・コントローラブルとアンコントローラブル
・色々なシチュエーションで切り分けてみる
・コントローラブルなものに集中しよう
おはーん、ペーパー先生です。
コントロールできること(コントローラブル)、コントロールできないこと(アンコントローラブル)。
生活をしていく上で、この考えをベースにしておくことは大事ですね。
例えば「健康」。
🙆♂️コントローラブル…
日々の食事、適度な運動、感染症対策など。
🙅♂️アンコントローラブル…
突発的な事故や怪我など。
では「仕事選び」ではどうでしょうか。
🙆♂️コントローラブル…
業種・業界や雇用形態の選択など。
🙅♂️アンコントローラブル…
景気や賃金の動向など。
職業選択の自由が認められていますから、
仕事選びという観点ではコントロールできる範囲が大きいですね。
一方でこれが「会社勤め」になるとどうでしょうか。
🙆♂️コントローラブル…
なし。
🙅♂️アンコントローラブル…
配属部署、上司、同僚、給与、勤務地など。
改めて書き出してみると、会社勤めというのはほとんど
コントロールできることってないんですよね。
賃金の提供を受ける代わりに労働力を差し出す
という契約に基づいているため仕方ない部分があります。
では「資産運用」ではどうでしょうか?
🙆♂️コントローラブル…
投資額やアセットクラスなどの投資判断全般。
🙅♂️アンコントローラブル…
資産価値全般。
すごくざっくりですがこうなりますね。
投資を始めるまではあらゆるコントロールができますが、
一旦始めた途端、コントロールできる部分が大きく減ります。
ゼロではないのは、株式や債券、REITなどのアセットクラスを組み合わせで
リスク(不確実性)のコントロールは多少なりとも可能だからです。
ちょっと違った視点でみてみましょう。
「人」ではどうでしょうか。
🙆♂️コントローラブル…
自分。
🙅♂️アンコントローラブル…
他人。
あとは「時間」。
🙆♂️コントローラブル…
使い方。
🙅♂️アンコントローラブル…
時間の流れ。
こんな形で分別できます。
「オレは人の意思すらも動かせるぜ!」
とか
「私は時短家電で時間を作ってます!」
など
厳密な線引きは難しいところもありますが、
今日言いたかったことは、コントローラブルなものに集中したほうが効率的だし精神的にも良いですよ、ということ。
会社でもプライベートでも、アンコントローラブルなところに労力を割いて疲弊している方をたまに見かけますので、こんな話題を取り上げてみました。
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では、ごきげんよう。
コントロール下における範囲が増えるほど複雑になるので、その人の技量が求められる。