そのた

なぜ大企業に残り続けるのか?を自己分析してみた

なぜ大企業に残り続けるのか?を自己分析してみた
この記事で分かること

・大手企業で達成してきたこと
・会社員を続けている理由は
・いわゆる”大手企業人”とは

おはーん、ペーパー先生です。

最近は、昨年から盛り上がるFIREムーブメントもあり、

企業勤めについての否定的な見解も多くなってきています。

音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

他ならずこのブログでもそうした価値観の変化と正面から向き合ってきました。

「画一的」になるな、「個」を強くしよう!
「画一的」になるな、「個」を強くしよう!新社会人の船出の時期ということもあり、今日はこんな話をしてみたいと思います。「画一的になるな」「個を強くしよう」これは先生が大事にしている生き方に関する考え方です。今日は世界で生き残る術である「個」を大事にすることの意味を、やわらか解説します。...

そんな今日は、かれこれ15年以上、大手IT企業へ勤務を続けている先生が、

「なぜ大企業に残り続けるのか?」

について自己分析をしてみたいと思います。

会社勤めに悩みを持たれている方にとって、何かの参考になれば思います。

大手企業で達成してきたこと

プロフィールにも記載していますが、先生は20代の頃、

フリーランスでアートディレクターとして活動をしていました。

このブログについて
このブログについて先生は、40代前半で独身。IT企業に勤めるごくごく普通の会社員です。このブログは「仕事でしっかり稼ぎ、投資できっちり最大化」をテーマに情報発信していきます。それではここからは先生の歴史を紐解きながら、なぜ「やわらか中学校」を開校したのかについて、紹介していきます。...

グラフィックデザイナーとして社会人をスタートしまして、

最初の会社はベンチャーでしたが、並行して個人での活動も行っていたんですね。

そういう意味では、副業・兼業のはしりだったかもしれません。

通算では、1999年から2005年までのおよそ6年間。

その内、専業フリーランスとしては1年間といった感じです。

周囲には個人で活動するクリエイターが多く、

ベンチャーに入社後も、起業家の方などに囲まれていたため、

フリーランスで生きることの抵抗というのがまったくなかったわけです。

その後は、大手IT企業に転職をして現在に至るわけですが、

入社動機は「個人では手掛けられない大きな仕事を経験するため」でした。

では、そこから15年以上経過しまだ達成されていないのかというと、

実はいくつも達成しているんですよね。

例えば

達成してきたこと

・採用においてダイレクトリクルーティングの仕組みを導入して幹部人材を複数獲得。
・ITサービスの新規立ち上げで組織づくりから携わり事業の柱へ成長させる。
・世界的なスポーツイベントで広報活動の戦略立案から実施までを手がける。

…詳細には書けないのですが、

ぼかして紹介するとなんだか胡散臭さが激増することがよくわかりました(笑)

それはさておき、大手企業でなければ経験や達成できなかったことは

このように複数並べることができるのですが、それでもまだ会社員をしています。

会社員を続けている理由は

理由は大きく2つあります。

①役割や立場が変わると体験できることが変わるから。
②他にやりたいことがないから。

ポジティブ・ネガティブ両面で2つ挙げました。

まずポジティブ面ですが、大企業は部署や職種を変わると、景色が一変します。

これは良くも悪くもです。

先生の場合は、人事や広報、開発といった、キャリアを歩んでいます。

暗闇に置かれたボールに、スポットライトを照らすと、

1箇所からだと全体像が分からないものが、2つ、3つとライトを増やすと

輪郭も含めてはっきり見えてくる。

そんな感覚で、会社の全体像が、引いてはビジネスの全体像が具体的に見えてきます。

また、それなりに結果を出していけば、役職・役割も上がります。

裁量が増えていくわけですから、動かせる「ヒト・モノ・カネ・情報」も増えます。

ですので、大きな企業ほど経験できることの懐は広いわけです。

続いてネガティブ面。

他にやりたいことがないから会社に居続ける。

これは今の先生に限らず、多くの会社勤めの方がそうかもしれません。

何かしらの「野心」を持たれているのであれば、会社勤めというのは手段でしかありません。

その「野心」を達成するために、会社で稼いだお金を原資に起業をする、

もしくは会社の中でそれを達成する。

そういうことがあっても良いですね。

ただし、大手企業におけるこういう人材の結末は大抵前者。

どんどん抜けていくわけです。

必然的に会社組織の中には、いわゆる”大手企業人”しか残らなくなるんですね。

会社ごとにカルチャーも違いますから、それに馴染む同じような色の

社員ばかりになるというのは、仕方がないことです。

先生もそういった意味では、染まってしまった側の人であるわけです。

さいごに

今日は「なぜ大企業に居続けるのか?」をテーマに、自己分析をしてきました。

理由として

①役割や立場が変わると体験できることが変わるから。
②他にやりたいことがないから。

この2つを挙げたわけですが、これを読まれている会社員の皆さんはどうでしょうか?

パターンもあると思います。

・①だけの人。
・②だけの人。
・①と②両方の人。

先生の場合は①が3割、②が7割といったところでしょうか。

もちろん全肯定の選択肢として「居心地がいいから」という、

シンクロ率100%な回答の方もいると思います。

そういう会社・組織に巡り合ったというのは奇跡だと思いますし、

ぜひ大事にしてもらいたいと思います。

このブログを読まれている方でも、会社員は多いかと思います。

会社員で居続けることの意味というのは、個人の属性によっても

業種・業界によっても違いはあるかもしれません。

色々な見解をお伺いできれば自身の勉強にもなるので

ぜひSNSなどでコメントをお寄せください。

では、ごきげんよう。

こちらの記事もよろしければご覧ください。

「企業」と「個人」の関係性変化について
「企業」と「個人」の関係性変化について今年に入ってからコロナウイルス感染症の影響もあり、YouTubeやブログ、インスタなどのSNSを通じて、個人が情報発信する機会が急増しています。ビジネスの現場が従来の「企業」を最小単位とした考え方から、「個人」を最小単位とする考え方に大きくシフトをしました。大手企業の副業解禁や、各省庁の兼業人材募集などの動向をみても、そのことが良く分かります。いまや世の中のビジネスを形作っていくのは「個人」なのです。今日は、そうしたウィズコロナ時代の「企業」と「個人」の関係性変化について話をしていきます。...
今日のまとめ

会社員という生き方は王道だが、多様性の時代で曲がり角に来ている。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 資産運用(投資)