(月額定額)サービスの見直しを行う。

ここはしっかりと押さえておきたいところです。

人間、1度入ったサービスはなかなか止めづらいものです。

それがほとんど使っていなかったとしてもです。

ぼくのオススメは問答無用で一旦すべてのサブスクを解除してみること。

人は無きゃ無いで、何とかなるものです。

また、必要なものは代替案を必死に探すものです。

いまは無料のサービスも多いですからね。

例えばぼくは以前、アドビの『Adobe Creative Cloud

コンプリートプランを契約していました。

20以上のグラフィックツールが使い放題になります。

これが月6,480円、年間で77,760円です。

また、マイクロソフトの『Microsoft 365』では

WordやExcelなどのオフィスツールが使い放題になります。

これが年間12,984円です。

かつてはこれらがない生活は考えられなかったわけですが、

一旦全部プランを解約した後は、アップル純正のプリインストールアプリで

すべてをカバーできています。

ブログやYouTubeをやるぐらいであればそれで十分なんですよね。

この「当たり前」という常識をぶっ壊すところからやらなければ、支出の改善は行えません。

株式市場が順調に推移していればそこまで深く考えなくても良かったことも、

市場は軟調、給与も上がらない、そして物価高に円安。

こんな今だからこそ、支出の当たり前を徹底的に見直す良い機会じゃないでしょうか。

では、ごきげんよう。

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