・コロナ禍で起きた変化
・人生は立ち止まることも必要
・自己防衛の姿勢が大事
おはーん、ペーパー先生です。
新型コロナウイルスのビフォーアフターで、
生活環境や価値観に変化のあった方は多いと思います。
先生もそのうちの一人です。
自分自身としっかり向き合うことができた、人生を立ち止まって考えることができた。
こういう部分においてはすごく意味のある2020年だったのだとも言えます。
このように、コロナ禍で個人が変わったということは、引いては世の中全体でも
大なり小なりの変化があったわけで、あらゆる行動にも現れています。
先生が感じているコロナ禍以降での変化を5つにまとめてみました。
①買うモノと買わないモノがよりハッキリ分かれた。
②物質的な満足感よりも精神的な満足感を重視するようになった。
③購買判断が刹那的で再現性を持たなくなった。
④何が大事で何が大事でないかが明確になった。
⑤コロナ禍とコロナ前とで2つのスタンダードが生まれた。
それぞれ補足をしていきます。
①買うモノと買わないモノがよりハッキリ分かれた。
キャッシュフローに影響のあった家計が多かったこともありますが、コロナ禍は支出の見直しをする良いきっかけになりました。従来はまるで息を吸うかのように購入をしていたものが、今では「本当に必要なのか?」という思考をワンクッション挟むことになり、商品・サービスの選別が始まっています。
②物質的な満足感よりも精神的な満足感を重視するようになった。
これまでも「モノからコトへ」という流れはありましたが、それがさらに加速しています。キャッシュレス決済の普及や、映像やゲームなどでダウンロード販売が増加していることもそれにあたると思います。同じ価値や結果を提供してくれるのであれば形は問わない、そうした受け皿ができたのだと思います。
③購買判断が刹那的で再現性を持たなくなった。
従来は、歴史があり著名なブランドが購買行動で高い優先順位を持っていましたが、コロナ禍以降、自身が欲するタイミングでたまたま目にした関連性の高い情報を掴み取って行動に移す。そうした刹那的なフローに大きく舵が切られました。従来のマーケティングによる環境づくりでは消費者を囲い込むようなアプローチができなくなっていることを意味します。
④何が大事で何が大事でないかが明確になった。
冒頭でも触れた通り、人生というのは生まれた瞬間からノンストップです。特に学生や社会人などになれば、世の中との関係性が複雑化し、その整理をする余裕もなく日々が過ぎていたわけですが、コロナ禍はその流れを強制停止させました。この時間をうまく活用して整理ができた人、何もせずに再び時が動き出した人とでは、今後数年のパフォーマンスでかなりの差になるでしょう。
⑤コロナ禍とコロナ前とで2つのスタンダードが生まれた。
オンラインを通じたコミュニケーション。マスクや外出などの制限。住まいや交友関係などライフスタイル。あらゆる身の回りで起きた変化ですが、コロナ禍の前後それぞれのスタンダードができました。2030年代の世の中における「普通の生活」がどう定義されるのかで、どちらのスタンダードに軍配が上がるのか。答えは時間の経過とともに明らかになるでしょう。
今日はコロナ禍での変化について、改めて考えてきました。
株式相場と同様に、世の中がどのように動いていくのかなんて
予測することはできませんから、どう転んでも良いように
個人の力を高めて、機敏に動けるようにしておく。
こうした自己防衛の姿勢が大事なのだと思います。
だからこそ、自己投資と金融投資とのバランスはすごく難しいわけですが、
少なくても、しっかり自分自身と向き合うことを疎かにしないようにしたいですね。
では、ごきげんよう。
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人生では、立ち止まって周囲を見渡し、じっくり考えを整理することも必要。