・リタイヤにあたり必要な3つの要素
・3つの要素の順番
・止まらない好転サイクル
おはーん、ペーパー先生です。
先日、このような記事を目にしました。
芸能リポーターの井上公造(いのうえ・こうぞう)さんが、
自身の引退にあたり、すでに芸能界を引退されている島田紳助(しまだ・しんすけ)さんから
金言アドバイスをもらったというものです。
芸能リポーター・井上公造氏が31日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、取材の第一線から退くことを、2011年8月に芸能界を引退した島田紳助さんに報告していたと明かした。(中略)紳助さんは井上氏に「やっと仲間になれるね」などと語りかけた。さらに、“リタイア後”の人生を楽しむ3つのポイントを示された。ポイントは「お金」「友達」「筋肉」。井上氏は「お金はそこそこあった方が当然いい。でも、遊ぶためには友達がいないと楽しくない。もう一つは健康、『筋肉は裏切らない。筋肉を付けろ』ということをすごく強調されてた」と解説した。
【出典】島田紳助さん リタイア後に必要なのは「お金、友達、筋肉」井上公造氏に金言(デイリー)
2022.03.31
現役リタイア。
これを何歳でイメージするかで必要な要素における「質」や「量」は変わるかもしれませんが、
「💰お金」「👨👩👧👦友達」「💪健康」は充実した人生を送るための基本セット、というのは凄く理解ができます。
💪健康
「健康」でなければ労働で稼ぐ力も強まりません。
また、通院や薬などの治療費が継続的にかかりますから、お金も貯まりません。
そもそも元気じゃないわけですから、友達とのつながりを深める余裕も生まれません。
それを踏まえると、基本セットの中でも「健康」というのは
根幹を担うものだと言えそうですね。
👨👩👧👦友達
「健康」な人が「友達」を増やしていけば、日常の生活において様々な方面で興味・関心も広がります。
そうしたきっかけを通じて体験・経験を得て、それが人間力を高めていくことにつながります。
引き出しの多い人というのは、その力を使って「お金」を生み出していくことも上手です。
若いうちの自己投資が重要だと言われる所以でもあります。
そうした体験・経験を充実させていくためには結局「お金」がかかります。
💰お金
つまりは「お金」を得るためには「健康」と「友達」がなければいけない。
そんな解釈をすることもできるのではないでしょうか。
「お金」というのは価値の保存を行うための手段でしかありません。
あくまで、他の価値と交換をするために媒介をしてくれる存在。
そんな言い換えもできると思います。
「お金」があれば、「健康」をさらに磨き上げることもできるでしょうし、
本当の「友達」を世界中から探し出していくために役立つかもしれません。
さいごに
こうやって分解をしていくと、「健康」と「友達」を得られれば、
結果として「お金」もついてくる。
そんな構図が見えてきますが、さらに踏み込んでいくと、
「お金」を得た人はより高い次元で「健康」と「友達」を得られる。
つまり、このサイクルを達成すると、達成していない人との差は
指数関数的に広がっていくばかり。
まるで経済学者トマ・ピケティさんが著書『21世紀の資本』の中で言う「r>g」。
“投資で得られる利益の成長率は、労働で得られる賃金上昇率を常に上回る”
これと同じようなことが言えるかもしれません。
もちろん、「お金」ばかりに執着すると、「友達」付き合いが減ることになりますし、
「友達」が減ればコミュニケーションが減ることで、「健康」に害を及ぼすことにもなりかねません。
「お金」を扱う側の技量が求められる部分も多分に含まれる、
ということは付け加えておく必要がありそうです。
では、ごきげんよう。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
「健康」「友達」「お金」のサイクルは一度好転し始めると止まらない。