・「資産」とは何か?
・先生が捨てなかったもの
・資産判定する際のポイント
おはーん、ペーパー先生です。
ホテル暮らしに移行する前に、自宅マンションのモノを大量に処分した話を以前にしました。
詳しくはこちらをご覧いただければと思います。
モノに囲まれない生活を「ミニマリスト」なんて呼ぶこともありますが、
先生もキャリーケース1つで生活していますからそれにあたると思います。
部屋が片づけられない人にとって、こうした生活を目指すための最大の難所は、
「何を捨ててよいのか分からない!」
ということです。
今日は、モノを捨てるか否かを判断する基準を、シンプルにやわらか紹介します。
「資産」とは何か?
さっそく答えからいきたいと思います。
モノを捨てるか否かの判断基準、それは「資産」かどうかです。
資産とは:
会計学用語であり、財務会計および簿記における勘定科目の区分の一つ。会社に帰属し、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことをいう。(Wikipediaより)
会計上の資産は主に以下の3つです。
現金、預金、貸付金など1年以内に現金化できる資産のことをさします。
例えば
・当座資産…現金、預金、売掛金など。
・棚卸資産…商品や材料など。
・その他の資産…短期貸付金など1年以内に回収できるもの。
上記資産のうち1年以内に現金化しないものや、土地や建物など長期保有することを目的とした資産のことを言います。
例えば
・有形固定資産…土地、建物など形あるもの。
・無形固定資産…のれん、借地権など形のないもの。
・投資その他資産…長期保有目的の株や有価証券など。
創立費、開業費など、その効果が将来にわたって及ぶものとして、税法上・会計上資産として計上すべき資産のことを言います。
【出典】資産とは何か?個人や会社、会計学上の資産について簡単に解説(マネーフォワード クラウド会計)
2021年5月31日
かなり簿記の領域になってきましたが、ここから分かることは、
資産とは、将来的にお金に換えられる価値のあるもの。
こう捉えることができるわけです。
先生が捨てなかったもの
では、会社ではなく個人の場合ではどうか。
ここからは参考に先生が資産判定して、捨てなかったもの2選を紹介します。
これらは段ボールに詰めて実家に送りました。
①レトロゲーム
ファミコン、ゲームボーイ、スーパーファミコンが中心で、数えたことないですが200本以上保有しています。ほとんど箱なしの状態ですが、「ファイナルファンタジー」シリーズなど一部は箱付き・未開封品も含まれています。以前にレトロゲームの価値について取り上げた記事を書きましたが、長期保存で白濁化してしまう光ディスクとは違って、カセットは接触部のメンテナンスさえしていれば、一生遊べるというのも価値が担保される理由の一つです。個人的には連射機能付きのコントローラー「ジョイカード」がお気に入りだったりします。なんと箱付きで保有してます。これらは、将来お金に換えることができるので資産認定しました。
②ビックリマンシール
1985年に発売され1992年まで続いたビックリマン「悪魔VS天使シール」。「ビックリマンチョコ」や「ビックリマンアイス」などにおまけとして付いていたシールは実に1,440種を超えます。当時はアニメ展開もされ、メディアミックスの先駆けでもありました。保有枚数を数えたことないんですが、いわゆるヘッドと呼ばれるレアシールをアルバムに大量に保管してあります。一番好きなキャラクターは12天使の力で誕生したヘラクライスト。第7弾ヘッドで、ノーマル形態のほか、赤が最強形態、緑がパワーダウン形態という全3種類が存在します。シールの状態によって1万円~10万円ほどの買取価格になっているようです。これらも、将来お金に換えることができるので資産認定しました。
最近はメルカリの登場で、一見ゴミだと思うものでも買い手が付くケースがありますから、
資産と考えられる範囲も広がっていると思います。
一方、その売買にかける時間もコストですから、先生は上記で紹介したように、
価値や需要の拡大が見込めないものは、すべて捨てました。
書籍やCD、家具、家電、洋服などです。
ここは大きな割り切りが必要なところでして、
買い手がいるもの=すべて資産
とは考えないということです。
資産認定する際のポイントをまとめました。
・長期保有が資産価値をさらに上げるかどうか。
・美品が少ない昔の子供向けアイテムかどうか。
・需要が高く供給が足りていない状態かどうか。
断捨離を検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。
こちらの記事もよろしければどうぞ。
では、ごきげんよう。
ピーク時の「悪魔VS天使」シールは、1ヶ月で3,300万個という驚異的な売り上げを記録したそう。