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「変えられること」と「変えられないこと」:誤った判断を減らすコツ

「変えられること」と「変えられないこと」:誤った判断を減らすコツ
この記事で分かること

・頑張っても仕方がないこと
・低コストの投資信託を選ぶ
・物事の判断をする時のコツ

おはーん、ペーパー先生です。

世の中を大きく分けると

「変えられること」と「変えられないこと」があります。

例えば近所にある定食屋で

・何を食べるか? →変えられること
・美味しいかどうか? →変えられないこと

こんな具合です。

メニューから何を選ぶのかは自分で意思決定できますが、

それが美味しいかどうかは、好みやその時のお腹の空き具合、

そして何よりもシェフの腕次第となります。

つまり自分がどれだけ努力をしたとしても、

シェフの腕を上げることはできませんから、

「変えられない」ということになります。

低コストの投資信託を選ぶ

投資の世界でも同じことがありますね。

投資信託で運用をする時に、

・どの証券会社を使用するか?
・商品選びをどうするか?
・税制優遇制度を利用するか?

この辺りはすべて自己判断ですから「変えられること」です。

例えば”低コストの投資信託を選ぶ”、というお作法は

確定支出を自身でコントロールできる数少ない要素だからこそ、

皆さんが口を揃えて強調するわけです。

一方で、変えられないことは、

・商品の運用成績
・世界経済の動向
・為替相場の行方

などなど。

こちらは、どれだけ個人が頑張ったところで、

大勢に影響を与えることはありません。

つまり努力のしようがありません。

物事の判断をする時のコツ

こうやって整理していくと、至極当たり前のことに聞こえますが、

仕事をしている中で発生する事象においては、

より複雑に要素が絡み合うため、間違った判断をしてしまうこともあります。

プロジェクトを遂行していると、

明らかに「変えられないこと」の方が課題の多数を占めるのに、

追加投資をしてでも何とか完遂させようとする。

こんなケースが存在するものです。

場合によっては、これまで行った投資を捨ててでも止めた方が良い。

自分たちの努力ではどうにもならない要素が多ければ、

見通しが立たない可能性も高く、こうした決断も必要となります。

物事の判断をする時は、まず全体概況の中で、

①「変えられること」と「変えられないこと」を切り分ける。
②どちらの数が多いか、どちらの方が影響度が高いか、を整理する。

これをしっかりと行ったのちに、意思決定をする。

大抵の場合、大きなミスを未然に防ぐことができます。

仕事に限らず、プライベートだとしても

同じ手法で間違った判断を減らせると思いますので、ぜひご活用ください。

では、ごきげんよう。

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