・資産運用での知識を仕事にも活かす
・IT関連サービスは開発における「内製」「外製」
・「ルイーダの酒場」を作ったもん勝ち
おはーん、ペーパー先生です。
資産運用での知識や経験が、仕事でも活きているという話は、
以前にも何度かしたことがありました。
不確実性を考慮したポートフォリオの組み方とか、
銘柄選定の際の目利きなどがそれにあたります。
先生は勤務先で、IT関連の商品・サービスを開発しているのですが、
開発の仕方には大きく2つあります。
それは社内の開発スタッフを使った「内製(ないせい)」と、
外部の開発会社を使った「外製(がいせい)」です。
どちらにも良し悪しがありますね。
🙆♂️メリット…費用が社外に出ていかない。作業ノウハウが社内に残る。細かい工夫や改善がし易い、など。
🙅♂️デメリット…開発にあたりスタッフを確保する必要がある。作業チームの管理コストがかかる。人件費が乗り続ける、など。
🙆♂️メリット…案件ごとに強みのある会社とパートナーを組める。契約事になるため管理コストが抑えられる。人件費を最小に留められる、など。
🙅♂️デメリット…パートナー探しが難しい。契約締結までに時間を要す。パートナー管理のスキルが求められる、など。
業界・業種と問わず、大体こんなところではないでしょうか。
では、この話が資産運用とどう関係するのか。
このブログの内容はこちらの動画でも解説しています。
内製の場合
内製の場合は、多くの社員が開発に携わります。
その社員は会社に採用され、雇用契約を結んでいます。
これを投資だとすると、新卒採用の人材=IPO銘柄。
その人のスキルや経験が将来会社にこういうリターンをもたらしてくれるだろう、
と思って雇用契約を結ぶわけですから、「内製=個別株投資」に言い換えることができます。
その後、活躍をして大成功する人材もいれば、
力を発揮できず、なんとなく会社に居続ける、もしくは退社するような人材もいる。
新卒採用はそうしたダイナミックさがあるわけです。
会社組織というのは、こうした人材(=銘柄)を、中途採用の人材を混ぜながら、
上手く役割分散させてポートフォリオを組んでいるというわけです。
外製の場合
では、外製の場合はどうでしょうか。
時代と共に開発する案件も変わっていきます。
使う技術や世の中のトレンドに合わせて、外部パートナーも変えていきます。
つまりこれ、時価総額加重平均型のインデックス運用と同じなんですよね。
世の中がどのように変化しても、その時に勢いのある会社と常にパートナーを組んでビジネスを作っていく。
時価総額の変化に合わせてポートフォリオの割合を自動調整してくれる発想と考え方は同じです。
もちろん、そうした考え方をうまく活かしたとしても、
そもそも選んだ市場が悪ければ結果は出ません。
まさに「外製=インデックス投資」と言うことができるわけです。
ルイーダの酒場
コロナ禍を経て人々の働き方に対する価値観が大きく変わりましたから、
大手企業とパートナ企業、という従来の形からより細分化され、
大手企業と個人、というところまで今後の開発というのは一気に加速していくと先生は考えています。
ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズで、主人公が仲間を集めるために立ち寄る「ルイーダの酒場」という場所がありますが、
こうしたコミュニティを作ったものこそが勝つ。
ITはリモートで仕事ができますから、そうした時代になってきているのだと思います。
今日は仕事における個別株投資とインデックス投資の例え話をしてみました。
皆さんのお仕事では資産運用での経験がお仕事に活かされてることは何かありますか?
ぜひお聞かせいただければ嬉しいです。
こちらの記事もよろしければどうぞ。
では、ごきげんよう。
内製は個別株投資。外製はインデックス投資。