・長続きしない人の要因とは
・「ドラクエ」のけいけんちから分かること
・学習時間は必ず記録しよう
おはーん、ペーパー先生です。
何をやるにしても進展していることを感じられないと続きませんね。
先日こんなツイートをしました。
継続するにはモチベーションが必要。モチベーションには進展が必要。進展には見える化が必要。ということで、筋トレなら鏡で裸を見る。投資なら資産運用額を見る。勉強なら過去問解いて点数を見る。何事も「ああ、進んどるなぁ」という気分が大事ですよね。 https://t.co/lFmWotu6sN
— ペーパー先生 (@papercapinfo) August 3, 2021
趣味でも勉強でも仕事でも、長続きしない人の要因はすべて同じなのではと思います。
先生の大好きなゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズでは、
キャラクターに「けいけんち」というパラメーターがあります。
これが規定値を超えると、レベルが上がり、新しい魔法や特技を覚えたりします。
この「けいけんち」の積み重ねを見える化していることが、
プレイヤーの次のレベルに到達するまでのモチベーションに繋がっているわけです。
もし「けいけんち」が分からないようになっていたら、
多くの人が、ゲームを早々に止めてしまうのではないでしょうか。
つまりそれだけ「進んでいる感」が見えることが大事なんですね。
資産運用の場合、扱うのが日々価格が変わり元本割れもする金融商品ですから、
「コツコツ・たんたん・中長期」のスタンスで、一喜一憂しないことが大原則です。
ただ、インデックス投資で積み立て、というのは非常に退屈で、
途中で解約してしまったり、刺激を求めて個別株やレバレッジ取引などに
向かってしまうようなこともあります。
ですので、定期的に口座の数字を確認することで「進んでいる感」を受け止め、
自身のお金が投資先で頑張って働いている、稼いでいる、という姿を実感することも大事です。
勉強でも同じことが言えますね。
身体に蓄積されている知識というのは見えません。
だから始めたばかりの勉強も途中で投げ出してしまうんですね。
先生がどんな工夫をしているかというと、学習時間を必ず記録しておくことです。
学習中は、iPhoneでタイマーを回し続けておき、終了した時に、
学習総合プラットフォーム「Studyplus(スタディプラス)」アプリに入力をします。
どの教材をどのくらい勉強したかを自動で棒グラフ・円グラフとして可視化してくれますので、
「うんうん、よく続いてるな」
と今までの足跡を振り返ることができます。
もちろん学習時間がそのまま知識量の増加には繋がらないのですが、
どの程度の自己投資をしてきたか、最も手早く「進んでいる感」を得られます。
これに加えて「過去問を解く」「受験をする」というハードルを1つずつトッピングしていく感じですね。
受験の合否だけをハードルとして見える化してしまうと、1回の期間が長すぎます。
先生が現在勉強中の「ファイナンシャル・プランニング 技能検定 2級」(FP2級)は、試験が年に3回。
仮に一度受けて落ちた場合、次の試験までフルで4か月間の学習期間が得られますが、
これではさすがにモチベーションが続きませんよね。
ですので、質はともかく、ドラクエでいうところの「けいけんち」にあたる「学習時間」をすべからく記録していく。
この見える化を先生は学習継続のモチベーションにしています。
学習が長続きしなくてお困りの方は、騙されたと思ってぜひ一度やってみてください。
ちなみに先ほど紹介した「Studyplus」では、同じ勉強をしている人の学習記録に「いいね」を付けることもできます。
同じ釜の飯を食う、ではありませんが、並走して頑張っている人を身近に感じるというのもモチベーション継続の効果がありますね。
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では、ごきげんよう。
進んでいることを感じられないと人間は続けられない生き物。