・ぺいぱの夏のボーナス
・金融資産がついに目標到達
・目標設定の位置付け
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
皆さんは夏のボーナス支給ありましたか?ぼくの勤務先は毎月25日が給与支給日、そして7月・12月それぞれの10日が賞与支給日となっています。
支給額はさておき、6月25日・7月10日・7月25日と断続的にじゃんじゃんお金が入ってくるという、苦しいことの多い会社員にとっては心のオアシス、まさに夢のボーナスタイムと言えます。
ボーナスには、一般的に「基本給連動型賞与」「業績連動型賞与」「決算賞与」「寸志(すんし)」の4種類ありまして、ぼくの勤務先は「業績連動型賞与」です。
詳しくはこちらの回「世の中のボーナス事情をまるっと紹介」でも取り上げていますので、ぜひこちらもご覧ください。
「業績連動型賞与」は前年度の業績に連動する上、個人実績も加味されますから、過去を振り返るとかなり振れ幅が大きいですね。ぺいぱの夏のボーナス支給額、過去7年分の推移はこのようになっています。
<ぺいぱの夏のボーナス支給額(2017年-2023年)>
2017年:155万円
2018年:169万円
2019年:219万円
2020年:228万円
2021年:261万円
2022年:283万円
2023年:202万円
※額は四捨五入
転職・求人サイトdodaの調査によると、夏のボーナス支給平均額は50.8万円とされていますから、それと比べるとかなり多くをもらっていることになります。
一方で、先に触れたように振れ幅も大きく、もちろん場合によってはゼロなんてことだって可能性としてはあり得るわけですから、こうしたお金をあてにして何かを先買いすることは控えた方がよいわけです。
さて、そうした中で2024年の支給はどうだったのか。ご紹介します。
<ぺいぱの夏のボーナス支給額(2024年)>
2024年:233万円
※額は四捨五入
過去7年平均は217万円でしたから、やや上回った結果です。まずまずというところでしょうか。なお、現在のぺいぱは退職意向を示し、後任者の調整中ということもありますので、おそらくこれが最後のボーナスになると思います。
完走した資産形成目標
さて、そうした中でタイトルにもある通り、おかげさまで今回のボーナス支給がとどめとなり、7月10日時点でぺいぱの金融資産は7,521万円に。ぺいぱが立てていた資産形成目標額をこの度達成することができました。
これまでもちょくちょく紹介をしていましたが、立てていた設定というのはこのようになります。
■目的
・好きな場所で好きな時間に好きなことをする。
■目標
・2026年中に金融資産7,500万円を超える。
├4,700万円(2023年中)
├5,500万円(2024年中)
├6,400万円(2025年中)
└7,500万円(2026年中)
■手段
・収入を前年より増やす。
・貯蓄率60%を達成する。
・年間4%で運用する。
保有金融資産の9割は運用商品となっていますから、今後の市場環境によって再び大きく割り込むことも十二分に考えられますが、兎にも角にもゴールにワンタッチはした。そういうことになります。
なお、こちらの目標設定をしたのはすごい昔というわけではありません。以前に収支・運用状況のコーナーをお届けしていましたが、その中で2023年のスタートを迎えるのにあたり年初の抱負の1つとして立てたものだったんですね。
これを設定した際の金融資産は3,889万円。過去の投資利回りや貯蓄率などを踏まえながら、かなりざっくりと2026年までに7,500万円達成のロードマップを描いたわけです。
ところが蓋を開けてみると株式市場がこの2年ほど好調をキープしており、かつ急激な円安という、外貨建て資産で運用する身としてはこの上ない環境も後押しし、とんでもないスピードで目標達成となったわけです。
目標値と実績値の比較がこちらです。
<目標値> <実績値>
2023年中 4,700万円 5,591万円(+891万円)
2024年中 5,500万円 7,521万円(+2,039万円)
2025年中 6,400万円
2026年中 7,500万円
※額は四捨五入
※カッコ内は目標乖離
※実績値7,521万円は7月10日時点
2023年末の段階ですでに1年前倒しで進捗しており、今年はさらにそれが加速。残り2年半を残しての目標到達となりました。これには驚くのを通り越して資産バブルの怖さすら感じさせます。
なお、7,500万円の設定背景ですが、過去実績から年間支出が500万円であると仮定。家賃収入が年間144万円。さらに月10万円(年間120万円)を無くても生活可能な出費である娯楽費とした場合、それを除いた確定支出は236万円となります。
金融資産7,500万円を年間4%で運用することができれば、税金控除後で240万円となりますから、確定支出を資産運用だけで補うことができる計算となるため、この設定というわけです。
ここの考え方も実はかなりざっくりです。4%という数字もなんとなく4%ルールから引用しているだけですし、金融資産7,500万円をすべて米国株式で保有しているわけでもありません。
現金保有は金額でいくと700万円を超えておりかなり保守的な一方、暗号資産は1,000万円前後となっていますからこちらはかなり攻めています。
オルカン:5,761万円(76.59%)
暗号資産:1,007万円(13.39%)
法定通貨:753万円(10.02%)
※2024年7月10日時点
※額は四捨五入
また、ぼくの過去6年の運用利回りはこのようになっていまして、
2018年:▲23.2%
2019年:+18.1%
2020年:+46.7%
2021年:+4.6%
2022年:▲14.4%
2023年:+37.0%
※数字は前年比
ざっくりと過去6年間の平均を出すと+11.47%となりますから、こういうことを引っくるめて「まぁ+4%でも保守的だよね」ぐらいに置いた計画値でした。
今後の株式市場の動向もどうなるか分かりませんし、為替の行方も分かりません。いつまで会社員としての給与が続くかもハッキリしていません。
結局のところこれだけ変数が存在しますから、計画を達成したからといっても、それが何かを保証してくれるわけではありませんし、何か身分が高くなるわけでもありません。そう、何にも変わらないのです。
「じゃあ別に目標なんて必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。
大海原を走る自分という船が、どの方向へ舵を取るのか?コンパスの差し締める方向を定めておく必要はあるし、それを常に頭の片隅で意識しておくことも大事。なのでアバウトだったとしてもある程度の目標設定はあった方が良いわけです。
事実、ぼく自身も金融資産7,500万円達成をしたことで、目的に掲げていた「好きな場所で好きな時間に好きなことをする」権利を実際に手に入れました。
目標達成と退職意向の時系列こそ逆になりましたが、近いうちに達成することをある程度見込んでいた側面はあります。そしてそういう状況が自分の退職への行動を後押ししているのもまた事実です。
おしらせ
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人生も資産形成も章立てで考える
思えば、ここまで来るのに何か特別なことや危険な賭けに出るようなことはありませんでした。
過去、どのぐらいの期間をかけて1,000万円単位の大台を突破してきたのかをまとめたものがこちらです。月末時点の金融資産額となっています。
2017年01月末 1,014万円
2020年06月末 2,001万円(41ヶ月)
2020年12月末 3,104万円(6ヶ月)
2022年03月末 4,030万円(15ヶ月)
2023年07月末 5,005万円(16ヶ月)
2024年02月末 6,464万円(7ヶ月)
2024年05月末 7,056万円(3ヶ月)
※カッコ内は前回からの期間
2017年-2021年6月までが外国個別株時代。それ以降はオルカンコア投資時代です。1,000万円突破以前の情報が手元にないため、それ以降からの期間集計となりますが、1,000万円から7,000万円までに7年4ヶ月かかっています。
これを早いと思うかか遅いと思うかは、受け取る人によって様々だと思いますが、いずれにしても資産の伸びるスピードは上がっているようにも思います。やってきたことといえばシンプルにこれらだけです。
・コア資産であるオルカン(全世界株式)をとにかく買い集めて大きな塊を作る。
・サテライト資産には激辛なビットコイン/イーサリアムを据えて握りしめ続ける。
これらをやるために、とにかく無駄な支出を絞る、会社員として稼ぐだけ稼ぐ。もう本当にこれだけです。やわらか中学校でこれまで触れてきたことを愚直にやり続けていけば、まったく同じとまではいかないでしょうが、誰もが同じような成長軌道を描くはずです。
だからこそ「コツコツ・たんたん・中長期」の姿勢を常にやり続けていくことこそが最強。無意識でもそれができていることこそが最強。そういうことなのだと思います。
今回は、ぺいぱが資産形成目標のゴールに辿り着いたことに対する率直な感想をつらつらと述べてきました。
退職意向を出した時期にこうした節目を迎えるのも、何か運命的なものを感じますし、何と言いましょうか人生次のステップに向けて動く合図のようにも感じます。
書籍には節目節目で「章」があるように、日本の歴史にも「元号」という節目があるように、人生の節目をより分かりやすく刻むためにも資産形成目標というのは必要なのだと思います。
ぼくが2020年の夏に家計改善に目覚めて資産形成に本腰を入れてから4年。ここで一旦のゴールを迎えることになりましたが、ぼくの人生はまだまだ続くし、資産運用もまだまだ続きます。
つまり「好きな場所で好きな時間に好きなことをする」という章は終わりますが、その続きとなる新章の設定していくことが次の取り組みとなるわけです。
そんなことからも、このやわらか中学校もまだまだこりずにやっていきます。ご期待ください!
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう!
ぺいぱの冒険はまだまだ続く。