・ウィズコロナ時代の働き方について悩んでいる方。
・個人と企業との関係性の変化に興味がある方。
・なぜ個人の力の重要性が高まったのか知りたい方。
おはーん、ペーパー先生です。
今年に入ってからコロナウイルス感染症の影響もあり、YouTubeやブログ、インスタなどのSNSを通じて、個人が情報発信する機会が急増しています。
先生も大きく価値観が変化しました。
コロナ禍において従来の価値観は捨てる必要があります。
・物理的な人の往来を前提とした生活は戻らない。
・個の力の重要性が急速に高まった。
家の不要なものを捨てたり、支出を大胆に見直したりなど、自己防衛力を高めるため身の周りから無駄なものを徹底的に排除して身軽にしておく必要があります— ペーパー先生 (@papercapinfo) October 10, 2020
フリーランスもベンチャーも大企業もすべて経験してきた先生からすると、
ビジネスの現場が従来の「企業」を最小単位とした考え方から、「個人」を最小単位とする考え方に大きくシフトをしたと捉えています。
大手企業の副業解禁や、各省庁の兼業人材募集などの動向をみても、そのことが良く分かります。
いまや世の中のビジネスを形作っているのは「個人」なのです。
今日は、そうしたウィズコロナ時代の「企業」と「個人」の関係性変化について話をしていきます。
ウィズコロナ時代の「企業」と「個人」
いきなりですが、プロスポーツにおける「チーム」と「選手」の関係性をまとめました。
多くのケースで、期限付き契約を結び、ベース給+出来高払い制です。
契約にあたっては、「チーム」が現在の状況に応じて欲しい人材像をまとめ、スカウト担当者が世界中から優秀な「選手」を探してきます。
「選手」は長期契約の場合もあれば、レンタル移籍やトレードなど、チーム内外の状況で流動的です。
活躍すれば一攫千金も夢ではありませんが、結果が出せなければ「チーム」から去るしかありません。
これ、まんま今の「企業」と「個人」との関係にも当てはまりますよね。
企業の終身雇用制度は崩壊し、オフィスの必要性は薄れ、どこにいても人と人とが繋がれる時代になりました。
このきっかけを作ったのがコロナウイルス感染症です。
従来の「企業←個人」という服従関係が、「企業⇄個人」というように対等なパートナーシップへと変化をしたわけです。
個人の価値観が主体
昨今、企業の中では自身のスキルを発揮できなかった方も、SNSなどを通じて自分の得意分野をどんどん表に出していくことが増えました。
これにより、企業は人を抱え続けるところから、プロジェクトに応じて必要なスキルセットを持った人材を一定期間借りる、という発想に代わっていきます。
・従来は、個人が企業という集団に価値観を合わせにいった。
・今後は、個人が自分の価値観に合わせた企業を選んでいく。
価値観の変容を、このように表現できるのではないでしょうか。
今後、価値観を個人に強制させる企業はどんどん力を失っていきます。
先生はこう考えているからこそ、個人の力をさらにつける、それを発信する、ということの重要性を感じています。
我々はいまや全員がプロスポーツ選手です。
サッカーのメッシ選手や、テニスのジョコビッチ選手のように、競争の中でしっかりと結果の出していけるように、準備を怠らないようにしたいですね。
では、ごきげんよう。
個人が企業を選ぶための目利きも大事。